2014-01-01から1年間の記事一覧
今年の年末年始のお休みは長いですから、この時期を利用して、発音の練習をしよう、という方もいらっしゃると思います。 そこで、年末のご挨拶よりも、発音練習のコツについてお話ししたほうが、皆さんにとっては役に立つのではないかと思いました。 それで…
前回(12月8日)は、アメリカではプレゼンテーションの練習が幼稚園の時から始まり、その練習は小学校の各教科の中で引き続き行われる、とお話ししました。 実際に、小学校の各教科ではプレゼンテーション(大変、初歩的な形ではありますが)を何回も行い…
今週は皆さんにお知らせがありますので、先週のブログの続きは来週掲載いたします。私は2010年から3冊の本を出版してきました。 1冊目は「英語発音、日本人でもここまでできます。」発音を習得するための本です。 2冊目は「続・英語発音、日本人でも…
私が受けた教育新聞のインタビュー記事は12月8日発行の教育新聞に掲載されました。教育新聞は教育関係の方々が読む新聞ですので、一般の人が読む機会がないと思います。 それで、私がインタビューで話したことをブログで、皆さんにもお知らせしたいと思い…
私は、日本人が英語習得をする場合、「時間がかかってしまうのは、母国語の特徴から仕方のないことです」と書きました。 そして11月26日のブログで次のように書きました。* * *英語を習得した上級者が、「自分は最初から英語だけの環境に入れられても…
昨日は中学生は子音が日本語化しますが、「非常に緻密にお手本の発音を真似することができる」と述べました。 先生の教えた通りの口の形をすることだけに一生懸命な小学生の発音とは違うと述べました。 また、中学生は、「文全体をお手本と同じに流れるよう…
英語の早期教育に対する誤解については3回で完結させる予定でしたが、最後が少し長くなってしまいましたので、今日と明日の2回に分けてお話ししようと思います。11月13日のブログで私は、「英語を習っている小学生の文章の発音を聞くとネイティブの子…
先週は英語の早期教育が有効だと錯覚させる2つの誤解「その1」について説明致しました。今日は、誤解「その2」について説明いたします。誤解2 ヨーロッパの英語教育に対する誤解日本人が英語を話す場合、非常に難しいことが2つあります。(困難その1)…
大修館から出版されている「英語教育」という雑誌の12月号に私の3冊目の本「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」が紹介されました。この雑誌の93ページ「New Books & DVDs」というページです。 書いてくださっているのは埼玉大学准教授 及川…
今日から3回に分けて「英語の早期教育が効果がある」という誤解について説明して行きたいと思います。英語の早期教育が効果があると思っている人は2つの点で、大きな誤解をしています。誤解1 臨界期仮説に対する誤解 誤解2 ヨーロッパの英語教育に対する…
私の3冊目の本「帰国子女に見る世界に通用する英語力の育て方」という本が売れるにしたがって、一冊目の本「英語発音、日本人でもここまで出来ます。」を買う方が増えてきています。 と、出版社の方からお聞きしました。私はとてもよかったと思っています。…
昨日、「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」をお読みいただいた教育新聞の方から「小学校3年生から英語の授業を導入することについて」2時間のインタビューを受けました。教育新聞に掲載されるのは12月だそうですので、掲載されましたら、皆…
ネット書店の方も十分な在庫が入りましたので、注文を受け次第、発送されるようになりました。 どうぞご利用ください。 * * * ==================================== 高校入試で子供たちが親の収入によって差別され…
ネット書店で在庫がなくなっている状況で皆様にご迷惑をおかけしています。私の本は「英語発音、日本人でもここまで出来ます。」 「続・英語発音、日本人でもここまで出来ます。」 今回出版した 「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」以上3冊とも…
皆さんにとって、「子音の日本語化」というのは聞きなれない言葉だと思います。 どのような現象をいうのかは私のホームページで「通じない日本人の発音」という題でご紹介しています。子音の日本語化が日本人の英語を聞きづらくしていることはもうずいぶん前…
