川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

文部科学省の英語教育の方針が万年失敗になる理由。(文部科学省は、なぜ発音指導もCDも学校で生徒に与えないのか。英語教育産業を守るため。学校教育で発音完璧なスピーキングができれば誰も英会話学校へは行かない)

(9月11日に加筆した①②➂はこのすぐ下の部分に書いてあります。①HP更新②東京都のスピーキングテストは教育基本法第4条違反文部科学省の英語教育の方針が万年失敗になる理由。文科省の英語教育は英語教育産業のいいカモ作り)

2022年10月8日 私がこちらのブログの冒頭(水色の部分、英語教育に関する部分)のような激しい文章を書いた理由。私事ですので興味のある方のみお読みください。

あの文章を書く少し前、私はCSで放送された「タクシー運転手」という韓国映画を見ました。 以前夫が「光州事件の時、軍に攻撃される市民の惨状をビデオカメラに収めたドイツ人ジャーナリストを光州からソウルの空港に乗せていくタクシー運転手を描いた映画だよ。実話に基づいた映画で、いい映画だよ」と言っていたので、見てみたいと思いました。

最後の場面で、光州のタクシー運転手たちから、「私たちのために君はピーター(ジャーナリスト)を乗せてソウルの空港に行ってくれ」と言われて彼は惨状の光州を後にしてソウルに出発します。 途中、軍の検問があり強行突破し軍に追跡されます。  そこを光州のタクシーが何台も守りに来て、ソウルのタクシーに近づく軍の車を妨害しに割り込みます。 でも軍用車に激突され死んでいきます。軍は自分たちが光州でやっていることが国外に知られることを何としても阻止しようと必死でジャーナリストの乗ったソウルのタクシーを追いかけます。  ソウルのタクシー運転手は車が激突する音を自分のタクシーの後ろに聞きながら、自分を守って仲間が命を落とした事に悲しみをこらえながら運転し、軍用車を振り切って、ピーターを乗せてソウルに向かいます。 

私はその映画を見ながら、私には戦車の弾丸が飛び交う道路で、弾圧に抗議する集会に参加する勇気はないけれど、子供を守る努力をする事はできる、と思いました。 ソウルにジャーナリストを乗せていくタクシーを軍用車の前に突っ込んで守る勇気はないけれど、子供を守る努力をすることはできる、と思いました。

国民を弾圧することとは違うけれど、子供達が本来なら受けられるべき教育を自分が私腹を肥やすために取り上げている政治家(下村博文)だって、国民に悪いことをしていることに変わりはない。その政治家(下村博文)の言いなりになって、子供達から本来学校で学べることを取り上げている文部科学省だって許されることではない。そう思ったら、あんなに激しい文章になってしまいました。

けれども、私は英語教育の専門家です。 政府の英語教育に反対する理由に感情的なものは一切ありません。 その根拠は全て英語教育の基本と英語習得過程の事実に基づくものです。



2022年9月11日 3点加筆しました。それぞれ下に詳しい説明があります。
①ホームページを改訂しました。(こちら)
②東京都のスピーキングテストについては先生方がすでに監査請求をされていますので、私が何も書く必要はないと思いましたが、HP制作中、HP改訂のお知らせと共に掲載するつもりで書いていた原稿があります。英語教師から見た「不公平なテストの証拠」ですので参考までに掲載しました。題は「東京都の高校入試のスピーキングテストは教育基本法第4条に違反する違法なテストです。 やめさせるには、東京都教育委員会を相手取って「スピーキングテストの差し止め」を求めて東京地裁に提訴するしかないと思います。東京地裁で納得いく判決が得られなければ控訴、上告という手段で、最高裁まで東京都のスピーキングテストの妥当性を司法に判断してもらうことが出来ます。」
文部科学省の学校英語教育の目的は「英語教育産業のいいカモになる日本人を大量に作り出すこと」その為に文部科学省は「絶対に学校で通じる発音を生徒に習得させない」(憲法第15条第2項違反、国家公務員法第96条第1項違反) 

詳しい説明

①ホームページを改訂しました。(こちら) 5月28日より原稿を書き始めて先週末HPが完成しました。 スマートフォンでも見られるようになりました。 「学校英語教育のやり方」をトップページに持ってきました。  「英語の音質(声)で話す練習」を追加しました。子音の日本語化を直す練習は今までブログにリンクをつけて説明していましたが、子音ごとの練習方法をホームぺージの中にまとめました。  英語が日本企業の国際化の大きな足かせになっていますが、適切な学校英語教育を行えば、「通じる発音ですらすら自分の言いたいことを話せる学生」が毎年多数日本企業に入社してきます。 文部科学省が正しい英語教育をすれば、日本人がネイティブ発音で言いたいことをすらすらしゃべるのは当たり前のことです。 本当ですよ、経団連の十倉雅和会長。 もう日本企業は莫大な英語コストを負担する必要はありません。


②東京都の高校入試のスピーキングテストは教育基本法第4条に違反する違法なテストです。 やめさせるには、東京都教育委員会を相手取って、スピーキングテストの差し止めを求めて裁判所に提訴するしかないと思います。学校で教えていないことをテストされれば塾にいけない生徒は経済的地位によって不当に教育上差別されることになります。これは経済的地位による差別を禁止した教育基本法第4条に違反します。
「中学校で教えていないことをテストする違法なテスト」とは

現行の学習指導要領(151ページ)では「音声指導に当たっては」、発音記号については「音声指導の補助として必要に応じて発音表記を用いて指導することもできることに留意すること」となっていて必ず教える項目にはなっていません。 しかし、発音記号ごとの正しい発音を教えなければ生徒は正しいスピーキングは出来ません。 事実、私は中学1年生の時、授業で教科書の音声を聞くだけではどうやって発音したらよいのか全然わかりませんでした。 (私は中学1年の時に親に買ってもらったテープの教材で英語を勉強しました。(当時教科書の音声は入手できませんでした) けれども、どうやってテープと同じに発音するのかわからなかったので発音記号ごとの発音の仕方を自分で調べて勉強しました) さらに、発音は教えただけでは身につきません。 体育の逆上がりと同じで(筋肉トレーニング)教えた後生徒がその口の動きを家で練習しなければ出来るようにはなりません。 それには練習のための教科書の英語音声を生徒一人一人に配布する必要があります。  けれども文部科学省は教科書の音声も生徒に与えていません。 【注1】 これでは練習は出来ません。(家で練習しても習得までに2年間かかります。)    最もひどいのは学習指導要領151ページに書いてある「授業は英語で行うことを基本とする。」方針です。 最初の授業から、生徒に英語で話させたら、生徒の発音はぼろぼろになります。 生徒は日本語の発音の仕方しか知らないのですから当然です。  従って、現在、東京都の中学校でスピーキング教育は行われていません。

学校で教えていないことが高校入試でテストされるとなれば、親がすることは決まっています。 「塾で教えてもらう」です。 その結果、塾にいけない生徒が不利益を受けるのは目に見えています。 大学の英語民間試験よりもっと露骨な「親の収入による差別」を義務教育の子供達が受けることになります。 教育基本法第4条では経済的地位による教育の差別は禁止されています。 東京都教育委員会による塾にいけない生徒に対する不当な差別は司法の判断でとめてもらうしか方法はないと思います。 (採点もフィリピンでするそうです。フィリピンでの採点については情報開示を求めても開示してくれないそうです。どのように採点の公平性が保たれるのかも不明です。)  

それともう一つ私が気になったのは、以前見た東京都議会での教育委員会の対応でした。 ある議員が、「ベネッセが高校入試のスピーキングテストを行うことを自社の利益拡大に利用することはないのか」と質問したのに対し、東京都教育委員会は「ベネッセとの契約でそういうことは行わないことになっている」と答えました。 ところが次に都議が提示した資料では明らかにベネッセがスピーキングテスト対策と思われる教材を販売していることが明らかになりました。  東京都教育委員会は「それについては知らなかったので調査する」と答えましたが、その動画を見た私には「東京都教育委員会はベネッセのすることに一切口出ししない」という態度が見て取れました。 私は「ベネッセが東京都のスピーキングテストをすることについて、東京都教育委員会が何も言えない何らかの政治的な力が働いている」という印象を受けました。 

義務教育の子供達が東京都教育委員会によって不当な差別を受けることは許されないと思います。 裁判に費用がかかりますが、クラウドファンディングのような手段で集めれば全国に協力してくださる方はいると思います。  この東京都のスピーキングテストはやがて全国に波及していくと思いますので、どの県に住んでいても決して対岸の火事ではないと思います。


【注1】 パソコンで教科書の音声が聞けるのかと思い、東京都に姪がいるので聞いてみたら「息子の中学校は、パソコンは学校保管だから家には持って帰れないの。」ということでした。 (学校保管を悪いとは私は思いません。なぜなら、もう一人東京都にいる知り合いが「パソコンが壊れると親が自費で直すの。すごくお金がかかって大変なの」といっていました。   毎日持ち帰っていたら壊れる確率も増すでしょう。 それもあってCDの方が扱いやすいと思いました。 英語音声さえ生徒に与えてくれればどんな形でもいいです。  中学の英語の教科書のデジタル化はもう決まったようですね。 でも、現在、高校入試のスピーキングテストを受ける子供達には教科書の音声モデルは与えられていません。)


文部科学省の英語教育の目的は英語教育産業のいいカモになる日本人を大量に作り出すこと 文部科学省は絶対に学校で通じる発音を国民に習得させない (文部科学省の行為は国家公務員の職務を定めた憲法第15条第2項に違反し、国家公務員法第96条第1項に違反する。)
2022年8月8日に発表された文部科学省「英語教育・日本人の対外発信力の改善に向けて(アクションプラン)」は失敗します。その理由を説明します。
このプランの8ページ目②をご覧ください。 そこに「授業は英語で行うことを基本とする」という言葉があります。  英語で授業をすると子供たちの発音はぼろぼろになります。生徒の耳の中に正しい発音が蓄積される前に英語で話させると生徒は日本語の音しか知りませんのでぼろぼろの発音で英語を話し始めます。 その結果、生徒の発音は通じませんので「発信力」はぼろぼろになります。 従って「英語教育・日本人の対外発信力の改善に向けて(アクションプラン)は失敗します。 2021年から始まった現在の学習指導要領には「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と書いてあります。 次の改訂は10年後くらいでしょうから、 2031年まで文部科学省がどんな立派な英語教育プランを作っても失敗します。 7ページ目には外部の団体のディベートやスピーチコンテストを支援すると書いてありますけれど、通じない発音でディベートやスピーチコンテストをしても無駄です。 

英語で行う学習には2通りあります。

(1) 英語力をつけるために行う学習

   ① 正しい発音を習得する為の学習
   ② 英語の語順で文を理解できるようにする学習
     日本人は日本語からの類推で英文を作ることはできません。 
     そこで、まず英語の基本的な文の形(英語の原型)を覚えて自分の中に蓄積させます。
     そして、その「文の型」に従って英文をしゃべるようにします。
     この英語の原型が頭の中にないと何もしゃべれません。

(2) 英語力を身に着けた人が行う学習

  英語で授業
  英語で討論
  英語で発表
  英語でスピーチ
  英語でディベート
  英語でエッセイ(小論文)を書く
  英語の本で速読

 (2)は「英語で○○」というのが目立ちますね。 そうなんです。(2)「英語で○○」するためには、(1)英語力をつける学習を先にしなければできないのです。  皆さんには帰国子女が「英語で○○」しながら英語力を習得しているように見えるのかもしれません。 けれどもそこには日本の英語教育にかかわった大学教授達も気づかなかった理由があるのです。

理由(1)英語圏に行った子供たちには「大量の英語インプット」がある。
私は日本で英語を学びました。 2度目のアメリカ赴任が決まった時、私は子供たちが英語を身に着ける過程をつぶさに観察しました。  そして日本で英語を学ぶ時、最も日本人が苦労する「発音」と「語順」を彼らがどう学んでいくかを注意深く観察しました。 そして分かったのが、「英語圏では大量の英語インプットがある」ということでした。

彼らは学校にいる間中(7時間くらい)ずっと英語を聞いています。 従って大量の発音が耳の中に蓄積されますので、ネイティブのように発音できます。 ネイティブが使っている文をそのまま真似ていうこともできるようになります。例えば私の娘は渡米2,3か月後、英語もわからないのに、嫌がることをわざとする男の子にすごい顔をして、「すたぺっど」(Stop it ! ) と怒鳴ってやめさせていました。こうして語順も習得します。(動詞の後に目的語) 娘は「みんなの真似しただけ」といっていましたけれど日本にいたら発音や語順を真似するお手本になる英語は聞けません。日本では誰も英語を話していませんから。 つまり大量の英語インプットのある国とない国では英語教育の仕方は違うのです。日本では「英語で○○」しながら、発音も語順も身に着けることはできません。

理由(2) もう一つ「英語で○○」しながら英語力がつくように日本で勘違いされる理由は、小学校低学年までを除いて、帰国子女も家で「英語を日本語に訳して理解する」という膨大な努力をしていることを日本にいる人々は知らないからでしょう。 また帰国子女自身も4年もアメリカにいると「僕は最初から全部自分で出来たんだよね」と、日本語に訳して苦労して英語を理解したころのことを忘れてしまうからです。  日本で英語を学んだ人でも英語が堪能になると、日本語に訳して英語を学んだ頃のことを忘れてしまう人はたくさんいます。 例えば英語学校FORWARDの石渡誠氏のように「英語を英語で理解する指導法」などという全く不可能な指導法を提唱している人がいます。 石渡氏が「英語の神様」と呼ぶ松本亨氏(NHKの英語講座を21年担当。昭和46年度NHK放送文化賞受賞)が提唱した「英語で考える指導法」も松本亨氏の勘違いから生まれた方法です。こちらのブログではその「英語の神様、松本亨氏」の間違いを最初のわずか10行で証明しました。これほど簡単に間違いだとわかる指導法です。それを50年も提唱してきたのですから松本亨氏、石渡誠氏の罪は非常に重いと思います。 石渡誠氏はこの指導法の間違いが明らかになっても未だに間違いを認めません。 だから石渡誠は「英語で授業」を提唱する教師の中で最も悪質な教師だと思います。 間違いを押し通して平然と生徒の前に教師として立っているのですから。 (石渡誠氏と松本亨氏の指導法の間違いはこちらのブログ「英語の思考活動」(「日本語訳を使ってはいけない」という松本亨氏、石渡誠氏の指導法は、初級者中級車の英語力向上を妨げます)でも説明しました。 2017年11月16日のブログ 「和文英訳(2) 初級者、中級者は、単語の日本語訳を手掛かりに自分の言いたいことを英文にする」をお読みになると、「英語で考える指導法」は、提唱者(石渡誠氏、松本亨氏)だけが「生徒が日本語訳を使っていることを知らない」という事実が皆さんにもお分かりになります。)

以上2つの理由で、「英語で○○」しながら基本的な英語力(発音・語順)が身につくと日本では誤解されているのでしょう。 

それで文部科学省が「(2)英語力を身に着けた人が行う学習」(英語で○○)をすれば英語力がつくかのように計画表を書いても多くの人々が疑問を持たないのでしょう。 でも、洪水のような英語のインプットがある国でやっている教育を日本でやっても生徒に英語力をつけることはできません。 日本では英語力は一つ一つの基本スキルをきちんと学習して身につけなければなりません。 英語で授業をして自分の言いたいことを英語でしゃべらせていれば発音も語順も身につくわけではありません。 今まで一度も発したことのない音、今まで一度もそんな語順で言ったこともないこと、この二つを口を開いた瞬間から同時に行う、そんなことは日本で勝手に生徒に英語をしゃべらせていたらできることではありません。

(2022年11月28日加筆)よく丸暗記はいけない、と言われます。では帰国子女は英語の丸暗記をまったくしなかったか?といえばそうではありません。 毎晩地理の用語を英語で理解してから暗記する、プレゼンテーションを最初から最後まで暗記する、ギリシャの神様の役目とシンボルを暗記する、グループ発表でDJ役になれば言う事は全部暗記する、テストがあれば、地震が起こるプレート理論を理解して暗記する、火山の爆発の起こり方を理解して暗記する、などなど、、、、、 理解してから、その説明を英語で言えるようにする勉強のない科目はありませんでした。 とにかく英語で理解して英語で言えるようにしなければ何も、「理解した」「学んだ」とテストで、証明することはできませんから。 皆さんの中間試験や期末試験の勉強も同じでしょう。化学の教科書を読んで暗記する、歴史の教科書を読んで暗記する、勉強の全部が暗記ではありませんが、基礎的なこと(例えば語の定義など)はほとんど暗記をしたのではないですか。 帰国子女だって、同じことを英語で行うのです。 皆さんが学校で日本語で勉強していることと同じことを全部英語で行うのです。 膨大な暗記も行うのです。それは勉強の本筋ではないかもしれませんが、その土台がなければ上に知識も思考も構築していけなかったのです。私は日本の子供たちの英語力を上げるには中学時代、授業で重要なことを理解した後、教科書の英文を、発音をCDの通りに、文章ごと生徒の頭と口にコピーすることが強固な英語力の基礎を作ると主張しています。(こちらのブログ)こうすれば、中学卒業時子供たちは15歳のレベルで完璧な英語コミュニケーション能力を身につけます。(中学3年間で習うすべての文を理解して正しい発音でスラスラ言えれば、彼らは中学卒業レベルで完璧な英語コミュニケーション能力を身に着けたといえます)「大学まで10年英語をやってもちっともしゃべれない」などという不満はもうなくなります。 子供達は習った文法事項も理解した後、CDと同じに言う練習に入りますから文法も身につけます。 皆さんの中には丸暗記はいけない。自分の思うことを言わせるべきだ、と考える方がいらっしゃるかと思いますが、「音の体系」と「語順」が全く違う言語の基礎を最初に生徒の頭と口におぼえこませるには「音」と「語順」の基礎を何があっても忘れない状態で身に着けさせることが不可欠です。(発音の定着には2年を要します) 帰国子女だってこんなに英語で暗記をしているのになぜ、日本で英語を学ぶ時には「丸暗記はいけない」というのでしょうか? そんなことに文句を言っている暇があったら、必要な英文を理解して正しい発音で言えるようにしてやった方がずっと生徒のためです。 英文を理解して正しい発音で同じように言えなければ学んだものとしてその英文を使うことはできません。 (こういう私も教師をしていたころはそういう勉強でいいのだろうかと悩んで、先輩の先生に相談したことがありました。 でも、結婚してアメリカに行って子供たちが学校でやっていけるようになるまで手伝いながら、もうそんなことを言っているレベルではない暗記の量に、「教科書の英文程度の暗記は大した問題ではない」と思うようになりました。実際私と同じ勉強を中学時代にした姪は「英語で何か言うときは頭に出てくる覚えた英文の一部分を変えて話していたからすらすら言えた」と言っていました。彼女は高校時代帰国子女と間違えられました。 文を覚えた後、文の中の一部の単語を入れ替えれば、自分の言いたいことを正しい発音ですらすら言うことができます。)




文部科学省は「英語で○○」の計画表を繰り返し作って英語教育に失敗しています。 一例を挙げます。

2014年に文部科学省「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表しました。

3ページ目には英語で速読、英語で討論等の活動が書かれていますが、これも英語力を付けるための学習ではなく英語力を習得した人が行う活動です。  高校生自身が「討論は出来ない。もっと基本的なことを教えてほしい」と言ったことは私の高校時代の隣のクラスの生徒の例を出してこちらのブログで説明しました。 結局この「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」も失敗しました。2014年から8年たった現在でも生徒は速読も「英語で討論」もできません。 なぜ計画表の目標の達成度を3年くらいしたら調べて、評価を行わないのですか? 文部科学省は失敗してもいつも知らんぷり。そしてまた、英語力を身に着けた人がする「英語で○○」という活動をリストした見栄えのする計画表を出してくる。 2014年の計画表が失敗したから2022年8月8日にまた「英語教育・日本人の対外発信力の改善に向けて(アクションプラン)」を出してきました。 これも失敗します。 

