川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

来月は。

私は、2度のアメリカ赴任で、二人の子供がゼロから(息子は中学レベルから)バイリンガルになる過程を一緒に宿題をしながら、つぶさに観察しました。  それを踏まえて、来月は

英語習得のプロセス

についてお話ししたいと思います。

今回のシャドウイングについての考え方もそうでしたが、来月の英語学習の段階についても従来、英語学習の常識とされていた考え方とは違う意見を述べます。  皆さんには、理解しづらい部分もあると思いますので、以下のブログをお読みになっておいていただくと、わかりやすいと思います。

たくさんあって恐縮ですが、これから次回のブログアップまで一か月ほどありますので、お時間のある時で結構ですので、ぜひ、お読みになってください。 (日付をクリックするとその記事が読めるようになっています。)

5月19日 (1)高校生の皆さんへ
新しいことを学ぶスタートのときに基本を習得しないと、後からは身に付けられないことを述べています。

5月22日 (2)「こんなもの、いくら英語で説明されたってわかんないんだよ」
英語のわからない人に英語で教えることは無意味です。  アラビア語アラビア語で教えられてわかりますか。

5月24日 (3)「英語を英語で理解する状態」とは、どういう状態か。

5月26日 (4)予告編だけでは映画はわからない
言葉は教師に教えてもらうことだけで、十分なのではありません。  自分で学んで理解していくことがたくさんあります。

5月28日 (5)2つの「英語を英語で理解する」は全然違うこと。
上級者と初級者の「英語を英語で理解する」の違い

5月30日 (6)上級者のやっていることを真似しても頭の中でやっていることは初級者のままです。

6月3日 「意味を成す英文を頭の中に構築する能力」
私はどういう練習をして、言いたいことが英語で頭に浮かんでくるようになったのかを踏まえて書いています。

2012年12月14日  駐在員のお父さん、無理なことを子供に言わないで。
会社で「英語以外しゃべるな」と言われたら、お父さんは仕事、できますか。

5月12日  だんだん、わかってくること。
中学生の私はI’m proud of you.を日本語に訳さず、英語のまま覚えれば、本当の意味が分かったのでしょうか。  初心者が英語を英語のまま覚えれば英語のニュアンスがわかるのでしょうか。



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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)





高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  私はとても困っています。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。