本日、私の3冊目の本「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」が発売されました。 私のホームページには、読者の皆様へのメッセージが掲載されております。世界に通用する英語力は「正確な発音」と「高い英語力」によって出来上がります。 この二つ…
本日、瀬谷出版のサイトで「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」の詳しい目次と本の中身(一部)が見られるようになりました。 こちらから移動できます. http://www.seya-shuppan.jp/book/31-3.html目次にある2章早期教育をすれば発音はネイティ…
新しい本の表紙ができましたので、ご紹介いたします。 表紙の帯には通じる子音はこうやって発音する! 40年の発音練習、 10年のアメリカ滞在。 そこから生まれた テクニックを初公開! 本書67ページ と書いてあります。 これは何を書いてあるのかと言…
今日は新しい本の第5章に書いてあります英文読書能力養成プログラムについてお話しいたします。英語の本を読む話になると大抵の方が「英語の本なんて、あんなつまらないものは読めない」とおっしゃいます。 そう思われるのは学校で、宿題に読まされたサイド…
3冊目の本の執筆のためブログをお休みさせていただいておりますが、来月の上旬には皆さんに新しい本の紹介ができると思います。題は帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方です。私は1988年から2006年までの18年間に2回、夫の赴任について…
ブログをお休みさせていただいていますが、ご質問者の方から丁寧なお礼のメールを頂戴いたしましたので、一言書かせていただこうと思いました。私は、自分の意志で英語を勉強している方から、英語学習についてご質問を受けますと、英語力を上げるために、そ…
読者の方からのもう一つのご質問は「アメリカにいた間、娘の日本語の維持はどうしていましたか」ということでした。娘の日本語は補習校に毎週土曜日通って維持していました。 前にも書きましたが、娘の通っていた現地のミドルスクールは宿題が多く、アメリカ…
読者の方からいくつかご質問をいただきました。 ひとつずつ順番にお答えしたいと思います。一つ目は「子供の年齢が高くなってきた時に、海外赴任をすることになった場合、子供を連れていくかどうかをどうやって決めたらよいか」についてです。子供が小学校低…
最近私は、昔、娘が言ったことをよく思い出します。アメリカにいた頃、娘は中学校にいました。 授業で、「OOについて調べてレポートを書く」という宿題がよく出ました。その時、「どこかに書いてあることをそのまま写してくると、先生はすぐにわかるの」と娘…
娘は5年生の9月からアメリカのミドルスクールに入学しました。 5年生はミドルスクールの1年生でした。 小学校を卒業したばかりの生徒たちが入ってきますので、先生方も最初は学校になれることを重点に、やさしく指導してくださいました。娘は英語は全く…
私は、2度のアメリカ赴任で、二人の子供がゼロから(息子は中学レベルから)バイリンガルになる過程を一緒に宿題をしながら、つぶさに観察しました。 それを踏まえて、来月は英語習得のプロセスについてお話ししたいと思います。今回のシャドウイングについ…
太平洋側は晴天が続いて空気が乾燥しています。 気温も低いので、発声練習を行う時、のどに負担がかかる気がします。 ここ数日、私は熱いお茶を横に置いて時々飲みながら発声練習をしています。発声に使うのど、鼻などはデリケートな部分ですので、痛めない…
昨日は、発音練習は100%注意を集中して音を聞いてください、と申し上げました。 まず、自分が音が聞けるようにならないと正しい発音でしゃべれないからですね。 発音を習得する場合、音が聞けるようになるのはとても大事なことです。100%の注意で聞…
もともとシャドウイングは発音を習得した人が聞きながらしゃべるという「2つのことを同時に行うこと」を訓練するために使われる方法だったのではないでしょうか。 これから発音を身に付ける人のための練習方法ではなかったのではないでしょうか。 シャドウ…
昨日は「リズムやイントネーションは文全体を聞いて初めて把握できるものだ」と説明いたしました。音の強弱、緩急(リズム)、高低(イントネーション)は、すべて比較の問題なので、全体を聞いて初めて決まるものだとお話ししました。これをわかりやすく説…