「英語で○○」は中学、高校で出来ることではないからです。 正しい発音を身に着け、語順の通り理解して英文理解の速度を上げる。 これこそが中学高校でしっかり身に着けることです。 この二つをしっかり身に着けるのに何年かかるか、文科省は知っていますか? 「大人が使う長くて複雑な英文を普通のスピードで正しい発音で言う」私はそれをするのに中学、高校と6年かかりました。高校卒業時、自分の意見を事実・事例を根拠として挙げながら述べる(書く)などとても出来ませんでした。 そんな語彙も、豊富な表現方法も知らなかった。 授業で習った構文を使うので精一杯でした。 (「それは川合典子が出来の悪い生徒だったからだ」といわれればそれまでですけど。。。。私は普通の生徒でした。 高校の英語の時間、新しいレッスンに入るとその内容について生徒が英語で質問し、英語で答えることになっていました。 質問を言う生徒も、答える生徒も途中でいっぱい文が切れてたどたどしい英語でした。 音声モデルで練習できなかった時代、普通の生徒は6年英語を学んでもそれが普通でした。 クラスメートはみんな優秀でした。 だから英問英答も出来たのです。 ただしゃべるときはみんなそういうしゃべり方でした。  帰国子女だって一日7時間くらい英語を聞いて、習得まで2年かかるのですよ。(友達同士で話す程度の英語でしたらそこまで期間はかかりませんが、授業で使われる英語となると、やはり2年くらいかかりました。高校生だったら化学や物理、中学生だったら古代文明や天体など、自分が初めて学ぶことを英語で勉強するわけですから、一年ではとても無理でした) 誰も英語を話していない日本で、一日1時間英語の授業を受けて「英語で○○」がそんな短期間にできるわけないでしょう。 (ちなみに、私が自分の意見を事実や事例を証拠として挙げながら書いたり、言ったりすることができるようになったのは大量の英文読書をした後でした。)

私は最初、「文部科学省は中学高校では「英語力をつけるための授業」をするべきで、高い英語力を習得した人がやることを真似しても無駄だ」とわかっていないと思っていました。 けれども最近は、文部科学省は承知でそれをやっているのだ、とわかってきました。

文部科学省の英語教育計画表は

英語で○○ → 失敗 → 英語で○○ → 失敗 → 

を繰り返しています。その結果、学校英語教育は「いつも失敗の状態」になります。 でも、万年失敗の状態だから、文部科学省の本当の目的「英語教育産業のいいカモになる日本人をたくさん作る」 は達成されるわけです。 次々と英語でディベートだ、英語で速読だ、英語で討論だ、と100年かかっても普通の生徒が教室で出来ないような立派な目標を計画表に掲げ、 「英語で○○ → 失敗」 のサイクルを繰り返すわけです。 それをする英語力は生徒にどこで身に着けさせるのですか?身につけさせないのですよね。 特に通じる発音は絶対に生徒に習得させないのですよね。 そうやって、「英語が通じなくて困る日本人をたくさん作る」のが文部科学省の本当の目的です。 

英語教育産業市場は何兆円とも言われています。 この英語教育産業市場が成り立つのはそれだけのお金を払う、「英語で困った日本人」がいるからです。 その「英語で困る日本人」を大量に作りだしているのが文部科学省の学校英語教育です。 文部科学省は決して通じる発音を生徒に身につけさせない。 そうやって英語が通じなくて困る日本人をたくさん作り出すのが文部科学省の目的です。 

私は根拠なくこういうことを言っているわけではありません。  根拠は文部科学省が絶対に教科書の音声モデルを学校で生徒に配布しないことです。 発音の習得は家庭学習なしには出来ません。  

英会話学校と密接な関係にあることについては6,7年前にわかりました。このブログの紫色で書かれた部分を読んでいただくとお分かりになります。  文部科学省が盛んに「英語で授業」を国民に言い続けていたとき、当時の文部科学省教科調査官だった向後秀明氏は各地で「英語で授業」を広める講演をしました。 向後氏は「泳ぎを習得するためには実際に泳がせなければならない」といって、「英語で授業」をいろいろなところで勧めていました。 その時、向後氏の講演会の日程を載せた文部科学省のページにいつも英会話学校イーオンの名前がありました。  私はそれがとても不思議でした。 その頃ネットで検索するといつもイーオンのキャンペーン「英語で授業をする先生のための無料英会話レッスン」というのが上位に出てきました。 そのあと私はネット上で、文部科学省教科調査官向後秀明氏とイーオン社長の対談「イーオン社長とゆかいな仲間たち」というのを見てたいへん驚きました。 文部科学省と特定の英会話学校が深い関係にあることはこの頃からわかりました。(余談ですけれど、向後秀明氏ほど私のブログからのリンクに細工をしてリンク先を変えた人はいませんでした。 今回は3つほど直しましたが、皆さんがこのブログの紫色の部分をご覧になるころにはまた変えられているかもしれません。 また「向後氏はベネッセ直下の天下り団体ともいえる進学基準研究機構(CEES)の理事をしていた」と教えてくれた大学の先生のツイッターもこのブログの紫色の部分に引用してあります)

文部科学省英会話学校の深い関係はあの頃から出来上がっていたのでしょう。 勿論、中心にいるのは「東大に英語民間試験をさせろ」とすごんでいた下村博文でしょう。  教育の分野で反社会的勢力(暴力団など)のように人を恫喝するなどありえません。


文部官僚は国家公務員です。  日本国憲法第15条第2項では「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と規定されています。(つまり文部科学省は国民の奉仕者であって下村博文奉仕者ではない)この規定を受けて国家公務員法第96条第1項では「すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。」と規定されています。 業者(英会話学校)の利益を守るため、学校で生徒の発音能力を潰(つぶ)す文部科学省は明らかに国家公務員法に違反しています。 違法な政治家の金儲けを合法的に見せる隠れ蓑の役割を文部科学省が果たしている。 下村博文が金儲けのために業者のためにやりたいことを文部科学省が代わって国の権限を使ってやっている。 それによって、国民がこうむった損害は何兆円どころではない、はかり知れません。 なぜなら、中学3年間、高校までなら6年間という長い時間をかけて身に着けるはずだった「正しく流ちょうな英語」は、英会話学校に行ったくらいでは身につかないからです。 文部科学省は取り返しのつかない「国際社会でやっていける国民の能力」を潰(つぶ)しています。
   
日本で英語を勉強する子供達は、アメリカやイギリスのような大量の英語インプットがないところで発音を身に着けなければなりません。 
大量の英語を聞いて発音が身に付いた帰国子女やアメリカやイギリスに留学しで通じる発音を習得した人には日本で英語を勉強する子供達にどうやって正しい発音を習得させたらよいかは、わかりません。 

吉田研作教授もご存じありませんでした。
松本茂教授もご存じありませんでした。
鈴木寛教授もご存じありませんでした。
向後秀明教授もご存じありませんでした。
直山木綿子文部科学省初等中等教育局視学官 もご存じありませんでした。
林佳代子東京外国語大学学長もご存じありませんでした。
安河内哲也氏もご存じありませんでした。
石渡誠氏も存じありませんでした。
英語の教職課程に留学を必修化するといった萩生田元文部科学大臣も知りませんでした。
下村博文も知らなかった(知ってもやらせない)
文部科学省も知らなかった(知ってもやらせない)

文部科学省が英語教育計画表を作る時の至上命令は「日本人に決して通じる発音を習得させるな」 です。 


「違う」というなら、通じる発音を身に着ける為の具体的な発音教育計画表を提示してください。私は50年以上発音練習をしてきましたから教育プランを見れば、そのプランで生徒が通じる発音で話せるようになるかならないかは見た瞬間にわかります。 そんなこともわからないで上記の大学の先生方にこんなことは言えません。 50年以上自分の体でやってきた事というのはそういうものです。 どうやって練習すればいいのか。 どれくらいの量を練習すればいいのか。 定着までにどれくらいの期間を要するのか。 そういうことは全部自分の体に染みついています。 




私は新井紀子氏の詐欺を指摘してから、政府にブログアクセス数を1や2にされることには慣れましたけれど、これでは学校で一生懸命勉強している子供達がかわいそうです。 ご協力いただける方はツイッターで拡散をお願い致します。 スピーキングの基礎、発音指導さえ学校でしてもらえないのでは子供たちがかわいそうです。 彼らは、中学3年間、高校までなら6年間、毎日少しずつ練習して「正しい発音で流ちょうに英語をしゃべれる」はずでした。 毎日の練習を5年6年と続けて身に着けた英語発音に勝る発音はありません。 それを子供達から取り上げたのは文部科学省です。 2031年まで(現行の学習指導要領が続く限り)文部科学省がいかなる英語教育プランを提示しようと生徒の発音はぼろぼろです。 ここはアメリカではないんですよ。 英語の発音なんて全く子供たちの耳には入ってこない。 それで、授業で英語でしゃべらせたってぼろぼろの発音になるに決まっているでしょう。 そんなことも知らない吉田研作や松本茂や向後秀明などの大学教授のいうことを鵜呑みにして作った「英語で授業」の学習指導要領など使えるわけないでしょう。 大学教授はもう少しまじめに英語教育を勉強してください。日本での英語教育も学んでいないのに、現場の先生方のいうことを聞きもしない。 「日本での」英語教育に無知なのは自分達の方でしょう。 (鈴木寛教授に至っては全く英語教育を知らないのに(法学部出身ですから当たり前ですけど)、公の場で英語教育について間違ったことを平気で発言する。止めていただきたいです)文部科学省は承知で生徒の発音をぼろぼろにしています。 そうやって英語教育産業のいいカモになる日本人をたくさん作っています。 日本の子供達が中学高校と6年練習したら、通じる発音ですらすら話せるのは当たり前のことです。 そこらじゅうで子供達がネイティブ発音で話しているのは文科省が正しい英語教育を6年間していれば当たり前のことです。中学高校6年間自分の耳で聞いてしゃべる練習をしてきた英文なら、聞いた通りに言えるのは当たり前のことです。 子供達のその能力を奪ったのは文部科学省です。 だから日本企業もそのしりぬぐいで社員の英語習得のために多大なコストを負担したり、社内で英語公用語とか多くの労力を使っています。 学校教育で通じる発音で言いたいことがすらすら言えるようになれば、社員は普段日本語で話していても、英語が必要な場合は英語でコミュニケーションできます。 つまり会社の上層部がいちいち社員の英語習得の心配などしなくていい、ということです。 日本人が通じる発音で英語をすらすら話すのは学校英語教育をきちんとすれば当たり前のことです。 これをわざと行わない文部科学省の行為は憲法第15条第2項に違反し、国家公務員法第96条第1項に違反しています。 文部科学省が違法行為をしている、ということは文部科学大臣が違法行為を承知でやらせているということです。 首相は自分が任命した文部科学大臣文科省に違法行為をやらせているのを黙って見ているのですか。 文部科学省は国民の「国際社会でやっていける能力」をわざとぼろぼろにしているのですよ。 証拠は生徒に絶対教科書の英語音声を渡さないことです。 文部科学大臣だってスピーキングを身に着けようと思ったら英語のCDくらい買いますでしょう? そんなことは英語教育の常識です。文部科学省はそれさえも行わないのですよ。 おかしいでしょう。 だから彼らの目的は日本人に通じる発音を絶対習得させないことだ、とわかるのです。 生徒のスピーキング能力の習得が急務の国で、英語のCD一つ生徒に渡さないんですよ。英語教育の専門家から見たら、これほど矛盾していることはありません。 文部科学大臣文科省国家公務員法違反を止めさせてください。 岸田首相は文部科学大臣を任命したのですから国家公務員法違反をやめさせない文部科学大臣を見て見ぬふりをしないでください






12/23公教育は利潤を追求するためにするものではありません。公教育の最も重要な事は社会的身分や経済的地位によって差別されることなく子供たちが教育を受けられるようにすることです。(教育基本法第4条)一方、学習塾や民間試験を行う企業は利潤を追求する団体です。同じ「教育」を仕事にしていてもこの2つの役割は明確に違います。物事は基本に帰ると明確に見えてくることがあります。この境を崩してしまったら、日本には、社会的身分や経済的地位によって差別されることなく子供たちが教育を受けられる場所がなくなるのです。 下村博文議員がもくろんでいるのは利潤を追求する企業を学校教育に入れることです。 それも「留学する生徒がTOEFLを受ける」などとは根本的に違う使い方をして「社会的身分や経済的地位によって差別されることなく子供たちが教育を受けられる権利」をはく奪するような使い方をすることです。 そういう使い方は絶対に許されないのです。 なぜならそういうことをしたら子供たちが社会的身分や経済的地位によって差別されることなく教育を受けられる場所が日本になくなるからです。 文部科学省下村博文議員からどれほど恫喝されても、子供たちのこの場所(学校教育)を死守してください。一人の国会議員が多くの子供たちの「教育を受ける権利」をはく奪することは許されません。 下村議員のすることは、明治以来、日本を支えてきた教育の基盤そのものを壊します。 戦後日本が目覚ましい復興を遂げたのは「すべての子供たちが教育を受けられた」という要因が大きかったと私はずっと思ってきました。お金持ちの子供だけが才能を持っているわけではありませんから。 それを可能にしたのが、日本の公教育だったと思っています。日本の公教育はある意味、日本の財産でした。 公教育と利潤を追求する教育は厳密に分けておかなければなりません。 下村博文議員のすることはこの公教育の基盤そのものを壊します。
昨日は夜の11時でもアクセス数は政府の妨害で「9」でした。 ツイッターをお持ちの方は、多くの方に上の内容を伝えてくださいますようお願い申し上げます。


下村博文が教育行政にいることによって、日本の国際競争力は30%低下する。(2022年3月4日)陰謀論を信じる人たちには、下村博文は、「どこかの国が日本を没落させるために送り込んだスパイ」のように見えるでしょうね。

「業者を儲けさせる為に、公教育の内容の一部を作為的に学校で教えないこと」によって、日本の国際競争力は30%低下する。

東京都は高校入試でスピーキングテストを実施することを決めています。 高校入試は本来中学校で習ったことを出題することが決まりですが、中学校でスピーキング教育は行われていません。 私がここで言っているスピーキング教育とは、「生徒が通じる正しい発音で英文を言えるようにする」教育です。 日本では現在、生徒に英語の教科書のCD(音声モデル)も持たせていませんので子供たちは発音練習するすべもありません。

学校で教えてくれないことが高校入試で出題されるとわかった時、保護者がすることは決まっています。 「塾や会話学校で教えてもらう」です。  けれども経済的な事情で塾にも会話学校にも行けない子供たちがいます。 以前塾に行っているのは生徒の7割くらい、と読んだ覚えがあります。 現在はどのような割合かわかりませんが、似たような割合だろうと思います。(そして、この高校入試でのスピーキングテストはやがて全国に広がっていくでしょう。 東京都に導入させた政治家は全国に広げるつもりでしょう。)

つまり3割の子供は必要なことを学校で教えてもらえなかったら、身に着けることはできません。 私は英語の教科書のCD(音声モデル)を生徒に与えてください、と言い続けてきました。  日本語と英語ではこれだけ音もリズムも違うのですから、それを身に着けようと思ったら、CDが必要だということは誰でもわかります。 コンピュータだって学校にあれだけ大量にそろえてくれるのですからCD一つ生徒に与えないのは、作為的に文科省がやっていると容易にわかります。  学校で、完璧なスピーキング能力を身に付けられれば、誰も会話学校に行きませんから。業者を儲けさせる為に公教育でするべき内容を作為的に教えないようにしています。 2020年「東大に英語民間試験をやらせろ」とすごんでいたのは下村博文でした。 教育行政で、業者が儲かるように方針を決めているのは下村博文です。

3割の子供は、スピーキング教育を受けられないまま高校受験に臨む。 本来なら学校でスピーキング教育を受け、学校から配布された教科書のCDで練習して、その努力に見合ったスピーキングテストの点数を取得して、自分が行きたい高校に入れるよう点数を取得できるはずなのに、学校で教えてくれないから、スピーキングテストの点数が取れないままの点数でいける高校に進学していきます。

つまり3割の子供たちは必要なことを教えてもらえない、そして自分にふさわしい教育を受ければ、本来の実力を発揮して進路を歩むことができたのに、不利をこうむった点数で進路を決めていくことになる。 つまり自分の本来の実力にあった教育を受けることが出来なくなる。 その子たちは自分の実力を十分に伸ばす機会を失います。

世界の国々では、業者が儲かるように公教育の内容の一部をわざと教えない、などという国はありません。  どこの国でも、国の未来を作る子供の教育では、教えるべきことはきちんと学校で生徒に教えています。  だから、例えば、外国では、10000人の子供に公教育を行えば、100人の各方面でリーダー的存在になる国民が育っていくとすると、日本では3割の子供が、公教育で充分な内容の教育を受けられないので、10000人の子供に公教育を行っても、70人しかリーダー的存在になる人間が育たない。ということになります。 

(大学入試でも、各大学はスピーキングテストをするよう文科省から求められていますが、自分の大学でスピーキングテストをする施設も人材もない大学がほとんどでしょうから、多くの大学が民間試験に頼ることになります。 その結果、経済的に複数回受けられない、あるいは住んでいる地域での受験が難しい、という理由で不利をこうむる受験生が何割か出てくるでしょう。 そうするとまた、受験料だけで済むはずの教育で、追加で課されるスピーキングテストのため、学力以外の要因によって自分の実力を充分に発揮して進路を選べない生徒が出てきます。 つまりここでも、何割かの生徒が充分に能力を伸ばす大学への入学が出来なくなり、人材の育成の割合が低下します。)

つまり、公教育の内容を「業者を儲けさせるために」作為的に取り除く下村博文のような政治家がいることによって、日本で育つ人材の数が低下するということです。

岸田首相が、日本の国際競争力を高める方針を懸命に実施しても人材が、他国より3割減少した人数しか育ちませんから、首相の努力は 0.7倍(3割減)しか機能しないことになります。 人材が育たない、というのはそういうことです。 政府がいくら良い政策を実行しようとしても人材が足りなかったら、効果は0.7倍(3割減)となります。

「公教育を浸食する」「業者が儲かるようにわざと公教育の内容の一部を子供に教えない」「公的なテストを業者に肩代わりしてやらせる」というのはそういう問題を引き起こします。  経済的に恵まれる、恵まれない、に関係なく能力や才能のある子はいます。 そのすべての子供の能力を伸ばそうとするのが、公教育の役割です。  ところが業者の利益のために、その公教育で本来教えるべきことをわざと教えない。 本来国がやるべきことをわざと業者に(例えば、スピーキングテストという形で)させる政治家がいると日本の人材は他国の0.7倍しか育ちません。 つまり3割少ない人数しか育たない、ということです。

公教育は国家の未来を創る人間を育成します。 公教育を浸食する政治家、下村博文がいるために、日本の国際競争力は30%低下します。
生徒全員に英語の教科書のCDを与え、学校で生徒全員にスピーキング教育をするべきです。
公教育を妨害し、日本の人材育成を妨害する下村博文は、首相の努力も政府の努力も妨げる。  陰謀論を信じる人たちには、下村博文は「日本を没落させるためにどこかの国が送り込んだスパイ」に見えるでしょうね。




