2015-01-01から1年間の記事一覧
2023年7月9日 角川歴彦氏らKADOKAWAの取締役の方々について覚えていることがありましたので、最後の部分に黒い太字で加筆しました。取締役の方々は無名の人間にはどんなひどいことをしてもいいと思っているように私には見えました。 無名の人間はつぶしてし…
私の家の周りには木がたくさんあります。 夏はセミの鳴き声がうるさいくらい聞こえます。 ですから夏になると、セミの抜け殻を見かけることがあります。 地面に転がっている時もありますし、木にくっついていることもあります。 セミが抜け出た後の半透明で…
12月に入りました。 忘年会のシーズンですね。 カラオケで英語の歌を歌う方もいらっしゃると思います。 そこで今日は歌をうまく歌うちょっとしたコツについてお話ししたいと思います。技術的なこと(発声や腹式呼吸)については、著書「英語発音、日本人で…
9月4日のブログで英語のLの発音と日本語化したLの発音を、子音の部分を拡大して聞いていただきました。今日はF、M、N、の子音について拡大して聞いていただきます。まず、Fの発音です。 Fight という単語を使い、最初に英語の子音の長さを拡大して発…
東京書籍のかかわりについては黄緑色の部分に書いてあります。 「川合式英語学習法(中学でこういう発音を身に着け、高校で英語の語順で理解し、大学で大量の読書を行い英語で考えるようにする英語教育の方法)」は最後に青字で書いてあります。大阪府箕面市…
先日、知っている方から次のように言われました。 「今日、書店に行ったら、川合先生の本「続・英語発音、日本人でもここまでできます。」が、高校の学習参考書のところにおいてありましたよ。」私の2冊目の本「続・英語発音、日本人でもここまでできます。…
今日は9月2日のブログ「文部科学省の方針(小学校から英語の授業)を実施したので、小学生がカタカナ発音で話しています。(4)補足」でお話しした、日本人の英語がわかりにくくなる原因、「子音の日本語化」について、音声ファイルを使ってご説明いたし…
4月13日のブログより、私は文部科学省の方針の問題点を、自分の子供たちの英語習得過程の事実に基づいて指摘してきました。 なぜ、それを行って来たかというと次のような理由です。私の息子はアメリカに着いたばかりのころ、化学のできる高校生が教えてく…
私は昨日のブログで「日本人の英語は通じないのが普通です」と述べました。 なぜなら、日本人は英語を話しているつもりでも、実際には、日本語の発音の仕方を持ち込んで話しているからです。 つまり、英語の音を出してしゃべっていないから通じないのです。…
保護者の皆さんの中には「小学生のうちに学校で英語発音を教えてくれないのなら家庭で発音を習わせに行かせなければならないのか」と心配する方もいらっしゃると思いますが、その必要はありません。 小学生のうちに発音を習いに行っても、結局、大人の先生の…
小学校からの英語教育は保護者の強い要望があって、それに押される形で、文部科学省が開始した、という経緯を何年も前に読んだことがあります。 後ろに「小さい頃に英語をやれば、うまくなる」という保護者の気持ちがあると思います。 けれども、授業の中で…
Youtubeに小学校の英語の授業の様子が載っています。 どうぞご覧下さい。 出来れば、ヘッドフォンをつけて子供たちの発音をお聞きください。 これらの授業の中で子供たちが話している発音は、英語の発音ではありません。 カタカナ発音です。 ネイティブの先…
以前にも、この問題について書きましたが(2014年11月18日のブログを参照してください。)、今日はこれについて、私の体験を3つお話ししながら説明したいと思います。日本人が英語を学ぶとき、最も難しいことが2つあります。 発音と語順です。 こ…
(高校時代のスピーキング指導についてはこのブログの中ほど、青字の部分に書いてあります。) 英語と日本語の語順はまったく違います。 日本語から類推しても、英文はわかりません。 英語は母国語との類似性を使って教えられないのです。 そういう場合は、…
私は著書「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」の中で、小学校5年生と中学3年生の子供たちは、最初の2年間は教科書を日本語に訳して理解していきました、と書きました。小学5年生の教科書でも、日本の高校で習う英文法を知らないと理解できな…
