川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「口の形を習うこと」と「ネイティブのようにしゃべること」との間を埋める練習(2)

先回、「基本の音の口の形を習うこと」と「ネイティブと同じようにしゃべること」との間にあるステップを一つ一つ練習して埋めていってくださいと書きました。発音を一生懸命練習しても、通じなくて、また、新しい発音の本を手に、発音を学びます。それでも…

「口の形を習うこと」と「ネイティブのようにしゃべること」との間を埋める練習(1)

最近、娘が何か用があって私のところに来るときは、私はブログの原稿を書いているときが多いです。娘は私のブログなどまったく読んでいませんが、パソコンの前に座ってじっと考え込んでいる私を良く見ているせいか、昨日「ママのブログって書くの疲れそうだ…

自分で音と向き合う

何かするとき、自分がちょっとやってできないから人にやってもらう、やっぱり自分ではだめで人にやってもらったほうがよくできると納得する。これが多くの場合起こることだと思います。でも、誰にも何とかしてもらえない人は、しょうがないからそこで自分で…

ブレイクスルーの瞬間

今までホームページで毎月行っている「自分で発音を直していく時のヒント」で、Sの発音やRの発音、音をためるように言うMやNなどについて説明してきました。 これらに共通するのは、日本人は単語の最初の子音の言い方が短い、すぐ次の音に行ってしまうという…

有機的につながる「耳、口、脳」を一体として訓練する発音練習

私は2012年11月2日のブログ「脳による認識(Rの発音―その2)」で、次のように書きました。***** 音を比べることは耳の仕事のように見えますが、皆さんが音を比べて「英語のRの音が日本語の子音より長い」と分かったとき、「英語と日本語の子音の違…

声の量

美しく響く発声のポイントは、口の奥にゆで卵を立てて入れたように上下の間隔を大きく取ることです。 口の奥の柔らかい天井の部分を上に引き上げて発音してみてください。音質が変わるのが分かると思います。天井の部分を引き上げると、舌の付け根もぐっと下…

ネイティブも美しいと思う英語

これまで、日本人の英語について言われたことで私が知っているのは、日本人の英語は通じない 日本人の英語は流暢にしゃべっていても何を言っているのか分からないそして、ごく親しい人から内々に聞いたのは面と向かって何も言わないけれど、みんな陰で、日本…

練習を続けるコツ

前回は読者の方からいただいたメールをご紹介しました。 私はこの方が学校に行かなくても、発音の先生がいなくても、ご自分で、発音の勉強を始められて本当に良かったと思います。発音は自分で身につけることが出来ます。1月に入ってから、またこの方から、…

読者の方からのメール

先月、12月15日に、私はアメリカにいらっしゃる読者の方からメールをいただきました。 ご本人のお許しをいただきましたので、こちらで皆さんにご紹介したいと思います。川合先生 こんにちは。私は、アメリカに住んでいますが、もう、5−6年経つのに、英語…

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。今年も皆さんの発音練習のお役に立つ情報をたくさんアップしていきたいと思います。 また、年末に発売されました、2冊目の本、「続・英語発音、日本人でもここまでできます。〜発音能力を育てる川合メソッド」をご購…