12/17(木曜日)文部科学省は、正常な英語教育を行うために、英語教育に無知な人間に口出しさせないでください。 無知な人間とはどういう人か。
(1)カタカナ発音と英語発音の区別の出来ない人。
(2)英語教育の初歩から完成まで、どのくらいの期間がかかり、どのくらいの練習が必要か知らない人。
(3)英語教育を専門的に学んでいない人。
(1)(2)(3)に該当する人々が今まで、突拍子もない英語教育の方針を持ち込んで現場が混乱しました。(例:英語で授業、指導なしでのスピーキングテスト、その他) 経営学だの、歴史学だの、法学部出身者だの関係ない人が英語教育をめちゃくちゃにしました。過去の失敗から学び、二度と失敗を繰り返さない為には「英語教育に無知な人間に一切英語教育に口出しさせないこと」です。 これが過去の失敗から学ぶ教訓です。(ちなみに下村博文氏は社会科学がご専門のようですから、(1)(2)(3)すべてに該当します。従って、下村博文議員は明確に資格から外れます。だからこういう間違った発言をします。 生徒に音声モデルも渡さないでスピーキングテストをするなど、彼の目的が金儲けなのが露骨です。そんなテスト、何の効果もありませんから。(50年民間試験のスピーキングテストを受けても日本人のスピーキング能力は上がらなかった。年間500万人が民間試験のスピーキングテストを受けているのに日本人のスピーキング能力は上がらなかった。この上大学入試でスピーキングテストをしても日本人のスピーキング能力が上がらないのは明白です。英語教育を知らない下村議員はそういうこともわからない。) 無資格者に口を出させると、彼の金儲けと引き換えに日本の子供たちの「グローバルな世界でやっていけるスピーキング能力」が失われます。皆さんのお子さんのスピーキング能力が失われます。)蛇足ですけど、自民党WT(ワーキング・チーム)も当然この資格から外れます。 従って自民党WTは英語教育に口を出す資格はありません。 保健衛生がご専門では英語教育は理解できません。



12/15中学の「英語ごっこ学習指導要領」(ぼろぼろの発音で生徒に勝手にしゃべらせる)をそのままにして大学入試で各大学にスピーキングテストを義務付けても日本人のスピーキング能力は上がらない。下村博文氏が受験生にベネッセのテストをさせたい限り、どんな会議をしようと、どんな話し合いをしようと、どんな調査をしようと日本人のスピーキング能力は上がらない。下村博文氏がいる限り子供たちがグローバルな社会で活躍できる教育は出来ない。下村博文氏は皆さんのお子さんの未来を食い尽くす。下村博文氏は日本の教育を食い尽くす。下村博文氏がいなければ皆さんのお子さんは10年後(大学卒業時)ネイティブ発音で言いたいことをすらすら話しています。すべてを妨げているのは教育行政に下村博文氏がいることです。彼の金儲けと引き換えに子供たちの「グローバルな世界でやっていけるスピーキング能力」が失われます。



11/21昨日文中に「彼らが弱者を切り捨てるのは弱者は金にならないから」と書いたら、文部科学省の妨害がいっそう激しくなりました。ツイッターをお持ちの方は拡散をお願いいたします。

11/18現在、授業で教えないからぼろぼろの発音で生徒が英語を話しているのに「スピーキングテスト(高校・大学入試)をすれば4技能が上がる」というのは嘘です。自民党WTって母音も区別して発音できない人の集団ですよね。 文科省はなんでこんなド素人の意見を聞くのですか?(そう言えばこの人もド素人だった。なんでド素人のいうことばかり聞くの?それにしてもひどいコメントでした。 もう本文は削除されたようですけれど、最初のバージョンでは「失業者を量産します」という部分がありました。コロナでたくさんの企業が倒産している中、こういう言葉を平気で使うことにこの人の人間性に疑問を持ちました。誰が好きで失業なんかしますか? 羽藤由美先生がリツイートされたこの方もツイッターでこの言葉に怒っていらっしゃいました。同じく羽藤先生がリツイートされたこちらの方は「失業者」という言い方が差別的だと指摘されていました。 あまりにも無神経です。自分は失業などしない、と思っているからでしょう。 鈴木寛氏は強者の立場でしか教育を見られない。社会的弱者への視点はない。 こういう方は「公教育」に手を出すのはやめたほうがいいです。やめたほうがいいというより鈴木寛氏に「公教育」の立案は出来ません。 なぜなら、「教育の機会均等」を定めた教育基本法に違反するような政策を強引に進めようとしますから。事実それで大学入試改革は失敗しました。 鈴木寛氏には社会的弱者を切り捨てる発想しかありません。それで優れた教育が行われるかといえば、そうではなくて、全然効果のないスピーキングテストをやってベネッセを儲けさせたいだけなのですから、「強者」にとっても鈴木氏の方針は全く利益はありません。 「民間試験に効果がある」とだまされてお金を巻き上げられるだけでした。 彼はただの強欲な立案者にすぎません。鈴木寛氏が弱者を切り捨てる理由は「弱者を相手にしていたら金儲けができない」からです。 鈴木寛氏にとっても、下村博文氏にとっても弱者は金にならない。だから切り捨てる。そういうことです。でも公教育は金もうけのためにするものではないんですよ。 (生徒と保護者が一銭もお金を使うことなく子供たちをネイティブ発音でスピーキングさせる方法はこちらのブログに書いてあります。政府が私のブログを激しく妨害するのは、こういうことを言われると英語教育産業が儲からなくなるからです。業者が儲からなくなるから、不備を承知で子供にCDも与えない。それで「スピーキング能力向上の為、大学入試でスピーキングテストをしろ」という。何という政府・文部科学省なのでしょうね。スピーキングテストをやっても子供たちがスピーキング能力を習得することはありません。 学校で教えないのですから。 公教育をつかさどる政府・文部科学省は「社会的身分、経済的地位」にかかわらず、すべての子供が教育を受けられるようにする義務があります。(教育基本法第4条) 私たちはそのために税金を払っています。 政府内では下村博文さんが怖くてそんなこと言えませんか。確かに彼の「東大に民間試験をさせろ」という「恫喝発言」は異様で怖かったですね) こういう方(鈴木寛氏)は裕福な家庭の子女が通う私立学校の顧問でもなさっていたほうがいいのではないですか。  鈴木氏は英語教育の正しいやり方も知りません。(法学部出身ですから)   「書くこと」によって思考力をどう育てるのか。その方法も知りません。(立派なことを言っても具体的な教育の仕方は何も知らないのです。それにどのくらいの指導期間を要するのかも知りません。 それぞれ(発音)6年、(思考力を育てる書く練習)小学校4年くらいから高校卒業まで9年くらいの指導期間が必要です。(基本を教えた後、中学、高校と年齢相応の思考活動をさせて訓練していきます) 大学入試を変えるくらいでこれらの能力が子供に身につくほど教育は生易しい事業ではありません。子供たちの思考の仕方を変えていくには何年も継続して教えていく必要があります。 (大学入試のための勉強として「思考力を育てる書く練習」をさせるのでは、始める時期が遅すぎます。 そんなこと国語の先生だったらみんな知っているでしょう。(鈴木寛氏って総論は立派なこと言っているけれど、実際の教育については何にも知らないのですね。18歳まで思考を組み立てて書く指導もしないで、大学入試で記述式問題を出せば思考力が上がるとでも思っているのですか。 思考力を上げたかったら、思考の訓練をしなければだめなんですよ。) 文部科学省の言う大学入試改革って現場の先生の意見を最初から全く無視しているんですよね。 大学入試というのは高校3年生までに学んだことをテストするんでしょう? だったら、そこまでの教育をどうするのか、その教育を担当している先生方の意見をなぜ聞かないのですか? 英語に至っては「教師の指導力が問題だ」「英語で授業ができない教師が問題だ」とか言って、本当は学習指導要領が「英語ごっこ」のような役立たずなのを直そうともしない。) 18歳までスピーキングも「思考を組み立てて文章を書く指導」もしないで、大学入試でテストをすればこれらの能力が身につくと鈴木寛氏は主張する。18歳まで、英語も国語もその指導をしないでテストやればスピーキングも「思考力を使って組み立てた文章も書ける」というんですか。そんなの、国民を騙すただの詐欺です。鈴木寛氏の教育に対する見識なんてこの程度のものなんですよ。(鈴木氏も下村氏もベネッセのテストをさせるために理由が必要だから思考力だの判断力だのスピーキングだの国民に受けそうな理由を言っているだけです。 実際に思考力、判断力を上げる方法もスピーキング能力を上げる方法も全く知らない。とにかくテストをする理由が立派に聞こえればいい、それだけです。) 鈴木寛氏は実際の教育の手順は何も知らない。 そして弱者を切り捨て強者をだまし、業者に金儲けさせるプランを作っただけです。 結局、弱者も強者も生徒はみんな損害をこうむって、業者だけが儲かるプランを提唱しただけです。こんなプランは見送られて当然です。 彼は、舌先三寸で国民をだましていただけです。 ほぼ詐欺です。 英語教育、記述式を知っている人間から見たら、鈴木寛氏が実際の教育について何も知らないことは明白です。鈴木氏は時代の先端を行く言葉を使っていかにも立派な教育の総論を展開しますが、それを「どう教えるのか」については全く知らない。「英語教育」「記述式」を見る限り、実際の教育については知識も経験もないに等しい。「時代の先端を行く立派な総論」が「ベネッセのアルバイトが採点する記述式に帰結する」  それが鈴木寛氏の教育者としての「能力」です。18歳までの実際の教育法についての知識と経験は、彼は空っぽです。 「見栄えする立派なプランはいくらでも言えるけど、実際の教育法はしらないよ」ということです。 教育者としては致命傷です。 教育法を知らないのですから。)    「いまの高校普通科は、未来の失業者を量産する」って、子供たちの人格を無視するようなことを言わないでください。誰が子供の未来の失業なんか目指して教育していますか。こんな愛情のない言葉をよく子供に対して使えますね。「子供が失業者として量産される」などと言われると、子供たちがまるで、小さいころアニメで見た「ロボットを作る工場」で次々生産されるロボットみたいに聞こえます。 こういう目でしか子供を見られない方(鈴木寛氏)は教育者には向きません。 「英語も話せないのにスピーキング教育に口を出す」自民党WTは無免許で車を運転しているようなものです。 自民党WTは母音の区別もできない、英語教育法も知らない。なんで自民党WTが英語教育に口を出すのですか。 彼らは英語教育に関しては全くの素人ではないですか。 一国の文部行政を担当する文科省がなんでそんな素人に従っているんですか。そこまで文科省には英語教育の専門知識を持つ人がいないのですか。 自民党WTに従うのは文部科学省が本業(授業改革)ほったらかしで政治家に言われた学習塾の販売促進(テストの導入)に忙しいからですか。この政治家・下村博文議員は自分の支持者(東京都)の子供たちまで、都道府県の中で一番最初にベネッセに売ったんですよ。
11月16日(月曜日)3か所加筆しました
音声モデルも生徒に与えられない文科省英語教育は出来ない。ぼろぼろの発音で生徒に勝手にしゃべらせる「英語ごっこ」のような学習指導要領しか書けない。自分がスピーキング(発音習得)したことないから英語教育のやり方も知らない。(生徒に大きな口を開けて「た~ん」「た~ん」と言わせても、それを英語のTURNだと思ってくれる人は日本の外に出たらほとんどいない)それで「英語ごっこ」のような学習指導要領書いて日本中でやれという。その上授業でスピーキング(発音習得)を教えないのに入試でスピーキングテストをすれば4技能が向上すると平気でうそをつく。政治家(自民党WT)と文科省のこの「虚偽の主張」は、eポートフォリオで日本国民全員の個人情報を未成年のうちにだまし取って、ベネッセに売ろうとしたこの政治家の言っていることとそっくりです。 (この政治家は発音習得などしたことがないのに、よくこういう発言ができますね。また、この政治家はよく自分の選挙区(東京都)の子供たちを高校入試の機会をとらえて真っ先にベネッセに売れますね。やりやすい自分の選挙区(東京都)を手始めにして、次々と他県のスピーキングテストをベネッセに請け負わせるつもりだったのですか。 金儲けのためなら自分を当選させてくれた支持者の子供たちさえ真っ先にベネッセに売るのですね。「恩を仇(あだ)で返す」というのは、このことですね。 東京11区の支持者の方々(投票してくれた人々)は、まさか自分の子供(孫)にこういうことをされるとは思っていなかったでしょう。 当選してしまえば、自分に投票してくれた人にさえ何をしてもいいんですか。)だから文科省は国民から信用されない。子供を業者の金儲けの餌食(えじき)に平気で差し出す役所だから。 実技の習得というのはやったことのない人にわからないことがたくさんあるんですよ。政治家の方は知らないことに口を挟まないでください。詐欺だというのがあからさまにわかります。「学校で教えないのに、高校(大学)入試でテストすれば4技能が向上する」ってこれが詐欺でなくて何なのですか。少なくとも「英語教育の専門家」を名乗る教師はこういう主張に同意はしません。もし、政治家が「4技能を上げるために高校(大学)入試でスピーキングテストをする」と言っていたら、その政治家は英語教育については無知で無能(カタカナ発音と英語発音の区別もできない)と思って間違いないです。 スピーキング(発音習得)はそんなことで子供たちの身に付きませんから。 また、そういう政治家が国会議員になった理由は、国民を売って業者を儲けさせるためだと思って間違いないです。事実、「eポートフォリオ」のからくりで国民全員をベネッセに売ろうとしていました。 「国民全員を一業者に売る」など、相当お金に執着した政治家でなければ思いつきもしないことです。   英語教育の専門家で、こんな方針に賛成するのは時の権力者に重用されたい、「カタカナ発音と英語発音の区別もできない英語教師」だけです。 「音声学も学んでいない」まともな英語教育者ではありません。  日本人が通じる発音で仕事や学業で使う英語をすらすら話そうと思ったら、中学時代(学習目標:基礎・正確な発音の習得)、高校時代(学習目標:スピードを上げ複雑で長い文をしゃべる)にわたって、家庭学習として、生徒自身の口で正しい発音でしゃべる練習をさせていかなければ絶対に身に付きません。 やったこともない人がお金目当てにいい加減なことを言わないでください。高校入試・大学入試でテストするくらいで、大人のしゃべる英語が通じる発音ですらすらしゃべれたら、日本人は戦後70年も苦労してきませんよ。50年もスピーキング試験(民間試験)を受けても、年間500万人がスピーキング試験(民間試験)を受けても日本人が通じる発音を身に着けられなかったという事実を見れば、試験を受けるだけではスピーキング能力は身に着かないということが明らかにわかるはずです。スピーキング能力(発音)を習得したこともない政治家や文科省(東京都教育委員会)が知ったかぶりして声高に詐欺を主張しないでください。 英語の実技というのは正しい指導の下で、生徒が継続して練習していくことによって身に着くものです。 学習というのは本来そういうものでしょう。それを行うのが学校でしょう。 テストするだけで、学校で指導もしなかったら、正しい実技は身に着けられない。 この政治家に言われて、文部科学大臣や東京都教育委員会さえ、こういう学習の基本を忘れましたか。 学習の基本も知らないのなら、教育にかかわる仕事はおやめください。子供たちがかわいそうですから。 教育の基本を知っている方にその地位を代わってもらってください。本来身に着けられるはずだったネイティブ発音や高い英語力の基礎を犠牲にしてまで、業者の金儲けの道具にされるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。 文科省が 私のブログのアクセスを妨害してどんなに人々に読まれないようにしても、「学習の基本」「スピーキング能力の習得過程」は真実ですので変わることはありません。 妨害が激しいので(アクセス数は朝から止まったままです)、ツイッターをお持ちの方は周りの方にこのことをお伝えください。(パソコンの前に座って、政府に不都合なブログを妨害する。 その人件費は税金です。 政府は税金を私的目的に使っています) 中学校で教えてくれないスピーキングを高校入試でテストされるのでは、塾や会話学校にいけない子供たちがかわいそうです。ご協力をお願いいたします。 



中学で教えないのに入試でスピーキングテストをするというのは、東京都の高校入試のスピーキングテストは、税金をどぶに捨てているようなものです(このテストのために数年間で何億というお金が使われます)。 また、学校で教えないことをテストするのであれば、塾や会話学校にいけない子供を親の収入で差別することになります。 都民に不利益をもたらすことばかりです。 ひどい教育委員会ですね。しかも採点は「フィリピンのスタッフが行う」としかわかっていない」と6月11日のYAHOOニュースで読みました。(このYAHOOニュースは削除されてしまいました) これでよく都民の理解が得られますね。このテストは子供たちのスピーキング能力には何の役にも立ちません。少しはまじめに学校でスピーキング(正しい発音で文全体を言う)を教えたらどうですか。学習指導要領は通じない発音でしゃべらせることばっかり書いてあって、まるで「英語ごっご」をやらせているような方針です。文部科学省にスピーキング教育の専門家はいません。だからこういう「教えもしないでテストをする」というような「教育において考えられない方針」を出してくるのです。 文部科学省にカタカナ発音と英語発音の区別のできる人はいません。「日本人の発音がなぜわかりづらいのか」その理由を理解できる人もいません。(文科省もそのことはわかっているのでしょう。だからこちらのブログを非常に激しく妨害するのでしょう。) ですから文部科学省に英語教育は出来ません。とくにスピーキング教育は出来ません。だから何十年たっても英語教育の成果が上がらないのです。子供たちに日本の外に出たら通じない英語(?)でしゃべらせる学習指導要領など使えません。これでスピーキングテストをやって何の効果があるのですか。「教えていないものをテストする」文科省がスピーキング教育をどう行ったらよいか全然知らない証拠です。 
スピーキングは実技です。 自分の体を使って身につけなければならない実技です。やったことのない人には教えられません。
泳いだことのない人に泳ぎは教えられない。
ピアノを弾いたことのない人にピアノは教えられない。
発音習得(スピーキング)したことのない文科省にスピーキングは教えられない。実技の習得については実際にやった人間でないとわからないことがたくさんあります。自分で正しい発音を習得したこともないのに、スピーキングについて「ああするべきだ」「こうするべきだ」といっている人を見て私がいつも思うのは、やったことのないことに口を出す人は「自分が何を知らないか」を全く知らない。ということです。 そういう人たちは発音習得について知らないことだらけです。あまりにも無知でまともに聞いていられません。 スピーキングは実技です。出来ない人が口を出すことではありません。