6月1日、7月6日、7月7日のブログで、「英語で考える」「英語を英語で理解する」という指導法の問題点を述べました。日本人が何十年も信じてきた「英語習得に日本語訳を使うと害がある」 − これは、なんら客観的な根拠があって言われたことではありませ…
今日のブログを始める前に、高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)高校入試のスピーキングテストは本来文…
前回は、日本で「英語で考える」「英語を英語で理解する」という指導法の発音面での欠陥を述べました。 今日は、「英語で考える」「英語を英語で理解する」という指導法の語彙の面での欠陥を明らかに致します。私は6月1日のブログで、「英語で考える」「英…
私は先月のブログの冒頭で、「中学校の英語の授業を英語で行う」という文部科学省の方針は失敗する、と申し上げました。 なぜ失敗するのがわかるのかと言いますと、文部科学省のこの方針には、インプットの重要性に対する認識が欠けているからです。 これは…
前回のブログ「わが子の英語力を上げたかったら、文部科学省がどのような方針を打ち出そうと、中学、高校の英語は日本語で学習させる」(4回シリーズ)は、皆さんのお役に立ちましたでしょうか。「中学、高校の英語の授業を英語で行う」方針は、実施、2,3…
私は先回のブログで「学習の終わった英文を発音練習してください」と述べました。 意味も分からない文章を発音練習しても英語の実力は付きません。 私は4月13日のブログで、母国語は時には皮膚感覚まで含むほど深く人間の意識の中に入っていると申し上げ…
今日は、先回皆さんにお約束した、中学生の発音練習について、お話しします。 こちらに書きました発音練習のやり方は私の本「英語発音、日本人でもここまでできます。DVD付き」に書いてあります発音練習のやり方とほぼ同じです。 私が中学時代に実際に行って…
13日の続きです。 では、意味が分かるようになった英語を体になじませていく作業は何で行うかというと、これは、発音練習によって行います。 意味や構造をよく理解した後の英文を何十回と発音していく、発音練習によって行います。 この時、発音だけでなく…
新学期が始まりました。 今回は、保護者の方々に「わが子にしっかりとした英語力を身に付けさせるには、中学、高校の英語は母国語で学習させる」と言う内容で4回シリーズでお話し致します。 まだ、皆さんにお話ししたことのなかった、私と息子のアメリカで…
発音練習をしてもなかなかうまく発音できないと、人は、「自分はもっと発音するときの口の形を詳しく学ばなければならない」と思って、どんどん細かい口の形に関する情報を求めていきます。けれどもこれは、発音習得を行う上では、かえって逆効果となります…
英語を英語で理解する、というやり方をとる人は、日本語を介在させないので、 しゃべるときにも、最初から英語で言いたいことを生徒にしゃべらせます。 そうすると発音にも問題が生じます。発音習得というのはまず、注意深く音を聞いて日本語にはない英語の…
私は、子供たちを連れてアメリカに行くことになったとき、日本の英語学習者に有益な情報を持って帰って英語学習の役に立てていただこうと決心し、2人の子供の英語習得過程をつぶさに観察しました。その結果わかったことに基づいて、見てみると、日本の英語…
私は2冊目の本「続・英語発音、日本人でもここまで出来ます。」で、生徒さんと私の発音の違いを説明しました。 いずれも音の微妙な違いなので、読者の皆さんは「こんな微妙な違いを直すことに何の意味があるのか」と最初は思われたことと思います。けれども…
シカゴにいた頃、お昼に、スーパーで、2歳の息子をカートに乗せて買い物をしていたら、知り合いのお母さんに会いました。 息子より1歳くらい年上の勇之介君(仮名)のお母さんでした。 勇之介君はもうプリスクールに行っていました。勇之介君のお母さんと…
私は今、オリジナルセブンの2冊目の本を「ライオンと魔女」のお話に決めてよかったと思っています。ナルニア国物語は何か国語にも訳されて、世界中で読まれている名作です。 ということは日本中どこの図書館に行っても大抵おいてある名作だということです。…