(10月26日) 公立高校の入試問題は「中学校で教えた内容を出題する」という明確な規定があります。もし中学校で教えていない問題が出題された場合は、その問題は採点の対象外となります。現在中学校でスピーキング教育は行われていません。スピーキング教育とは何か。スピーキング教育には基礎から応用までいくつかの段階がありますが基本の第一段階は正しい発音で文を最初から最後まで言えるようにすることです。現在日本の中学校では「正しい発音で文を最初から最後まで言えるようにする指導」は行われていません。生徒たちはそれを練習する音声モデルさえ与えられていません。
東京都教育委員会は高校入試にスピーキングテストを実施すると発表していますが、これは「中学校で教えた内容を試験する」という公立高校入試の規定に違反するものです。 違法なテストです。 高校入試までベネッセにお金儲けさせたい政治家の力が及んでいるのですね。 試験をおこなうのがベネッセで生徒にCDも与えずにスピーキングテストをするという間違った手法が大学入試の時と全く同じです。この政治家文科省のバックにいて日本中の子供たちを食い物にしています。 (テストをしているだけではスピーキング能力が上がらないことは明白なのに、最初から「東大にスピーキングテストをさせろ」とすごむくらいテストに固執している。子供達なんかこの政治家にとっては金儲けの道具にすぎないと自分で言っているようなものです。下村博文国会議員は英語教育など全く知りません。 今の状態で民間試験をしろというくらいですから、カタカナ発音と英語発音の区別もできません。)この政治家の選挙区は東京ですね。 自分の選挙区の中学校(義務教育)に「親の収入による子供の差別」を持ち込むような方針をさせて有権者の理解が得られるのでしょうか。「有権者の子供なんか金儲けの道具でしかない」と言わんばかりの方針ですよね。いくらベネッセを儲けさせたいからと言って、自分の選挙区の子供たちにまで教育基本法に違反するようなテストをさせて有権者の理解が得られるのでしょうか。 有権者の支持を失った国会議員は落選します。 私なら、自分の子供を食い物にする候補者には投票しません。親はみんなそうでしょう。子供に何されるかわかりませんから。  実際この政治家はポートフォリオの時は、国家権力を使って、高校生(未成年者)をだまして、ベネッセの見込み顧客データを国家に集めさせようとしていました。その時も、この政治家はそういう下心はおくびにも出さず、「学習に向かう主体性」を高めるためと日本中の教育関係者をだましていました。   この政治家は、国家権力を使って「学校の先生のおっしゃることを何の疑いもなく信じる高校生」をだまして学習に関する個人情報を入力させ、ベネッセに売ろうとしていたのです。(献金もらうのだから売るのと同じ) ほとんどの国民は高校時代を経験して大人になります。 ですから、やがて、ベネッセが全日本国民の学習に関する個人情報を握ることになるはずでした。(教育産業の会社にとっては喉から手が出るほど欲しい情報でしょう。)この政治家は、それ程悪質な上に、すごむと誰も反対できないくらい異様で怖いし。 あんまり露骨に有権者の子供を食い物にするのはおやめください。 下村博文国会議員は国民全員をだまして一私企業に売るなど、日本憲政史上まれにみる悪質な政治家です。 総理と一緒に国民全員を騙してベネッセに売る。」 「被害者が日本国民全員」という点において、下村博文国会議員の謀略は「ロッキード事件」よりひどいです。      誰が見たって「学校で教えもしない」、「生徒に音声見本を与えて練習もさせない」でいきなり高校入試で実技試験を行うのは義務教育中の子供たちに対して不当な試験のやり方です。 あまりにも「子供そっちのけ」の決定です。 試験を考えるとき、だれのことを一番考えなければいけないのか、東京都教育委員会はご存じですよね。 子供は学校でスピーキング教育を一切受けていないのにスピーキングテストをされるのですよ。 誰が考えてもおかしくありませんか。 テストの目的はベネッセを儲けさせることではありませんよ。 おかしくありませんか。 東京都教育委員会がそこまでして何のためにスピーキングテストをするのですか。ベネッセが儲かる以外何の利点があるんですか。子供達には何の利点もありません。親の収入による差別を教室に持ち込むだけです。

もし、学校でスピーキング教育をしないまま、スピーキングテストを実施すれば、塾や会話学校に通って、スピーキング指導を受けられる裕福な家庭の子だけが有利になる、大変不公平な公立高校入試を行うことになります。 これは、公立学校入試の公平性を大きく損なう違法な入学試験です。 テストを受ける前から経済的に恵まれない家庭の子供が不利になることはわかりきっています。(萩生田文部科学大臣の「身の丈発言」でこういうテストのやり方に激しい批判があったのを東京都教育委員会が知らないわけないでしょう。経済的に恵まれない子供が不利になるとわかっていてなぜ実施するのですか。東京都の教育委員会も「身の丈教育委員会」なのですか。) 義務教育期間中に親の収入によって子供を差別してはいけないのです。 教育基本法に違反しています。東京都教育委員会は違法なテストはおやめください。法律を侵す行為は公務員としての服務規律違反です。(リンク先は国家公務員の服務規律に関して書いてありますが、法律を遵守しなければいけないこと、仕事の公平性については国家公務員も地方公務員も基本は同じでしょう) 東京都教育委員会は違法行為を強行するなら、公務員としての資格を失います。 大人に抵抗できない未成年者に対する教育委員会の違法行為ですから決して許されることではありません。 

同じ教室で学びながら、自分は塾にも行けず会話学校にも行けず、隣の席の子は塾や会話学校に行って、スピーキングを学んでいる。 同じ教室で学びながら、子供は中学1年生の時から「自分は高校入試で始めから不利な立場になる」と毎日英語の授業のたびに思い知らされるわけです。13歳からこういうことを学校で子供にしていいのですか。 13歳はまだ義務教育中なのですよ。 中学校(義務教育)が「子供を差別する場」になってよいのですか。 東京都教育委員会はスピーキングテストを実施するなら、学校ですべての生徒にスピーキング教育を行い、すべての生徒に音声モデルを配布し、すべての生徒が正しい発音を習得する練習ができるようにしてから、実施してください。 (詳しくは下のブログに書いてあります。)
2018年3月8日 高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの
(このブログは一年くらいトップに掲載したいと思っていましたので、書き足すうちに非常に長くなってしまいました。  本題は終わりから4分の一位のところ、「それでは今日の本題、「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」に入ります」と赤字で書いてあるところから始まっています。)




(10月25日)文部科学省より言論の弾圧を受けています。ツイッターで拡散をお願いいたします。文部科学省がどんなに私を弾圧しても「文部科学省の方針では子供たちの英語力は上がらない」という事実に変わりはありません。何と言ったって音声モデルも持たせずに「スピーキングテストをしろ」という政治家が文科省のバックにいるくらいですから。レベルの低さがわかります。大学入試と同様、高校入試のスピーキングテストは政治家がベネッセを儲けさせるために導入した全く無意味なテストです。 音声モデルも生徒に与えないでぼろぼろの自己流発音で高校入試のスピーキングテストを受けさせたところで、子供たちのスピーキング能力は上がりません。 子供たちが、15歳(高校入試)の時から、ベネッセを儲けさせたい政治家の食い物にされるのは、あまりにもかわいそうです。 
英語教育失敗の原因・学習指導要領が間違っている。有識者会議(座長吉田研作上智大学教授)も間違っている吉田研作教授は小学校1年から中学1年まで英語圏にいらしたのなら日本人の英語習得で最も障害となる「発音」「語順」を自然に身に着けて帰国されたということです。日本人が最も努力を要する(発音・語順)を自然に身に着けた人に日本の英語教育は出来ません。日本の英語教育(特にスピーキング教育)は「発音」と「語順」をいかにスムーズにできるようにするか、それが最重要課題です。この二つを幼少のころ現地で自然に身に着けた吉田氏に日本の英語教育は出来ません。 吉田研作氏は自分と同じように「日本人にもこの二つ(発音・語順)が自然に身につく」と考えているから英語教育で下のような失敗をするのです。(あるいは自分が自然に身に着けたので吉田氏自身「発音・語順」を生徒に指導しなければならないと思ったことがないのでしょう。 それで「英語で授業」やって「生徒に勝手に英語をしゃべらせれば」英語教育はうまくいくと思っている。その結果、下のような失敗をする。 この方針は「日本人の英語力が上がらないのは何が困難だからか」全く知らない人が考えた稚拙な方針です。 生徒に「言語として機能していない言葉(英語)」で授業をして、「正しい発音」も教えないでしゃべらせる。 これでは、「教育」をしているとはとても言えません。 「教育」とは教えるべきことを生徒が理解できるように教え、できないことをできるように指導することです。 この方針は「何も教育していない」のと同じことです。10年もこんなことをしているから子供たちの英語力が上がらないのです。 吉田研作氏にとっては自然に身についたことかもしれませんけれど、日本人には、「発音」と「語順」はきちんと教えて練習させなければできるようにはなりません。 日本人がもっとも困難だと感じることを自然に身に着けた人には、「何が日本人の英語力向上を妨げているのか」理解できません。 だからこういう、何の役にも立たない方針を言い出すのです。 こういう人に日本の英語教育の方針を決めてもらうのは無理です。)  
失敗①「英語で授業」(生徒は理解できない) 
失敗②「4技能」(スピーキング指導)と言って生徒に勝手に英語をしゃべらせる。(通じない日本語発音になる) 
失敗③CDを与えない。文科省政治家が「子供を業者の金儲けの道具」としか思っていない証拠。音声モデルなしに生徒は通じる発音で「話す」練習はできない


文科省が学校でスピーキング教育の必需品である音声モデルも子供たちに与えない」まさにその事実が文科省政治家が「子供を業者の金儲けの道具」としか思っていない証拠です。政治家は日本の教育にとりついて食い尽くす。 食い荒らされた納税者の子供たちの学力、英語力はぼろぼろになります。残るのは肥えた政治家だけです。  英語教育など全く知らないのに、業者を儲けさせる「英語教育」をごり押しする政治家がいる限り、日本の子供たちの英語力は上がらない。

10月12日正しい発音でスピーキングする能力を習得したことのない政治家が「留学だ」「民間試験だ」とでたらめを言わないでください。 スピーキングは生徒が自分の口を動かして習得するものです。 日本人が民間試験を50年受け続けても日本人のスピーキング能力は上がらなかった。 その事実が学校での指導も練習もなく民間試験(あるいはスピーキング試験)を受けさせたところで生徒のスピーキング能力は上がらないという証明です。 それを指摘されても、民間試験をさせようとするのは、その政治家有権者の子供を金儲けの道具としか思っていない明白な証拠です。  発音もまともに習得したことのない政治家は英語教育に口を出さないでください。  また、そういう政治家の企みに乗る教育者はまともに英語教育法を学んだこともなく、カタカナ発音と英語発音の区別も出来ない無能な教育者です。 

10月9日文部科学大臣をはじめ教育行政にかかわる方々は「子供たちの英語力が上がらないのは先生方の英語力のせい。指導力のせい」というステレオタイプを捨ててください。
「先生方が全員帰国子女のようにペラペラ英語を話さなければ、子供たちの英語力が上がらない」などと思っていたら、永遠に子供たちの英語力を上げることは出来ません。

10月9日文部科学大臣は「英語教員の指導力を向上させるため、教員を目指す学生の教職課程に海外への留学の導入を検討したい 」ということですが、現在の子供たちのスピーキング能力および英語力が上がらないのは先生方の指導力のせいではありません。 本当の理由は文部科学省の指導の方針(つまり学習指導要領)が間違っているからです(間違い例①「英語で授業」(生徒は理解できない。教えたことが定着しない) 間違い例②「4技能」(スピーキングの練習)と言って勝手に英語をしゃべらせる。(通じない日本語発音になる) 間違い例③音声モデルを与えない(スピーキングの練習手段がない)。 その他) 今までは子供たちの英語力が上がらないのは「先生が英語が話せないから」「先生が英語で授業が出来ないから」といっていればよかったのですが、本当の理由はそうではないとわかった今、学習指導要領が間違っていると言われないために、「教師の指導力が問題だ」と暗に言いたいように私には思えます。(あるいは、下村博文がまた留学斡旋の業者から献金でも貰って留学を義務付けようとしているのかと思いました。最近下村は「留学」「留学」と騒いでいるから、図星ではありませんか。下村の金もうけのために公教育をゆがめるのはいい加減にしてほしいです。) 文部行政にかかわる方々はまるで習慣のように子供たちの英語力が上がらないのは先生方の指導力、英語力の問題だ、と決めてかかっています。高校の先生方に至っては濡れ衣を着せられて非難されていたのですよ。 そのステレオタイプをもう捨ててください。 本当の理由は、先生方の指導力ではなく文部科学省の方針(つまり学習指導要領)の間違いと有識者会議の委員の出した方針の間違いのせいです。  この期に及んでまで、自分の非から国民の目をそらすように「教師の指導力向上のため」などといっているのかと思ってしまいます。文部科学大臣は教師の指導力を問題にする前に文部科学省の間違った方針と有識者会議の間違った方針を正しい方針に変えたらどうですか。音声モデルも子供に与えない(つまり練習する手段も与えない)文部科学省の方針が子供たちのスピーキング能力向上を妨げている元凶なのですよ。  それを放置したまま、留学経験をもつ英語教師が教室に来て教えれば子供たちのスピーキング能力が上がるとでも思っているのですか。スピーキングは生徒が自分の口を動かして練習しなかったら、誰が教えたって習得など出来ません。音声モデルがなくてどうやって練習するのですか。 いつまでも、自分達の英語教育の失敗を先生方のせいにしないでください。(もっと突っ込んで言えば、日本の英語教師が全員帰国子女のように英語をしゃべらなければ、子供の英語力が上がらない、などというのなら永遠に子供たちの英語力は上がりません。 今、日本人が持っているもので子供たちの英語力を上げていく方法をとらなければ、永遠に子供の英語力など上がりません。 だから私は、子供達に音声モデルを配布して練習させてくださいと言っているのです。 先生方だって中学生の時に音声モデルを与えられて発音教育を学校で受けていれば今頃こんなことを文科省に言われていませんよ。 先生方に音声モデルも与えなかったのは文部科学省でしょう。 文部科学省の不備な英語教育の結果を背負わされた先生方を非難して「英語教育がうまくいかないのは教師の指導力、英語力が問題だ」などといっているのはもってのほかです。 先生方は音声モデルを渡されて勉強できていたら、スピーキングだってちゃんとできましたよ。 文科省が中学校で教科書の英語音声を生徒に渡さなかったから先生方はスピーキングを練習しようにも練習できなかったのです。文部科学省はその失敗を今も直そうとしないではありませんか。生徒に教科書の英語音声さえ家庭学習用に渡そうとしないではないですか。「教師の指導力に問題がある」のではなく、そういう先生方の苦労を作り出した「文部科学省の英語教育の方針に問題がある」のです。文部科学省指導力に問題があるのです。 文部科学省の学習指導要領に問題があるのです。 文部官僚が英語教育に無知だから問題があるんです。それで子供達がスピーキングに対して先生方と同じ苦労をするようになるのです。 もう何年も前になりますが、高橋尚子選手を育てた小出監督の講演を聞きに行ったことがありました。 小出監督は「大会が終わったグランドで選手を怒っている指導者は「自分が無能な指導者だ」と周囲に示しているようなものだ。」とおっしゃっていました。 指導者の指導の結果が選手の成績だからでしょう。 文部科学省もお決まりのパターンのように「教師の英語力が問題だ」ばかりおっしゃらないことです。そういう先生方の苦労を作り出したのが、音声モデルも与えなかった文部科学省なのですよ。  文部科学省が先生方の指導力、英語力が問題だというたびに、人々は文部科学省が自分で「今の学習指導要領は役に立たない」「今の学習指導要領は役に立たない」と言っているようだと思うでしょう。 音声モデルも生徒に与えない学習指導要領ですから実際まったく役に立ちませんけど。) 繰り返しになりますが、子供に勝手に英語をしゃべらせる授業で子供たちが正しい発音を習得することはありません。 子供が大きな口を開けて「たーん」「たーん」といっても、それを英語のTURNだと思ってくれる人は日本の外に出たらほとんどいませんから。
文科省は今日、今まで妨害していなかった私のブログも妨害するようになりましたね。例えば、松本茂氏に関連するブログなど。  私のブログを人々に読ませないようにしておいて、自分達の失敗から国民の目をそらさせるように華々しい留学の話を持ち出す。  問題の本質がどこにあるかわかっているのですか。 子供たちのスピーキング能力向上を妨げている元凶が文部科学省なのですよ。教師志望の学生に留学させたくらいで、この問題が解決するとでも思っているのですか。 自分の体を使う能力の習得はそんなに簡単なことではないのですよ。生徒のスピーキング能力は中学、高校と生徒が自分の口を動かして練習していかなければ身につかないものなのです。 そんなことも文部科学大臣が知らないのですか。 10年前、「英語で授業」などといわず、中学生に音声モデルを渡して地道に家庭学習をさせてきたら、来年の4月には、ネイティブ発音で教壇に立つ先生がたくさんいらしただろうと思います。企業にもネイティブ発音で自分の言いたいことをすらすら英語で話す学生が多数、就職していったことでしょう。 先生方を非難する前に、文科省は自分の作った学習指導要領の間違いを正すことです。 教師志望の学生に留学させたところで問題は何も解決しません。 もういい加減そのくらいのことに気付いて下さい。 英語教育産業を儲けさせるために生徒に本当に必要な英語教育をしないのですか。(留学関係の業者を儲けさせるためにまたこういうことを言いだしたのですか? 留学するお金のない学生は英語の教師になれないのですか? わざと効果のない英語教育を学校でやらせて、音声モデルも子供に与えないで、英語教育産業を儲けさせるのが、文部科学省(あるいは政治家)の仕事なのですか?) 文科省が学校で発音をきちんと教え、練習用の英語音声を生徒に持たせれば、留学や、民間試験などしなくても子供たちはスピーキング能力と高い英語力を習得するのです。時間はかかりますが、地道な指導と練習が子供たちのスピーキング能力と英語力を確実に上げるのです。 元凶は文部科学省が自分の間違いを正さないことです。文部科学省が間違いをただせば、留学も民間試験も必要ありません。)

今朝(10/9)もパソコンを開けた時のアクセスは(1)でした。 妨害は相変わらず、きついです。



10月8日(木曜日)(紫色の部分に加筆しました。 「加筆した」とわざわざ書くのもどうかと思ったのですけれど、向後秀明氏のことを書いたこのブログからのリンクが切られていたり、検索してもこのブログが出てこないように画策されているとわかりましたので(数日前まで検索に出てきたのに今日、同じ言葉で検索してもこのブログは出てきませんでした)、やはり加筆したことをトップに書いておこう、と思いました。イーオン社長との対談の記事にジャンプしたらリンク先に「掲載期間が終わりました」と書かれていてそのページが表示されなくされていても、私のブログから飛ぶのではなく直接そのURLに行けば同じページがまだちゃんと表示されていました。私はリンクする文字を変えて(同じ文字だとまた「掲載期間が終わりました」と出てきてしまうので)、そこにリンクを付け変えました。でも、また向後氏に切られてしまうかもしれませんね。 向後氏は今度は私も直せないようなやり方をするのかもしれませんね。 向後秀明氏の妨害は、非常に手が込んでいました。  また「向後秀明」氏について期間を2020年8月1日から現在までの期間で区切って検索すると私のこのブログは数日前までずっと2番目か3番目に出てきていたのに今日は(12月3日)全くどこにも出てこなくなりました。 文科省か、向後氏かわかりませんが私のブログが検索に出てこないように操作したのですね。向後秀明氏の妨害は執拗ですね。 それで私も「向後秀明」というハッシュタグをつけることにしました。最初はそこまでするつもりはありませんでしたけれど、巧妙で執拗な妨害をされるのは嫌だと思いました。    私は根拠なく英語教育について間違いを指摘しているわけではありません。津田塾大学で、後に学長となられた大束百合子先生に教えていただいた英語教育法の基礎に基づいて、また私自身の2年間にわたる発音習得で学んだこと、10年間のアメリカ生活で見た二人の子供達が小学校、中学校、高校、すべての段階でゼロからバイリンガルになる過程に照らし合わせて、生徒に害をもたらす方法については指摘しています。)文部科学省有識者会議の委員は「英語に慣れるために授業は英語で行う」と言っていますが、英語教育の場合「慣れる」という活動は、「生徒が十分理解している内容」を使って行っていきます。(英語教育の基本です。) ですから新しいことを習う授業を英語で行うのは、「慣れる」という活動にはなりません。 まず、「理解」をさせるのが目的ですから。  子供にとって「理解」は、普段使っていない言語では出来ません。特に高校生の場合は習うことが複雑です。 「英語に慣れるために英語の授業は英語で行う」という教師は、英語教育法をきちんと学んでいません。 文部科学省は、学習指導要領くらい、英語教育法をきちんと学んだ教育者に作成させてください。 
高校の先生方の「日本語で教えてもわからない生徒がいるのに、英語でどうやって教えるのだ」という意見はまさにこの点を指摘しています。 文部科学省有識者会議の委員は高校の先生方の言葉に謙虚に耳を傾けてください。  特に有識者会議の委員は「まだ英語で授業をしていない高校がある」(*)などと高飛車に構えないで、謙虚に高校の先生方の声に耳を傾けてください。今日も私のブログは激しく妨害されています。   文部科学省にしてみたら、「学習指導要領が英語教育の基本に則(のっと)っていない」といわれたら、面子まるつぶれなのでしょうね。 でも、間違いは誰にでもありますから、間違っていたら、直すしかないでしょう。 高校の先生方に迷惑をかけたことをきちんと謝罪して直すしかないでしょう。(高校の先生方にしてみれば、10年にも渡る大変な授業を思い出せば謝罪くらいでは済まないという気持ちは当然でしょうけれど。 文部科学省はそういう先生方の気持ちを充分理解してください) 私はこのブログを悩んでいる高校の先生に読んでいただきたいのですが、こんなに激しく妨害されてしまうと、それもできないのかな、と思います。 ツイッターをお持ちの方は、悩んでいる高校の先生がいらしたら、この内容をお伝えください。
(*)「半数近くの高校はまだ英語による授業が行われていない。」2019年11月18日朝日新聞記事「(揺れる大学入試)英語民間試験見送り、今後の課題は」吉田研作氏コメント




9月11日の朝日新聞「声」の欄に「すべて英語で授業」悩む指導助手」という投稿が載っていました。  英語教育に関する有識者会議の委員が「英語で授業」などというでたらめな方針を打ち出したから、いまだにこうやってすべて英語で授業をすることに悩む先生がいらっしゃるのですね。 私が「英語で授業」を提唱しているのを知っている有識者会議の委員は

吉田研作上智大学教授、
松本茂立教大学教授、
東進ハイスクール講師の安河内哲也氏です。  

この方々は「英語で授業」が間違った方針であると正式に認め撤回してください。  
文部科学省も「英語で授業」の方針を正式に撤回してください。 

それをしないから、現場の先生方が、こうして間違った方針で悩まなければならないのです。 投稿者の方は「授業で英語しか使ってはいけない理由とは何だろう」と問いかけていらっしゃいますが、そんな理由はありません。

皆さんは学校時代、期末テストがあると、日本語で習った物理や歴史でも、一度では理解できなくて、何度も教科書を読み、時には図解したり、問題を解いたり、たくさん勉強して理解したことと思います。  なのに、なぜ、英語は、授業で英語で聞けば、理解もできて、運用もできると思うのでしょうか。  アメリカの授業風景の一部を切り取って、同じことをしているのを見せられると、子供たちがアメリカ人のように英語を話し始めると錯覚するのでしょうか。  英語が全く話されていない日本で英語で授業をしても何の効果もありません。 効果がないどころか「英語で授業」をすると子供たちの発音はボロボロになります。

私はアメリカで、小学校5年生と中学3年生の娘と息子が全文和訳でバイリンガルになる過程をつぶさに見ました。 彼らは日本語に訳さなければ授業は何も理解できませんでした。  

有識者会議の委員
吉田研作上智大学教授、
松本茂立教大学教授、
東進ハイスクール講師安河内哲也氏は、「英語で授業」が間違った方針であると正式に認め撤回してください。 もし、教育者としての良心があるなら、間違いをきちんと認め、子供たちが正しい方法で英語を学べるようにしてください。  もし、私のいうことが間違っているとおっしゃるのでしたら、どうぞフランス語だけで、フランス語を習得してその学習記録を公開してください。(出来ないと思いますけれど)

こちらのブログに書いたように、この国では、政治家は子供をお金儲けの道具として食い物にするし(2020年大学入試改革では民間試験、ポートフォリオ、記述式、と文部科学省は政治家のために「ベネッセコーポレーション霞が関支店のようにされてしまいました)、有識者会議の委員や文部官僚は、保身のために、間違った方針を提唱しても、改めることもしてくれません。 大人のお金儲けと、保身のためにまともな英語教育さえ受けられないこの国の子供たちは本当にかわいそうです。 


(先日夫に「東京外国語大学学長は教育者として最低だとブログに書いた」といったら「そういうことを言ってはいけないよ」といわれました。 (こちらのブログの最後、4分の1くらいのところです) 「事実に基づいて間違いを指摘するのはいいが、非難をする感情的な言葉はいけない」といわれました。「間違いは何度も指摘している。論理的に説明もしている。それでも、平気で子供に悪いことをする政治家のたくらみに乗る教育者には黙っていられなかった」というと「炎上したらどうするんだ」といわれました。「私のブログは炎上はしないの。そういうことを書いたときはアクセスは9とか7とか夜まで一桁なの。 朝パソコンを開けたら、アクセスが「0」の日もあった。 アクセス0では炎上なんか出来ないの。そういう時は閑古鳥が鳴きにくるの」といいました。  今回も、また、閑古鳥が鳴きに来るんでしょうね。 文部科学省は私のブログは人々に絶対読ませたくないんですよね。 このほかにもいろんな私のブログのアクセスを妨害していますよね。 為政者がどんなに私のブログを人々の目に触れないようにしても、今の英語教育の方針では、子供たちの英語は通じるようにはなりません。 また、思っていることをスラスラ英語で言えるようにもなりません。  私のいうことを葬っても、文部科学省有識者会議の委員のいうことを聞いていたら、子供たちの英語はこの先何年たっても全く進歩しないという事実に変わりはありません。何より「英語で授業」などやっていたら、子供たちの発音はボロボロになります。 「英語で授業」という間違った方針をやめないのであれば、文部科学省は、子供たちの発音をボロボロにした責任をどうとるのか、覚悟はされているのですか。 こちらの新聞記事によると、もう10年も文部科学省は高校の指導要領で、「(英語の)授業は英語で行うことを基本とする」という間違った方針を高校に押し付けてきたのですね。10年たってもちっとも高校で「英語で授業」ができないなら、なぜできないのか、高校の先生方にきちんと聞き取り調査をしたらどうですか。 文部科学省が決めたことが現場で実行できるのかどうか把握するのも文部科学省の大事な仕事ではないのですか。 吉田研作教授、松本茂教授、安河内哲也氏も同じです。 10年たっても高校で英語の授業が出来ないなら、なぜできないのか高校の先生方にきちんとお聞きになったらどうですか。 「10年やってもできない」という事実が「英語で授業は出来ない」という真実を有識者会議の委員に突き付けているんですよ。 なんでその真実を直視しないのですか。 有識者会議の委員は事実を見ようともしないで高校の先生方ばかり非難しています。 こちらの新聞記事をご覧ください。 有識者会議の委員は、「間違った方針を押し付けられた高校の先生方の苦悩」も知らず、自分ができもしない華やかなティーチングプランを新聞に掲載させて、高校の先生方を批判しています。 初めて読んだとき、怒りで体が震えました。(この記事についてはこちらのブログに書いてあります)  10年の客観的な事実が「英語で授業は出来ない」といっているのですよ。   それとも、間違いを認めると自分の名前に傷がつくから認めないのですか。 そうやって、自分が傷つかないために日本中の学校で間違った指導をやらせておくのですか。 そんなことをして、子供たちに申し訳ないとは思わないのですか。 「ここは洪水のような英語のインプットがあるアメリカではない」ということくらいわからないのですか。私の子供たちはアメリカにいたって、「英語で授業」なんか全くだめでしたよ。  「英語で授業」を10年やってだめなら、他の方法を考えるのが当然でしょう。 「プランAがだめならプランBに移行する」吉田氏や松本氏には当たり前の考え方ではないのですか。文部科学省有識者会議の委員も、もう夢見る年ごろではないのですから、いつまでも「夢見る夢子」みたいなことをやっていないでください。 英語の時間だけアメリカ人の真似をさせれば、子供たちがアメリカ人のようになるわけではありません。もういい加減、夢から覚めてください。(「英語で授業」でアメリカ人のように英語が話せるようになるためには、うちに帰って髪の毛が抜けるほど日本語に訳して勉強しなければなりません。使ったこともない言語で授業をされて身につくはずないでしょう。) あなた方は「英語で授業」で子供たちがアメリカ人のようになる日を夢見ているだけです。 夢を見ている間は楽しいでしょうけれど(うまくいかなければ高校の先生方を非難していればいいだけですし)、けれども夢はどこまで信じてもただの夢、現実になる日は来ません。 現実にならなかったとき、もう、高校の先生方のせいにすることは出来ません。 「英語で授業」の方針そのものが間違っているのです。 10年やってもダメな方法にまだ頼ろうとするのは愚の骨頂です。 「その方法はだめだった」という事実をきちんと受け入れて新たな方法を考えてください。失敗は10年で十分です。これ以上、愚かな手法(英語で授業)にしがみつかないでください。 

吉田研作氏と松本茂氏は、アメリカ人がなぜ英語で授業をやっているか考えたことがありますか。彼らは生まれた時から英語を聞いて英語を話しています。  学校ではすべての教科・活動が英語で行われ、学校を一歩出ても一日中英語を使っています。 彼らにとって英語という言葉には「生まれた時からのすべての経験」が蓄積されています。 だから英語で授業をしているのです。 

日本では、英語が社会生活で使われているところを子供たちは一度も見たことはありません。  そういう国で、週日一日一時間だけ、いきなり英語で授業をして、子供たちがアメリカ人のように英語を使えるようになると思いますか。  日本人の生徒にとって、英語の言葉の後ろには何も蓄積されていません。 意味すら知らない単語の方が圧倒的に多いです。

吉田研作氏も松本茂氏も「日本では全く英語が話されていない」という事実に気づかず、アメリカで行われていることの一場面だけを切り取って一時間だけ、教室でさせれば生徒が「生まれた時から英語を話してきた生徒」と同じように英語を話せると思っています。  まるで夢のような話です。  白昼夢で、英語教育は出来ません。  「現実の世界」で日本人高校生に分詞構文を教えなければならない高校の先生方にはそんな方法で高校生に分詞構文を理解させられないとわかります。 だから、先生方は「現実の日本人高校生が理解できる言語」(日本語)で授業をしているのです。

「半数近くの高校はまだ英語による授業が行われていない」と吉田研作氏がいわれても現実の世界で高校生に英語を理解させなければならない先生方にとっては日本語を使うのが当たり前なのです。 高校生が日本語しか理解しませんから。

私はアメリカにいても全文和訳で小学校5年生とハイスクール1年生に英語を教えました。 超スピードで「訳読式授業」を毎晩行って英語を理解させました。  子供達は日本語で説明した時、最もよく英語を理解しました。 彼らにとって言語として機能している(つまり理解できる)のは日本語だけでしたから。 「訳読式授業」で英語の意味を正確に理解して二人ともバイリンガルになりました。

こういう経験があるから、私には、吉田研作氏と松本茂氏の提唱していることが間違っていて、高校の先生方のしている指導の方が正しいとわかります。 息子の「こんなもの、いくら英語で説明されたってわかんないんだよ」という言葉は強烈でした。息子がそう言えたのは相手が母親だったからです。 生徒が教室で先生にこんなことは言えませんね。 だから英語で授業をされても高校生は黙って授業を受けています。 それは生徒の理解を不十分にし、非常に効率が悪くて無駄だと思います。 その上、「英語で授業」は生徒の発音をボロボロにします。


(指導者に学校で本当のことが言えないのは子供だけではありません。  大人だって先生にそういうことは言えません。 例えばこちらの英語学校、 石渡誠氏が代表を務めるFORWARD英語学校。 石渡氏は松本亨氏の主張する「英語で考える指導法」を提唱しています。「英語を日本語に訳してはいけない」「日本語訳を使うから日本人の英語力は上がらない」という理由で、スクールの中では日本語は使わない決まりです。 けれども初級者中級者は日本語訳を知らなければ自分の言いたいことを英語に変えられないのです。だから、初級者、中級者がEnglish Only の学校で話している場合は全員その英単語の日本語訳を知っているわけです。それにも関わらず、生徒は教師にそのことは言えません。 「教師がいけないということをやっている」と生徒は教師には言えないのです。 だから石渡誠氏は「英語を英語で理解する指導法の成果で、生徒はスクール内English Only で話している」と思い込んでいるのです。 このように大人でも、指導者の意に反することは教室で言えないのです。)


生徒が生まれてから高校生になるまでの言語環境(日本語だけ)と、現在の日本の言語環境(日本語だけ)を充分考えれば、アメリカで行われていることを一場面だけ切り取って日本でさせても子供達はアメリカ人のように英語を使えるようにはならないということは誰にでも分かります。

2年くらい前でしたか、NHKで東南アジアから日本に来た子供たちのことを特集していました。 たぶんベトナムから来た小学生の男の子だったと思いますが、学校で日本語が分からなくて、そのことを話しているうちに涙がぽろぽろ頬を伝っていました。  テレビを見ていた私と夫は「日本に来て半年、といったら、子供にとっては一番つらい時期だね」と話しました。  

子供だから外国語の環境に入れられたら、自動的に外国語を習得するわけではないんですよ。  しかも、吉田研作氏も松本茂氏も高校の先生方の言葉を頭から受け付けない態度をとっています。 自分達の言葉を高校の先生方が聞くのは当たり前だという態度ですね。 現場が困っていることは一切聞こうとせず、「英語で授業をしない高校がある」と非難するだけです。 有識者会議の委員というのは、現場の先生方の意見を全く聞かなくていいほどえらいのですか? 

こちらのブログに書いたことを再掲載します。         こちらで読みましたが、「英語教育の在り方に関する有識者会議」の座長吉田研作氏は小学校1年生から6年生までアメリカ、カナダで過ごされて、中学校1年生の時に帰国されたそうですね。  私の子供たちで言えば、小学校1年生の息子が日本語で何も説明されなくてもアメリカの日常生活の中で英語を身につけられたときから、小学校5,6年の娘が「天体」や「古代文明」など、頭の中だけで考えて物事を理解できるレベルの英語まで、英語圏で習得されて、帰国されたということですね。  そういう経験に基づいて、英語が全く話されていない日本で育った子供たちが英語を学ぶ方針を立案されるのは無理です。 吉田研作氏には、日本の子供たちが英語を学ぶ基本的な状況が体験として理解できません。 日本の子供たちは、アメリカの子供のように「話される英語」と「それが意味するもの」が結びつくのを一日中、見て、体験しているわけではありません。 アメリカにいれば発音練習も子供は必要ありません。つまり、英語習得の基本的な条件が吉田研作氏と日本の子供たちでは全く違うのです。「英語で授業」は間違った方針です。 初級者、中級者には全く効果はありません。   日本の子供たちの言語環境は英語圏で育った吉田研作氏とは全く違います。  吉田研作氏のように「英語で授業」で日本の子供たちが英語や発音を習得することは出来ません。             松本茂氏についてはこちらのブログに書いた通り、彼は英語教育の専門家ではありません。英語教育法も音声学も学んでいません。 ご専門は経営学です。  こういう大学教授の提唱する方法に日本の高校の先生方が従えないのは当然です。 吉田研作氏も松本茂氏も日本語で授業をする高校の先生方を非難するのはおやめください。  こちらの新聞記事を見ると松本茂氏は英語教育改革が進まないことに心を痛めているようにはとても見えません。 松本茂氏はこの新聞記事によって「高校の先生方には英語で授業が出来ないけれど、自分には出来る」と言いたかったのですか。 だから朝日新聞の記者に自分から「英語教育改革はなかなか進まないですね。困ったものです。」とメールを送ったのですか。 有識者会議の委員は、自分をアピールするより、生徒の英語力を上げる方法を本気で考えている教育者に就任していただきたいです。  そういう方なら、高校での「英語で授業」がちっとも進まなかったら、「英語で授業という方針に何か問題があるはずだ」と考えて、高校の先生方を非難ばかりしていないで、詳しい調査をしてくださったと思います。  この新聞記事に書いてある松本茂氏の教案は日本のどこの高校でも出来ません。「文法事項はやさしいものから難しいものへ段階を踏んで教える。」「文法事項は一つずつ教える。(生徒が混乱するからです。例えば、まだ習っていない仮定法と現在完了2つが入っている文章を読ませるようなことはしません)」 こういう英語教育の基本的なことも知らないで、できもしない華やかな教案を新聞で披露されても、高校の先生方には何の参考にもなりません。 先生方には、「こんな教案、どこの高校でもできない」とすぐわかります。 ご本人もできない教案ですから当然でしょう。それに自分の意見を説得力を持って論理的に展開する指導も日本の学校ではまだ行われていません。 指導されていないことばかりですので、生徒たちに松本茂氏の主張する授業は出来ません。 やったとしても指導なしではなんのスキル向上にもなりません。  有識者会議の委員は「自分をアピールすること」より、生徒の英語力を本気で上げたいと思っている教育者に就任してもらってください。 高校の先生方への非難は全く的外れです。   このブログの後半、紫の文字の部分で「英語で授業」を当時勧めていた文部科学省の向後秀明教科調査官について書いてあります。  「泳ぎを習得するためには実際に泳がせなければならない」といって、彼は「英語で授業」をいろいろなところで講演して勧めていました。  「英語で授業」は間違った方針です。  向後秀明氏は、間違ったことを日本の英語教育者に提唱した責任をきちんととってください。   向後秀明氏は、英語教育法について肝心なところをきちんと押さえていません。 こちらのページの「2.これからの英語教育に求められることは何だと思いますか?」という大学側の問いに対する答えをみても、英語発音とカタカナ発音の区別がつかない向後秀明氏の主張する教育方法では、とても「話すこと」の発信力など子供たちにつけることは出来ません。 子供達にボロボロの発音で話させるような教育法(英語で授業)を主張しておいて、何が「話すこと」の発信力なのですか。  英語教育に口を出すなら、向後氏ご自身が音声学を少しは学ばれて、ご自分で英語発音とカタカナ発音の区別くらいできるようになってから口を出してください。 「英語で授業」など主張する人間は発音習得の指導に関して全く無知です。 こういう人が先生方に講演しても、子供たちのスピーキング能力は全く上がりません。 講演者に発音を聞き分ける能力がないのですから当然でしょう。





(英語学習者の方へ)自分の話す英語の子音が日本語化しているかどうか、おおざっぱにですが、簡単にわかる方法を2番目のパラグラフの最後に書きました。参考になさってみてください。ピンクの文字で書いてあります。(たとえ子音が日本語化していてもがっかりなさらないでくださいね。 練習さえすれば聞きやすい発音に変わりますから)(8月27日)

50万人の受験生にスピーキングテストをしようというほど日本人のスピーキング能力が低いことが問題になっているのに、文部科学省が教科書の音声モデル(CD)を生徒に配布しないのは、どう考えてもおかしいです。生徒に音声モデル(CD)を配布することに反対しているのはどなたですか。文部科学省の方ですか? それとも政治家ですか? それとも教育再生実行会議のメンバーですか? 通じない発音でどんなに素晴らしい授業をしようと全く無駄です。 「良いとか悪い」とかの問題ではなく、「楽しいとか楽しくない」とかの問題ではなく、「本当に言いたいことを言うとか言わない」とか以前の問題として、「通じる発音で話す」というのは、英語教育の大前提です。その能力を習得するために音声モデル(CD)がいるのです。 (文科省初等中等教育局視学官直山木綿子先生はご存じないかもしれませんが日本語で「たーん」「たーん」」と口を大きく開けて言って、それが英語の「TURN」だと理解してくれる人は日本の外に出たらほとんどいません)音声モデル配布に反対しているのはどなたなのですか? その方が、日本のスピーキング教育の障害になっています。 取り除いて下さい。 子供たちがこの発音のまま大きくなったら、英語の通じない日本人が増えるだけです。全く無駄な英語教育になります。「入試はベネッセで」「発音は英会話学校で」それでは学校教育は何のためにあるのかわかりませんね。 それが、その方の目的ですか。わざと学校で子供たちに正しい発音を習得させず、業者を儲けさせるのがその方の目的ですか。(もし、本当にそういう目的で、音声モデルを子供たちに与えることに反対している人がいるとしたら、その方は業者のお金儲けのために裏で画策して日本の英語教育をだめにする「業者の工作員」のようなものです。 排除してください。 英語民間試験やポートフォリオの経験から、文部行政に「教育者の皮をかぶった業者の工作員」はいりません。)子供たちは業者のお金儲けの道具ではありません。 必要なことは「学校で」きちんと教えてください。

文部科学省初等中等教育局視学官直山木綿子先生だけでなく、私が今まで拝見したすべての先生の英語教育の方針には発音習得の指導がすっぽり抜けていました。  おそらく日本で英語教育について発言する先生方はご自身が留学したり、帰国子女であったりして、発音習得の勉強をする必要がなかったからでしょう。  けれどもそれでは、日本の子供たちが通じる発音で話せるようにする英語教育は出来ません。「たーん」「たーん」をどうやって英語の「TURN」と発音してしゃべれるようにするか、その問題に正面から取り組んだ指導法でない限り、日本人の英語を通じるようにする英語教育は出来ません。 そしてその方法は、発音習得を全く知らない先生方が想像するよりはるかにたくさんの練習が必要になります。 一日一時間英語で授業をさせて、「子供達が英語に慣れるように英語で授業をする」などといっている先生方の想像をはるかに超えた長い期間の練習が必要になります。 そういうことを知らない人は英語教育に口を出さないでください。そういう教育をすれば子供たちは日本で勉強しても こういう発音で話すようになります。(川合典子Official Web Site 日本人の発音が通じない理由(子音の面から)のページより引用しました)  

録音をアップしたついでですので、英語学習者の方に自分が話す英語の子音が日本語化しているかどうか確かめる簡単な方法をお話し致します。 私のこの録音の後に、続けて(間を置かずに)自分のしゃべった英語の録音を流して聞いてみてください。聞き終わった瞬間「自分の話す英語の子音が聞きづらい」と感じたら、子音が日本語化している可能性があります。簡単に確かめられますので、やってみてください。 (これは私の発音の生徒さんから聞いたことですが、片方の録音をパソコンから聞いて、自分の発音をICレコーダーから聞くと、違いがわかりにくい場合は、私の録音も同じICレコーダーに入れて続けて聞くとよくわかる、ということでした。同じ機器で聞く方がよくわかるそうです。) 




(8月15日)アマゾンにお聞きします。私の2冊の本だけが、このページのランキングの中で配送料が470円となっています。 なぜですか。理由を聞かせてください。あるいはどなたかの依頼ですか。7ページ目まですべての本の配送料が無料であることを確認しています。(8月19日)私の緑の本の配送料は今も480円です。(10ページ目まで私の本以外すべての本の配送料は無料です)私の本だけ配送料を有料にされるのは今年2月4日と今回。もう二度目です。なぜですか。どなたかの依頼ですかKADOKAWA(松原眞樹社長)からの依頼ですか。もし違うのであれば「違う」とご回答ください。 その場合はこの部分の記述は直ちに削除いたします。  アマゾンも何もやましいことがないのでしたら明確にお答えください。「答えられないということは、表ざたにできないことをしている」と思われても仕方ないでしょう。 「アマゾンは公正なビジネスをしていない」と思われても仕方ないでしょう。 しかもこのことを書いた後、緑の本は、9ページ目まで下がっています。 これもKADOKAWA(松原眞樹社長)の依頼ですか。違うなら「違う」とご回答ください。(出版社経由で結構です)私は2度も私の本だけ配送料を有料にされた本の著者ですから、本当のことを知りたいです。

私は送料を有料にされる以外に、アマゾンのランキングを下げられたり、中古の本の価格を1円にされたり、いろいろな妨害や嫌がらせをKADOKAWA(松原眞樹社長)からされています。 最初に中古の本の価格を1円にされた時のことはこちらのブログの水色の文字の部分に書きました。 2度目に1円にされた時のことはこちらのブログの終わりのほうに書きました。 妨害をやめてくださるよう松原眞樹社長に何回もお願いしているのに、ちっともやめてくださらないので、まるで「いじめ」のように私には感じられました。
自分の書いた本は「自分の分身」のようなところがあります。 だからその本にこういうことをされると、とても悲しい気持ちになります。 我慢していても時々、アマゾンのページを見た瞬間に思わず、松原眞樹社長に「もうやめて下さい。」と心の中で叫んでいる時があります。 今年は2020年ですから、2008年に松澤喜好氏に盗作されて、アスキーメディアワークスに隠ぺい工作をされて、その後KADOKAWA(松原眞樹社長)に妨害されて、今年で12年の歳月が流れました。 一つの企業が、個人に対して、12年も不正行為をし続けているのですね。KADOKAWAには松原眞樹社長のほかに角川歴彦氏をはじめ何人も取締役の方々がいらっしゃいます。  取締役には他の取締役の不正行為を監視監督する義務があります。(取締役の善管注意義務)他の取締役の方々は私に対する松原眞樹社長の妨害をやめさせてください。

最近ではレビューにも疑問を持つようになりました。
私の本「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」のアマゾンのレビューについて。(こちらのページ)
2021年2月19日現在、この本には4つのレビューが書いてあります。(総数は5と書いてありますが私もこの4つのレビューしか読んだことはありません) 星1つを付けた方はたった一人ですが、棒グラフでは52%の人が星1つを付けたとあらわされています。  評価は「単純平均ではなく信頼性を検証して書かれている」ということですが、星1つを付けた方はたった2行しかレビューを書いていません。 他の方はとても詳しく書いてくださっています。  星1つ=52%というのが、信頼性を検証した結果なのでしょうか。(星5つ2人=28%、星3つ1人=20%、総合評価2.5)


12月8日加筆

3回目に私の中古の本が1円にされたのは今日(12月8日)でした。13時38分、確認しました。こういう時だけランキングの1ページ目や2ページ目に載るのですね。  先月360円くらいだった時から少しずつ下げられて今日は、1円になりました。 私はその過程を毎日見てきました。  最後の方は毎日2回ずつ下げられて、1円になりました。  価格が50円を切った時、また1円にされるとわかりましたので、心の中でKADOKAWA(松原眞樹社長)に「やめて下さい」と毎日お願いしていました。 もうそれしか私にできることはありませんでした。でも、当然、そんなことではやめてもらえませんでした。 英語教育以外のことであまり騒ぎたくなかったからハッシュタグも「英語教育関連事項しか付けない」と決めていました。 けれども、少しでも読んでくださる方がふえれば松原眞樹社長にも妨害をやめてもらえるかと思って、「KADOKAWA」というハッシュタグをその時につけました。 同じ理由で、今日「アマゾン」というタグもつけました。 でもあまり関係ないかもしれませんね。 (12月3日に「向後秀明」というハッシュタグをつけた理由は本文前半紫色の部分に書いてあります。 この方の妨害は巧妙で執拗でした) 
価格を下げられている間、本のランキングは7ページ目、8ページ目が当たりまえになるほど下げられていました。 前にも書きましたけれど、送料を私の本だけ有料にしたり、ランキングを下げたりするのはアマゾンに何らかの見返りをしなければやってもらえないでしょう。 そのお金はKADOKAWA(松原眞樹社長)は、どういう名目で支出しているのでしょうか。 「妨害の依頼」とは書けないでしょうから、虚偽の名目を会計書類に記載するのですか。 会計処理に虚偽の記載は税法上問題があります。 公正な企業活動はお金の流れの面からも裏付けられなければなりませんので、虚偽の記載は税法上禁止されています。

アマゾンもお金をもらえば、不正行為でも犯罪行為でもなんでもするというのはよくないと思います。(下に書いたような20億円もの不正行為をする企業ですから、アマゾンの事業方針にモラルなどないのかもしれませんね。) アマゾンもKADOKAWA(松原眞樹社長)の犯罪行為に加担していることと同じです。  私は、最近、「アマゾンもKADOKAWA(松原眞樹社長)と同じ犯罪を犯している」と思うようになりました。 下に書いた事件ではアマゾンが納入業者に不当に払わせた20億円を返金するから公正取引委員会はアマゾンに対して行政処分は行わない、ということですが、アマゾンは悪いことを平気でするモラルのない会社ですから、その罪に対して行政処分をきちんと行ってくださった方がよかったと思います。 納入業者に不当に支払わせたお金を返金するのは当たり前ですから。 20億円くらいアマゾンには何でもないでしょう。 (下が、今述べた中古本の価格の直近の推移です。 先月の360円くらいから1円まで、一直線に下がりました。 その間、価格が前の日よりわずかでも上昇した日は一日もありませんでした。 同じ価格に留まった日も一日もありませんでした。一直線に1円まで下がりました。下げられる割合が一定していましたので、12月の初めには、「1円にされるのは火曜日ごろかな」と思っていました。やっぱりそうでした。)

本は自分の分身のようなところがありますから、最後は毎日2回ずつ下げられるのを見ているだけで私自身は胸のつぶれるような思いがしました。 やっている人は著者にそういう思いをさせるためにやっているのでしょうが、体にも心にも毎日ボディブローを受けているようでした。 何週間も個人を痛めつける目的で、準備をされるのでは私は何も太刀打ちできませんでした。  KADOKAWA(松原眞樹社長)は著者をいたぶる目的でアマゾンのサイトを利用し、アマゾンはそれを十分承知でやらせている。 「一個人が一部上場企業(KADOKAWA(松原眞樹社長)に何を言おうと巨大企業(アマゾン)に何を言おうと誰も取り上げはしない」とわかっているからでしょう。無名の犯罪被害者など痛めつけておけばそのうちいなくなると思っているからでしょう。 KADOKAWA(松原眞樹社長)は、結婚後すぐに家庭に入ったような社会経験の少ない女性など痛めつけておけば、そのうち何も言わなくなると思っているからでしょう。

12月26日 KADOKAWA(松原眞樹社長)にお聞きします。12月26日21時28分現在私の赤い本はアマゾンのランキングの21ページ目にありました。 21ページ目というのはあまりにもひどくありませんか。 これはランキング最後のページです。(もう、この文を書いている今はリンク先のページも変えられてしまいました。) 

あの時の21ページ目は下のようになっていました。(この黒字の部分は26日から3日後に書いています)今私のブログのリンクからジャンプした21ページ目とは全然違う画面ですね。 今(29日22時49分現在)私のブログからジャンプした21ページ目にはスポンサー推薦の5,6冊の本しか載っていません。  そしてその一番下は松澤喜好氏の青い「英語耳」の本になっています。 あの後KADOKAWA(松原眞樹社長)がこの21ページ目の画像を作成されたのですか? (それに29日22時49分現在アマゾンのこのランキングに21ページ目はありません。20ページ目までしかありません。この後KADOKAWA(松原眞樹社長)がまた、21ページ目を入れるのかどうかはわかりませんけど。私はもう、追っていけませんから。)
それぞれの本の表紙もコピーしてあったのですが、表紙のデザインにはおそらく著作権があると思いましたので、表紙の画像は削除して、本の題名のみであの時の21ページ目を再現しました。  あの日(26日)私が「ひどい」と驚いた21ページ目は下のようになっていました。 2番目が私の本です。


無理なく続く英語学習法
ジェイソン・ダーキー、 古川 武士 | 2012/9/8
5つ星のうち3.7 5
単行本
¥1,650
17ポイント(1%)
通常配送料無料
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
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¥1 (48点の中古品と新品)



英語発音、日本人でもここまでできます。―発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
3.6 out of 5 stars 14
単行本
¥2,640
26ポイント(1%)
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田尻悟郎の楽しいフォニックス
田尻 悟郎 | 2010/4/1

3.2 out of 5 stars 4
単行本
¥1,760
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¥700 (16点の中古品と新品)


最短・最速で英語耳!8000ヘルツ英語聴覚セラピー(CD付)
篠原佳年 | 2010/5/27
5つ星のうち3.4 9
単行本
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キングで学ぶ英語のリズム (シリーズ 英語音声への挑戦)
寺島 隆吉 | 1998/7/1
単行本
¥1,834
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一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
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ロックで広がる英語の世界――心とからだを解放する (シリーズ英語音声への挑戦1)
寺島隆吉 | 1997/6/17
単行本
¥1,980
20ポイント(1%)
通常配送料無料
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
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¥653 (13点の中古品と新品)


場面別リスニング集中講座
実松 克義 , ジェフリー ケディ他 | 1996/2/10
単行本
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一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。



大判みいちゃんママのA4サイズフォニックスアルファベットフラッシュカード132枚入
妹尾佳江、 もぐらぽけっと | 2016/6/20
Stationery
¥13,037
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一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
こちらからもご購入いただけます
¥12,543 (2点の新品)


共鳴と切れが良くなる!英語発音―音調CD付
重田 勲 | 2013/10/1
単行本
現在在庫切れです。


英語のXYZ
寺島 よしき、 大澤 紀博 | 2005/11/1
単行本
この本は現在お取り扱いできません。


てゆーかこれが英語。
寺島 よしき | 2001/9/1
単行本
この本は現在お取り扱いできません。



ボディガード・ワークブック
渡辺 幸俊 、 Bruce A. Perkins | 1995/3/1
単行本
この本は現在お取り扱いできません。

英語、好きですか フォニックスと発音 CD
松香洋子 | 1981/6/1
5つ星のうち4.0 1
CD
現在在庫切れです。
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1
...
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21
次へ→





   それから1時間後(同日22時27分)、私の赤い本はランキング19ページ目に掲載され、21ページ目、自体がなくなりました。(19ページ目というのも相当ひどいと思います。)  たまたま今夜見て自分の本が21ページ目にあるのを見つけましたけれど、もう、KADOKAWA(松原眞樹社長)に、いつ何時何をされるかわからない怖さと不安を感じます。 私の知らないところでされる嫌がらせはまるでストーカーのようで、怖いです。   23時1分、21ページ目がまた出てきましたけれど、私はもうこの動きをずっと追いかけていくことはできませんのでここまでの記述で終わりにいたします。 この後、KADOKAWA(松原眞樹社長)がアマゾンのページを私の言ったことと違うようにどんなに変えても、私はもうその動きについていけません。 (このランキングのページを私の言ったことと違うように素早く変えるのも、KADOKAWA(松原眞樹社長)の「自分は何もしていない」「川合典子の言っていることが間違っている」と思わせるための手法ですか。もう私個人ではKADOKAWA(松原眞樹社長)とアマゾンが結託して働く悪事にとても太刀打ちできません。KADOKAWA(松原眞樹社長)のように自分の言う通り動く社員がいるわけでもありませんから。)  私の知らないところで私に対して執拗に行われるKADOKAWA(松原眞樹社長)の妨害や嫌がらせは、ストーカーのようでとても怖いです。



中古の本の価格が1円まで下げられる様子(赤い字の部分)

(12月6日夜)
英語発音、日本人でもここまでできます。-発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
5つ星のうち3.6 14
単行本
¥2,640
26ポイント(1%)
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通常配送料無料
残り2点(入荷予定あり)
こちらからもご購入いただけます
¥23 (31点の中古品と新品)

(12月7日朝)
英語発音、日本人でもここまでできます。-発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
5つ星のうち3.6 14
単行本
¥2,640
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明日中12/8までにお届け
通常配送料無料
残り2点(入荷予定あり)
こちらからもご購入いただけます
¥18 (31点の中古品と新品)

(12月7日夜)
英語発音、日本人でもここまでできます。-発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
5つ星のうち3.6 14
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残り2点(入荷予定あり)
新品および中古 オプション元:
¥12 (30点の中古品と新品)

(12月8日朝)
英語発音、日本人でもここまでできます。-発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
5つ星のうち3.6 14
単行本
¥2,640
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残り2点(入荷予定あり)
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¥6 (31点の中古品と新品)

(12月8日 13時38分)
英語発音、日本人でもここまでできます。-発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
5つ星のうち3.6 14
単行本
¥2,640
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明日中12/9までにお届け
通常配送料無料
残り2点(入荷予定あり)
こちらからもご購入いただけます
¥1 (31点の中古品と新品)




昨夜(9月10日)7時のNHKニュースでアマゾンジャパンのことを報道していました。
アマゾンが販売した商品の値引き分を納入業者に補填させていた問題で、アマゾンが納入業者1400社に20億円返金する、というニュースでした。 これを受けて公正取引委員会はアマゾンジャパンに独占禁止法違反での行政処分は行わない。 アマゾンジャパンは「すべての取引先企業とのビジネス展開において、オープンかつ建設的な対話に取り組んでまいります。」というコメントを出しました。 ということでした。
アマゾンジャパンには、オープンで透明性の高いビジネスをしてほしいです。私はいまだに、なぜ私の本だけが送料有料にされたのかわからないままです。 オープンで建設的な対話に取り組んでいく姿勢があるのなら、私の本だけなぜ送料が有料なのか、きちんと説明してください。 巨大企業だから何でもやりたいようにやっていいわけではありませんよね。きちんと説明してください。 


8月15日 送料を有料にされた時のアマゾンの表示

英語発音、日本人でもここまでできます。―発声から変える川合メソッド
川合 典子 | 2010/12/1
5つ星のうち3.9 13
単行本
¥2,640
配送料 ¥470
通常6~10日以内に発送します。
こちらからもご購入いただけます
¥329 (23点の中古品と新品)


続・英語発音、日本人でもここまでできます。―発音能力を育てる川合メソッド
川合 典子 | 2012/12/1
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単行本
¥1,980
配送料 ¥470
通常6~10日以内に発送します。
こちらからもご購入いただけます
¥399 (20点の中古品と新品)


* * * それでは今日のブログに入ります * * *

文部科学省が作成した下の2つのビデオを拝見しました。 その感想を書きます。
(ビデオ1) なるほど!小学校外国語①言語活動  直山 木綿子 文部科学省初等中等教育局視学官 × 櫻木 瑶子 文部科学大臣報道官と小学校の外国語教育はこう変わる!
(ビデオ2) ③〜言語活動を行う動機付けのはかり方〜私が見たのは3時間目の授業の方です。

小学校の英語教育が始まったときのことを私はよく覚えています。文部科学省が率先して始めたわけではなくて、保護者の皆さんの「英語はもっと小さいときから教えたほうがいいのではないか」という強い要望があって、それに押される形で文部科学省が小学校からの英語教育を始めました。

私は英語を小学生の時から教えるメリットがあるとすれば、発音の分野だろうと思いましたので、その結果を注視していました。  Youtube にたくさんアップされていた小学校の英語の授業を見て私が思ったことはこちらのブログに書いてあります。

2015年8月30日 文部科学省の方針(小学校から英語の授業)を実施したので、小学生がカタカナ発音で話しています。(1)

小学校の英語の授業を見るとき、多くの方は先生がどう教えてるかをご覧になると思いますが、私の場合は授業を受ける生徒たちの発音をヘッドフォンを付けて一つ一つ聞いていました。  その結果思ったのは、やはり発音は学習者がたくさんの英語を自分の耳で聞いて同じ音で発音し始める過程を取らないと小学生といえどもネイティブ発音にはならないということでした。  週に数時間英語の授業をネイティブから受けてもカタカナ発音のままだ、ということが分かりました。  聞く量が圧倒的に足りないということです。  それではどのくらいの量の英語を聞けばネイティブ発音になるか、ということについては下のブログに書いてあります。

2015年6月1日 文部科学省の方針(中学校、高校の英語の授業を英語で行う)を実施すると、中学生、高校生が、カタカナ発音で話し始めます。

そのころ私は小学校の先生方が行う英語の授業にいくつか参加しました。  ただでさえ多忙なのに、その上に英語の授業を研究しようという先生方ですから、非常に熱心でどれも(ある一点を除けば)素晴らしい授業でした。  (その時の感想はこちらのブログに書いてあります)
このビデオの先生もそうですね。  児童教育の専門家として素晴らしい授業ですね。  もし、ヨーロッパの国でこういう英語の授業をしたら、申し分のない授業だと思います。  母国語が英語と似ている国で行われた授業だったら、これで申し分ない授業だと思います。  生き生きと授業に参加する子供たちを見れば、それがよくわかります。 ただ、これを日本語を母国語とする子供たちに行うと、一つ問題が起こって来ます。  私がこれから書くことは小学校の先生を批判するつもりで書いているわけではありませんので、その点は誤解なきようお願いいたします。

ある一点、私が気になったのは授業に参加する子供達の発音でした。  生徒の発音はカタカナ発音です。 子供たちが授業に慣れていけば、このカタカナ発音が正しい発音に変わるかというと、そういうことはありません。  このまま中学、高校、(大学)と英語の授業を進めて、子供たちが大人になって日本の外に出た時、「日本人の英語はよくわからない」という今の現象がそのまま続くことになります。 日本にいる外国人の方々は一生懸命日本人の英語を聞いてくれますので、日本にいるとわかりませんが、日本の外に出ると日本人の発音は非常に聞きにくいです。  通じない場合が多いです。   



文部科学省初等中等教育局視学官直山木綿子先生には、子供たちの発音がカタカナ発音であることや母音の区別がされていないということは聞き取れないようです。  先生方に英語の授業のアドバイスをするならば、少なくとも、子供たちの発音を聞いて、カタカナ発音か英語の発音かの区別が出来るようになってから、アドバイスを行っていただきたいと思います。

「英語の授業が楽しくないから子供たちは興味を失って英語を勉強しなくなる」その結果英語力が上がらない。 そう考えて、小さいときから楽しく授業をすれば子供たちは興味を持って英語を勉強するようになると文部科学省は考えているようです。  それで楽しい授業の工夫がされているようですけれど、小学校で楽しく学んだから中学生になって、関係代名詞や仮定法で躓くことがないかというと、そういうことではないと私は思っています。

やはり、文が複雑になってきたり、英語で表現される概念になじみのないものが入ってくるとそれが難しくてついていけなくなる子供たちは今と同じように出てくると思います。  そのくらいのレベルになるともう楽しいだけで、英語は勉強できなくなります。  そのハードルを乗り越えるために何をしたらよいか。  それはハードルを乗り越えるだけの英語の基礎体力を生徒に日々付けさせることだと私は思っています。  それが、私がこちらのブログに書いた中学生の勉強の仕方です。
2年ほど前、私は郵便局に用があっていきました。 そして用が終わった後、私を担当してくださった方とお茶をいただきながら、お話しをしました。  その方には中学1年生の息子さんがいらして、お母さんは息子さんをアメリカの学校に通わせようと思っていました。 お知り合いがアメリカにいて、そこに息子さんを預けてアメリカの学校に通わせたいようでした。 それで私は「どう思われますか」と聞かれました。

私「お子さんがアメリカに行きたいと言っているのですか?」
お母さん「いいえ。英語を身につけさせるために私が息子を一人でアメリカに行かせようと思っています。」
私「中学1年生で仲の良い友達と別れて言葉の通じない知らない子供ばかりの中に一人で入っていくのはお子さんにとってつらいと思います。  一人でアメリカに行ったら、学校から帰ってきて家族と日本語で話せるわけでもありませんし、食事も慣れた日本食は食べられなくて、毎日アメリカの食事では、最初はとてもきついのではないかと思います。」
このお母さんは息子さんの英語をとても心配されていたので、私は次のようにお聞きしました。「息子さんはI like music. を主語をHeにしたら、すぐにHe likes music. といえますか?(like がlikesに変わります)」
お母さん「今、そういうところがだんだんあやふやになってきています。」とおっしゃいました。
私「中学生の時は、いろいろなことをさせないでまず学校で習う基本的な文が考えなくても口をついて出てくるようになるまで言う練習をしてください。 基本的な文が考えなくても口から出てくるようにならないと次に新しいことを学ぶ土台が出来ませんから。言う練習をするときはCDを使ってください」と私は答えました。  習ったことについて常に考えなくても口から自然にその文章が出てくるようにしておくこと、これが英語の基礎体力だと私は思っています。

ヨーロッパの言語を母国語とする人たちは言いたいことを母国語から英語に直していけばある程度、英語を習得できる部分がありますけれど(言語に似通った部分がある)、日本人の場合は技術的な学習としてどうしても教えていかなければならない実技があります。それが発音です。  これは日本人が英語を通じるように話すためには避けて通れない事柄です。  具体的には各母音、子音の習得はもちろん、子音の日本語化とリズムです。  子音の日本語化はこちら(HP)で解説してありますが、多くの日本人の大人はすでに英語の子音の長さが聞き取れないように耳が出来上がっていますので、子供の英語を聞いてもその点に気づかない人が多いです。直山木綿子先生もお気づきにはならないようです。  直山先生は子音の長さが聞き取れないので、生徒の発音に違和感は感じないようです。  

もう一つのリズムは、このビデオの授業では文が短いので問題になりませんが、長い文になってくると相手の人に聞きにくいという問題を起こします。  アメリカに行ってしばらくして私の息子が英語に慣れ始めたころ、こういいました。  「僕はね、多少この言い方でいいのかな」と思うことがあっても文は途中で切らないで最後まで言い切ることにしている。  日本人の英語が通じないのは変なところで文を切るからだよ」といったことがありました。 変なところで文を切ると、アメリカ人が聞きなれている強弱のリズムとは違ってきますので、相手の人が聞きにくそうな顔をして聞いているのをよく見ました。

日本語でもそうですね。  どこかのブログに書いたと思いますが、空港でアメリカ人がしゃべった日本語のアナウンスを聞いているうちに文を切るところが日本人と違うので、私も途中で聞き取れなくなったことがあります。

各母音、子音の特徴と「子音の日本語化」とリズムはどうしても英語学習の最初から子供たちに訓練していかなければなりません。

日本人が英語を言語として使えるために最も大事なことは英語が通じることです。  相手が理解できる英語で話すということです。  私もシカゴに行くまでは日本人の英語が通じにくい(最悪の場合通じない)とは知りませんでした。  大学の英会話の授業でもアメリカ人の先生は生徒の多少おかしい発音でも全部理解してくれていましたから日本人の英語が通じないと思ったことはありませんでした。  ですからシカゴにいたころ、ある日テレビのニュースで、日本の経済界では英語が堪能で有名な方が英語で記者会見しているのに、テレビに英語字幕が出ているのを見た時は、驚いてしまいました。  1990年ごろでした。 この時初めて日本人の英語は通じていないのだと知りました。  それから注意してみていくと、日本人の英語が「通じていない」「非常に聞きにくそうに相手が聞いている」場合がたくさんあることに気付きました。  このビデオに出てくる子供たちが大人になったら、やはり通じない、非常に聞きにくい英語で話すようになります。 でも直山木綿子先生は児童の発音がカタカナ発音だということや母音が区別して発音されていない、ということにはお気づきにならないようです。  授業について先生方にアドバイスするなら、せめてカタカナ発音と英語の発音の区別くらいは出来るようになってからなさった方がいいと思います。  

留学した方々は日本人の英語が聞きにくいと言われたことはないと思います。  2度目の赴任で、ニュージャージーに住んでいたころ、私がイギリス英語に興味があって「学校でイギリス英語を話すお友達はいるの?」と娘に聞いたら、「お母さん、学校では誰々の英語は~~だ」とか言ってはいけないんだよ」といわれました。  学校では生徒心得マニュアルのようなものが、生徒一人一人に配られます。 私も全部読みましたけれど、その1ページ目に先生と生徒、生徒と生徒は互いにrespectをもって接すること。  という決まりが書かれていました。 一番始めのページに書かれているということはそれが学校生活で一番大事なことなのでしょう。 お互いにrespectをもって接するときに「あの子の英語は聞きにくい」などとは言いませんね。  ですから留学した方は日本人の英語が通じにくいということも気づいていないと思います。 長期に現地にいれば、中にはネイティブのように聞きやすい英語に変わっていく方もいらっしゃいます。
通じる英語を話すためには日本人にはどうしても発音練習が必要です。  それが楽しくても楽しくなくても通じる発音を身につけることは必要です。 「良い」とか「悪い」とかの問題ではなく、正しい発音を習得させないと言っていることが通じない、つまり、言語として使えない、ということなのです。 通じない英語を話している、ということは英語が全く話せないのと同じことなのです。

私の子供たちはバイリンガルですけれど、彼らが楽しい学習だけして、バイリンガルになったかというとそうではありませんでした。  彼らがした勉強の99%は本当はしたくない勉強でした。  娘はベッドの上で夜遅くまでブツブツ地理の用語とその意味を英語で書いた文章を暗記していましたし、息子は化学の元素記号の元素の名前を暗記していましたし、ロミオとジュリエットのロミオのセリフも暗記していたようです。 彼らにとって、やりたくない英語の勉強が日常の学習の99%を占めていました。

外国語を学ぶ以上、言いたいこと楽しいことだけやっていて、習得することは出来ません。 ただ、日本で外国語として英語を学ぶ場合、中学生のような若い時期だと初めてのものに対する好奇心もありますから、それほどの苦行にはならないと私には思えます。 それに若いと確かに口も滑らかに動きますし、耳もいいですから、早く上達しますので、大人がするほど大変ではないように思えます。 家庭学習として少しずつの学習を習慣化させればそれほど負担にはならないと思います。

文部科学省は私がどれほど言っても発音を学校で教えることを全く考えないで英語教育をしようとしています。 このことについて私はずっと考えていました。

何度も書いているように下の私のブログは為政者によってかなりひどい妨害を受けています。何年も前から、決まった4語の検索ワードで検索すると、毎日2位にでてきていたのに、今年1月末から突然どこにも出てこなくなりました。  
2017年11月2日 「中学時代に、きちんと発音習得を行った英語教育の専門家はいないのでしょうか?」

私はおかしいと思いました。  このブログよりもっと文部科学省に都合の悪いブログ(例えば4技能は役に立たない)を私は書いているのに、それは順位を下げられる程度の妨害を受けているだけなのに、なぜ、「中学時代に、きちんと発音習得を行った英語教育の専門家はいないのでしょうか?」のブログだけがこんなに激しい妨害を受けるのだろうか、と私はずっと考えていました。  考えていた時、ふっと、数年前の出来事が頭に浮かびました。

それは2015年6月1日のブログを私が書いたころだったように思います。

そのころ文部科学省は英語の授業を英語で行うことを盛んに国民に言っていました。 「泳げるようになるには泳ぎについて学ぶよりも実際に泳がせなければならない」と主張する文部科学省の向後秀明教科調査官がいろいろなところで講演を行っていました。 その時、そういうイベントを告知するページに、ある大手英会話学校の名前がそのイベントに協力する形でいつも出てきました。 それを見て、私はとても不思議な気がしました。なぜ公平であるべき文部科学省のすることに、いつも同じ英会話学校の名前が出てくるのだろうと思いました。

私の父は公務員でした。  第二次世界大戦後公務員として働き始めました。  若いころ軍国主義を叩き込まれた父と同じ年代の人々は戦後今まで経験したことのない新しい「民主主義」という国家の体制の中で働き始めました。  

新しい体制の中で手探りで多くのことを学んでいったのだと思います。  公務員としてどう働くべきか。  もちろん職場で研修もあったでしょうが、父はそれを一生懸命自分なりに考えて身に着けようとしてきたのだと思います。

私の実家は二つの道が交差する角に立っています。住宅地ですから車はほとんど入ってきませんが駅に近いので、いつも少しの人通りはありました。  それで、選挙の時期になると運動員の方が候補者のポスターを持ってよく家に来ました。 「お宅の塀にポスターを張らせてください」と頼まれると父はいつも次のように答えてお断りしていました。

「私は公務員ですので特定の政党を応援する活動をすることは出来ません。」

小学生の時からそういう父の姿を見ていたので、私は「こうむいんってそういうことをしてはいけないんだ」と子供ごごろに思いました。 まだ「公務員」がなにかもわからない頃からそう思っていました。  中学、高校になってからも父のそういう姿を見ていたので、「公務員って公平な立場で仕事をしなければいけないんだ」と当たり前のように思うようになりました。 一度、市議会議員の選挙で黙って塀にポスターを貼られたときは、その候補者を知っている方に電話をして取り外してもらいました。 普段はご近所の方に何も言わない父でしたが、選挙のポスターに関しては一度も受け入れたことはありませんでした。  

私は父のそういう姿をずっと見てきましたので、今から4年くらい前、文部科学省の向後秀明教科調査官と、いつも文部科学省のイベントのページに名前があった大手英会話学校(イーオン)の社長(三宅義和氏)の対談が、「イーオン社長とゆかいな仲間たち」という題でオンラインの雑誌(PRESIDENT Online)に載っているのを見た時、大変驚きました。  文部行政を決定する権限を持つ国家公務員が特定の英会話学校の社長と対談してそれが「英会話学校社長とゆかいな仲間たち」という題で、ネットに載っている。「そういうことをしていいの?」と思いました。文部科学省の教科調査官は、大手英会話学校イーオン社長の仲間なのですか。文部科学省の教科調査官は国民の税金で働いています。 向後秀明教科調査官の行いは非常に軽率で、国家公務員としての自覚に欠ける。 実際に何を与えなくてもその映像を見るだけで、この英会話学校のビジネスに文部科学省(国)がお墨付きを与えているような印象を人々に与えてしまう。 日本に英会話学校はたくさんある。 すべての英会話学校に対して文部科学省は、公平な扱いをするべきではないのか。 特定の事業者と密接な関係にあるようなことを公(おおやけ)に行ってよいのか、私はそう思いました。 人事院は公務員が公平な立場で仕事をしなければならないことについて、もう少し徹底させた方がいいのではないですか。 向後秀明氏の行動はこちらの義務違反防止ハンドブック(服務規律の保持のために)にある国家公務員の服務規律違反ではないのですか。(日本国憲法第15条第2項、すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。) また「英語で授業」を提唱すること自体、向後秀明氏が英語発音とカタカナ発音の区別が出来ない、ということですので、向後秀明氏は英語音声学をきちんと学ぶ必要があります。 英語で授業、English Only 、日本でこういう環境に生徒を置くと、生徒の話す発音はボロボロになります。 英語とは全然違う子供たちの発音に気づかない指導者は英語発音とカタカナ発音の区別が出来ない、ということです。(それに子供は普段使っていない言語で授業なんかされても、まったく頭に残りません。)向後秀明氏は大学で音声学を履修されなかったのでしょうか。 先生方に講演するなら、最低限、英語発音とカタカナ発音の区別くらいできるようになってからにしてください。(現在、向後秀明氏はこちらの大学の教授だそうです専攻分野が「英語教育」「英語科指導法」「英語教育施策研究」と書いてありますが、カタカナ発音と英語発音の区別も出来ないようでは、正しい英語教育については全くご存じありませんね。向後氏が講演して回った「英語で授業」の方針のために、日本の英語教育がどれほどの損害を受けてきたと思っているのですか。 高校の先生方がどれほど苦悩されてきたと思っているのですか。その責任をどうお取りになるつもりですか。向後秀明氏は子供たちの発音をボロボロにするでたらめの指導法を各地で講演して勧めてきたんですよ。その責任をどう取るのですか。 それとも大学教授は間違ったことを提唱してもまた知らんぷりですか。) 2019年11月11日の羽藤由美先生のツイッターに向後秀明氏のことが載っているのを今日(9月5日)見つけました。そこには「向後秀明氏が、ベネッセ直下の天下り団体ともいえる進学基準研究機構(CEES)の理事をしていた」ということが書かれていました。また、「英語民間試験123億利権に群がった役人・教育者・企業たち」という記事が紹介されていて、向後秀明氏の名前もありました。   敬愛大学のHPで、「2.これからの英語教育に求められることは何だと思いますか?」という大学の質問に「授業は英語で行うことを基本とする」とか高校では言語活動が高度化してディベートやディスカッションを行う」とか、発音をボロボロにする授業形態をいまだに提唱していたり、アメリカでは、ディベートやディスカッションを行うために小学校からどういう指導をしているかも知らないで、高校でいきなりディベートを持ち出すなど、向後秀明氏は英語教育をもう少し緻密に勉強されたほうがいいです。 何でもアメリカの真似をすれば生徒の英語力が上がるというのは安易な英語教育論です。(結果は全く効果はありません。向後秀明氏は効果の検証をしたのですか。効果のない指導法を先生方に勧めるのは無責任です) 日本には、アメリカのような大量の英語のインプットはありません。英語教師は、英語教育におけるインプットの重要性を知っていてしかるべきです。   なぜ、カタカナ発音と英語の発音の区別をする能力のない向後秀明氏が、英語の先生方の指導をするのですか。 音声学もまともに身につけていない向後秀明氏に先生方を指導する能力はありません。 なぜ洪水のような大量の英語のインプットがあるアメリカと日本の言語環境の違いにも気づけない向後秀明氏が英語教育の指導に当たるのですか。 インプットの重要性を知らない向後秀明氏に英語の先生方を指導する資格はありません。 そんなことも知らない向後秀明氏が日本の英語教育の何を指導するのですか。 向後秀明氏の英語教育法に従っても、日本の子供たちの発音がボロボロになるだけです。向後秀明氏自身が英語発音とカタカナ発音の区別がつかないのですから当然です。 向後秀明氏には英語の先生方を指導する能力も資格もありません。 (向後秀明氏の問題点は、こちらのブログで指摘したことと同じです。  参考になさってください。2019年5月18日「立教大学教授松本茂氏の提唱する授業は高校生にはできない授業です。 やったとしてもなんの効果もありません。」)


文部科学省が盛んに「英語で授業を行う」と国民に言っていたころ、「英語で授業」とネットで検索するとその大手英会話学校(イーオン)のキャンペーンのページがいつも上位に挙がっていました。「英語で授業を行う先生のための英会話レッスンを無料で行います」というキャンペーンでした。

けれども皆さんご承知のように2015年6月1日のブログを書いた後から、私は「英語で授業」は何の効果もない、と主張し、そのうち文部科学省も、「英語で授業」とはあまり、言わなくなりました。 そしてその大手英会話学校のキャンペーンも検索には出てこなくなりました。
私はその経過を見ていて、キャンペーンをつぶしてしまったみたいで悪いとは思いましたけれど、「英語で授業」なんて、ちっとも子供たちの英語力向上につながらないのだから、仕方ないわ。 と思いました。  今思うと私はこの時、いわばこの英会話学校の先行投資をだめにしたわけです。  この英会話学校は日本中の中学高校で「英語で授業」が始まれば、多くの先生方が顧客としてレッスンに来ると見込んでいたことでしょう。  だから、その方針を促進するための文部科学省の講演会にもいつも名を連ね、無料体験レッスンも用意したのでしょう。 その為の宣伝もしてきたのでしょう。  日本中の中学高校の先生が顧客となれば、その先行投資は、何倍もの利益となって返ってくるはずでした。 でも「英語で授業」がだめになったからそうはなりませんでした。 川合典子が余計なことを言うから、このビジネスはうまくいかなかったと思ったことでしょう。

もし、私の言う通り、中学校で生徒各自にCDを渡してスピーキング教育をしたら、生徒は中学卒業時にはネイティブに近い発音を習得しますので、大人になっても「発音習得」あるいは「発音矯正」のために英会話学校に行く人はほとんどいなくなると思います。  つまり、私が提示したようなスピーキング教育を学校ですると英会話学校に行く人の数は激減すると思います。  それでも「話す」という練習をしたい方で英会話学校に行く人はいるかもしれませんが、大学時代の大量の英文読書まで行えば言いたいことは自然に英語で頭の中に浮かんできますので、練習しなくても大学の活動などでしゃべっていればいいわけですから、会話学校に行って話す練習をする人も激減すると思います。
つまり、私の主張するような発音教育を学校ですると英会話学校のビジネスは大きな打撃を受けるということです。 少し前まで、文部科学省のイベントにあれだけ名前を出していた英会話学校。  その英会話学校の経営を守るために、文部科学省が故意に発音教育を学校の英語教育から排除しているということはないのだろうか、と私は思うようになりました。  「日本人の英語が通じない」これが一番改革しなければならないことなのに、文部科学省は発音ひとつ学校で教えようとはしない。 CD一つ子供に与えようとはしない。 それは、何かおかしい。と私は思いました。 誰だってスピーキングが上手になりたかったら、英会話のCDくらい買いますよね。 音声モデルがいることくらいわかりますよね。 日本で「英語を勉強する」といったらまず音声の教材が浮かんでくるくらい、英語学習と音声の教材は結びついています。 日本人の英語の問題点はスピーキングが出来ないことだとみんな知っている。大学入試で50万人の受験生にスピーキングテストまでしようとするくらいみんな知っています。 それなのに、学校でスピーキングの基礎である発音指導はしないし、生徒にCDも配布しない、それは何かおかしい、と私は思うようになりました。

一番最初に挙げた文部科学省のモデル授業のビデオを私は友人にも見てもらいました。  彼女は23年アメリカで暮らして今は日本にいます。  お子さん二人はバイリンガルです。  メールで送られていた彼女の感想は次のようなものでした。

授業の子供たちはとても楽しそうですね。
担当の先生も子供たちの好奇心をよく掴んで、テンポよく進めていらっしゃると思いました。

ですが、先生も子供たちもその発音は別問題です。日本語の発音と全く同じですもの。
発音、イントネーションには全く思慮が払われていないように感じました。
単純な文章と単語の段階ですから、徹底的に真似することを教えれば
もっと完璧に行けるはずだと思います。

これが彼女の感想でした。

私は、教師がネイティブと同じ発音が出来ないのは仕方ないことだと思っています。  先生だってそういう発音教育を受けてきたわけではありませんから。  ですから私は中学生の時、「日本人の先生が英語の発音を聞くことが出来ても同じように言うことが出来ないのは仕方ないわ。  だったら、ネイティブの音そのものから学べばいいんだわ」と思って英語のテープを親に買ってもらってスピーキングの練習(文章のまま発音を習得する練習)をしました。 

つまり生徒に正しい発音を習得させるには子供たちの(大人より)良い耳を使って英語の音そのものをダイレクトに取り込ませることが一番重要だということです。  その為には音声の教材は必ず必要です。  なのに、文部科学省は今までに、一度も音声の教材を子供に配ったことはありません。  なぜなのだろう。  そして過去には英会話学校と密接なつながりがあった。  そして私のブログ「中学時代に、きちんと発音習得をした英語教育の専門家はいないのでしょうか」が非常に激しく妨害されている。

それらを考えた時、文部科学省が音声モデルを生徒に配布しないことが、単なる偶然ではなく、意図的に行われているのではないか、と私は思うようになりました。

「スピーキングを何とかしたい」「通じる英語で話したい」と日本人が思ったとき、子供の親や、学習者本人が考え付くのはまず、英語の音声を手に入れて聞くこと(子供なら聞かせる事)だと思います。  何回も聞いて練習するでしょう。  

なのになぜ日本人の英語が通じないことが問題なのに、文部科学省は生徒に全く音声の教材CDを与えないのだろう、と私は思いました。

国会議員か、文部科学省のお役人かわかりませんが、故意に英会話学校のビジネスが痛手を受けないように、学校で発音指導をしない、音声モデル(CD)も渡さない教育方針にさせている可能性は充分あると思いました。  今までに何もなかったらそんなことも思わなかったかもしれませんが、ベネッセを儲けさせるために、彼らが様々な不正な手段を使っていたことを知った今は、そういうことも十分考えられると思いました。 ベネッセの金儲けのために大学入試で英語民間試験をさせようとしたり、「生徒の学習に向かう主体性を育てるため」と国民を騙して、ベネッセの見込み顧客(高校生)調査をしようとしていたり(ポートフォリオ)、生徒の思考力判断力を重視して記述式を導入すると言いながら採点はベネッセのアルバイトにさせようとしていた。これだけのことをする人たちなら、英会話学校の経営を守るために、学校でCDを配らないくらいは平気でするだろうと思いました。 大学入試全体をベネッセに金儲けさせるために変えてしまおうとするような人達なら、英会話学校の経営を守るために学校教育から発音指導や音声モデル(CD)を排除するくらいのことは平気でするだろうと思いました。

学校教育は無償です。  でも無料ではありません。 保護者の方々は税金という形でその費用を負担しています。

就職してしばらくたった時、私の娘が給与明細を見ながら、「お母さん、税金てこんなにたくさん取られているんだね。  私、選挙にもちゃんと行って投票しよう。」といったことがありました。

20代の女の子でも「こんなにたくさん」というほど税金を払っているのです。 ましてやお子さんをお持ちの40代50代のお父さんやお母さんはもっともっとたくさんの税金を払っているのではないですか。  保護者はそんなに税金を払っているのに、文部科学省は皆さんのお子さんに発音ひとつ学校で教えようとはしないのですよ。  基本を学ぶ中学一年生にだけでもCDの一つも与えようとはしないのですよ。 音声モデルがなくてどうやって子供は発音を習得するのですか。  こんな不備なスピーキング教育がありますか。 目標とする音声モデルも生徒に与えないで、ネイティブ発音など、習得できるはずがないでしょう。 週に一時間ネイティブの先生の授業を受けたくらいでは英語の音は耳に残りません。 音声モデル(CD)を与えなかったら何をお手本に子供達はスピーキングを練習したらいいのですか。 ネイティブ発音になりたかったら、英会話学校に行け、ということですか。 保護者はこれだけの税金を払っているのですから、それはないでしょう。 不十分だと承知で、英会話学校の経営が打撃を受けないために学校では発音も教えないし、CDも渡さないのですか。
文部行政にかかわる人の中に個人的にお金をもらっているのはベネッセからだけではなく、大手英会話学校も含まれているのではないですか。 もしそのために、故意に学校で子供たちに発音を教えないようにしているのだったら、国民はとても怒ると思います。

もし私が言うことが事実無根だというのであれば次の3つの質問に答えてください。
(1)日本人がスピーキングができないという問題点を知りながら、なぜ正しい発音で英文をしゃべる発音指導を学校の授業で行わないのですか。

(2)CDを作るコストはDVDに比べて格段に安いです。  基礎を学ぶ中学1年生だけにCDを配布するなら国民一人に対し、生涯1回だけの配布です。 コストはそれだけです。  ネイティブの先生を雇用するとその後、人件費は継続して発生しますから、かなりのコストがかかります。 それにも関わらず、なぜ基本を学ぶ中学一年生だけでもCDを配布しないのですか。

スピーキングを上達させようと思ったら、誰でもネイティブの音声をまず入手しようとします。 英語教育の専門家ではなくても、普通のお父さん、お母さんでも、子供のスピーキングを良くしようと思ったら、音声の教材を買い与えます。  それは普通のことです。 今や日本では「英語学習=音声の教材」は常識です。  なのに文部科学省はなぜ今まで子供たちにCD一枚与えないのですか。

(3)私のブログ「中学時代に、きちんと発音習得をした英語教育の専門家はいないのでしょうか」を、なぜこんなに激しく妨害するのですか。 

ブログの中にある「どの人の(英語教育に関する)意見も発音習得のプロセスが全く抜けていたのです。」これを人々に読まれるのが都合が悪いのですか。


確かに私の言う通りに学校教育をしたら業者は儲からないでしょう。 でも、必要がないのですから、わざわざ学校教育を不備にしてまで、業者を儲けさせることはないと思います。
私がブログに書く英語の教育方法は学校教育だけで、グローバルな世界で充分やっていけるだけの英語力を子供たちに身につけさせる方法です。 学校教育だけでそれができるのです。 なぜなら、「特に初期の英語力」というのは学習者本人がどれだけそれを練習するかにかかっているからです。こういうことを生徒に持続して練習させるには、学校教育が最も適しています。 家庭学習として、学校で支援できるからです。 私が提示した方法は中学、高校、大学と終了までに時間はかかりますが、中学でネイティブに近い発音を習得し、高校でネイティブが考えているのと同じ英語の語順で英文を理解するようにし、大学1,2年で大量の英文読書によって言いたいことが英語で頭に浮かんでくるようにするものです。  中学で音声モデルを生徒各自に配布することと、大学では、やさしい英書からアメリカやイギリスで高校生が課題図書として読むレベルの本までを図書館に揃えていただくような環境の充実を図っていただかなければならない面もありますが、このような学習計画に沿って生徒を指導していただけば、子供たちは学校教育だけで、グローバルな世界でやっていくのに十分な英語力を身につけます。 この指導法は「英語で授業」のように、日本では提唱者(松本亨氏石渡誠氏)でさえやっていないような机上の空論ではありません。  私自身が実際に全部やりましたし、18年に渡って日本とアメリカを往復した二人の子供たちが小学校、中学校、高校すべての段階でゼロからバイリンガルになる過程とも矛盾するところはありませんでした。

私は今まで、この方法で子供たちの英語力を上げることが出来ると、人々に納得していただくことを目指してブログを書いてきましたが、文部科学省には子供たちに英語力を付けさせる、という目的以外の裏の目的があるのではないかと今は思っています。  だから、私のブログをこんなにもひどく妨害するのだと思っています。

文部科学省のお役人か国会議員か、私にはわかりませんが、その中に学校教育で発音指導をしないで、英会話学校の経営を守ろうとしている人がいるのではないですか。

それが、私の単なる思い違いなら、どうぞ文部科学省は上の3つの質問に答えてください。 答えられないのであれば、私のいうことは真実だと人々は思うでしょう。  

英語が通じないという問題を抱えた国の文部科学省が、学校で生徒に発音指導もしない、CD一枚も与えないというのはどう見ても不自然でおかしいです。 英語学習に音声の教材(CD)がいるというのは今や日本では常識です。なのに、生徒にCD一枚与えない、というのは不自然でおかしいです。 

「不自然でおかしい」と思うことには必ず何か別の目的が隠されている、と私は感じます。  ポートフォリオの解説文を読んだとき「変だ」と思ったことを突き詰めていったら、それは生徒の学習に向かう主体性を高めることではなく、ベネッセの市場調査だという本当の目的が見えてきました。  今回は、「学校で発音指導もしないし、音声モデル(CD)も与えない」という事実から、文部科学省は本当に生徒のスピーキングを通じるものにしようとしているのだろうか、という疑問を持ちました。

もし、それが誤解だというのでしたら、文部科学省は上の3つの質問に答えてください。 

もし、それが誤解だというのでしたら、私のブログに対する妨害をやめてください。

もし、それが誤解だというのでしたら、子供たちに学校で発音を教え、音声モデル(CD)を与えてください。

文部科学省初等中等教育局視学官直山木綿子先生には申し訳ないですが、この子供たちの発音をそのままにして、

授業で何を教えようと
どのように教えるのか、そのやり方をどんなに工夫しようと

この子たちが大人になって日本の外に出たら通じない英語で話す、という事実に変わりはありません。  子供たちに通じない発音で話させるのは無駄な英語教育です。  それが無駄だとわからないことが今の日本の英語教育の問題点です。  留学した大学教授でさえ生徒の発音が通じないとわからないのが今の日本の英語教育の問題点です。  

例えば松本茂立教大学教授はその著書「子供を変えるコミュニケーション活動」という本の中で発音練習しないでいきなり授業で生徒に英語を話させることを勧めています。  帰国子女の上智大学教授吉田研作氏は発音を習得させることなく「英語で授業」を高校で行うことを提唱しています。  こういう通じない発音でいくら英語教育をしてもまったく無駄です。 それさえわからないのが、今の日本の英語教育の問題点です。  

大学教授でさえ、この授業を受けている子供たちの発音を聞いてこの発音で話させる練習をしても無駄だと気づかない。 (なぜ気づかないかは本文の赤字の部分に書きました) それが今の日本の英語教育の問題点です。  子供たちが話している英語の母音も子音も英語とは全く違う音なのに、それに気づく英語教育の専門家が一人もいない、ということが日本の英語教育の問題点です。  発音指導をせずに、勝手に子供にしゃべらせるのがスピーキング教育ではないと誰も気づかないのが今の日本の英語教育の問題点です。

このブログの原稿を先週の木曜日から書いていますが、こういうことを書いて、読者の皆さんに受け入れられるだろうか、と思うと毎晩床についても、夜中の2時3時までなかなか寝付けませんでした。  でも、これ以上無駄な英語教育を子供たちに受けさせられない、と思いました。  私もいつまでブログを書いていられるかわかりません。  今、あまり目の状態が良くないので、もし視野が欠けてきたら、もうパソコンの前にはあまり座っていられない。 夜中の2時3時までもあれこれ考えて、ブログの原稿を書くようなことは出来なくなると思いました。 それでなくても、為政者やベストセラーの著者(松澤喜好氏)、KADOKAWA(松原眞樹社長)から毎日妨害をうけていますから、ストレスの多い生活です。 健康に良いはずはありませんね。 原因もわかりませんし。 半年ごとの視野検査で、怖くて足が震えたまま受けていたこともありました。      2年位前でしたか、実際に左目の視野が欠けました。  検査の後、先生が「この部分が見えていません」といいながらペンで囲んだ部分の広さに私は衝撃を受けました。 目薬も出してくださったのですが、副作用で目が腫れて使えませんでした。 私は、子供たちが小さかったころ集めた自然療法の資料を取り出して、目に良いと書かれていたことは全部行いました。 (肝臓、腎臓の浄化、食事療法、ビワの葉のお灸、目の湿布、それこそ良いと書かれていたことは毎日行いました)  半年後、左目の視野は回復しましたが、今度は右目の視野が、半年前の左目と同じくらい欠けていました。  さすがに、あれだけやっても今度は右目の視野が欠けたことに大変ショックを受けて、落ち込みました。 医学的には一度欠けた視野は回復しないといわれていますので「もし目が見えなくなるとしたら、その前に自分は何をしておいたら良いか」考えました。  「娘に料理の作り方を教えておこう」と思いました。  娘がやがて家庭を持った時、それがきっと役に立つだろうと思いました。  それから、毎週末、娘に料理を教えました。 焼き色の目安など目が見えていればその通りに教えられました。 母親が突然「今日から由紀子にお料理を教えるから」と言い出したにも関わらず、娘は結構楽しそうに料理していました。「このお野菜はどう切るの?」とか興味深々でした。 「このまま目が見えなくならないといいなあ」と私も祈るような気持で、自然療法の手当てを続けました。(昨日(10月6日)偶然、娘と話していて、目のことが話題になりました。 「あの時、ママは、すごいショックを受けていたね。 いつまで教えられるかわからないけれど、といって料理を教えてくれたね。 あの時のママは”この世の終わり”みたいな顔をしてた」といわれました。) それでも半年後の検査では足が震えました。  両目とも視野が欠けていたらどうしようと思うと震えが止まりませんでした。(目は補う作用があるので、視野が欠けていても検査するまで気づかないことも多いです)  今もあの時の手当てをつづけていますので、両目ともほぼ視野は回復していますけれど、検査の時、見づらいと思うことがあって今も不安で、検査は怖いです。 もう、妨害ばっかり為政者からも、ベストセラーの著者からも、出版社からも受けたくないです。 

今年2月1日、「民間試験導入のシナリオはすでに出来上がっている」と書いたときも怖かったです。「更新する」(ブログを公開するときにクリックします)という文字をクリックするとき、手がこわばって一回目はクリック出来ませんでした。 「為政者から何をされるかわからない」という恐怖心から、為政者の意図に気づいても3日間は何も書けませんでした。 でも、2月1日の夕食前に用があって外に出た時、「黙っていてはだめよ」と大きくまたたいていた星に言われたような気がしました。(目が悪いせいか、あの日は星の光が二重、三重に重なって星がとても大きく見えました。たぶん、前方に見えたのはヴィーナス、左に振り返ったとき後方に見えたのはシリウスだと思います。 実はこちらのブログに出てきた外国人の方と別れるときに、星のことを言われました。別れるとき、その人は、とても心配そうに私のことを見ていました。 きっとこれから私が経験することに耐えていけるか心配していたのでしょうね。 最後に励ますように星のことを話してくれました。 それなのに、私はあの時、これから自分がそんなにつらい経験をするとは知らなかったので、「星??」とまったく理解できませんでした。 でも、気になってあれからずっと、夜空にひときわ大きく輝く星を見ると、調べたり、注意して見たりしてきました。 言われたのは20年以上前でしたからこれまでに何回もヴィーナスは見てきました。 けれども、あんなに大きく輝くヴィーナスを見たのは、あの日が初めてでした。 自分の目のせいだったかもしれませんけれど、その時、心に感じた言葉(典子、言わなければだめよ)という言葉を無視できないくらい大きかったです。光もすごく強かった。 「でも怖いの。そんな企(たくら)みがあることをみんなに知らせたら、文部科学省(下村博文国会議員)から何をされるかわからない」と私は言いました。 けれども、私がそう言っても、前方のヴィーナスも、後方のシリウスも、「典子、言わなければだめだよ」と言っているようで、私は怖くなりました。「星の言うことを聞かない方がもっと怖い」と思いました。 そのくらいヴィーナスもシリウスも大きかった。 だんだん体が緊張して来て、夕食の間もずっとドキドキしていました。もうその状態を続けられないと思ったので、食事が終わったらすぐにブログの原稿を書きました。 手がこわばって一回でアップできなかったのは最初に書いた通りです。 でも結果的には2月1日に「民間試験導入のシナリオはすでに出来上がっている」と勇気を出してブログに書いてよかったと思います。翌日、夜、雨戸を閉めるときに、窓から見えたヴィーナスとシリウスに「書いたよ。これでいいのね」といいました。心身共にほっとしていました。 (でもやっぱり、そのあとから為政者の強烈なブログの妨害が始まりました。 その後、アクセス数は夜まで「9」とか一桁になりました。 きつかったですね。 朝、パソコンをひらいて、アクセス数が「0」だった時、このままつぶされてしまうのかな、と思いました)

家族はこういう話をすると笑います。「ママって変なことばっかり言う」と夫と娘は二人でおかしそうに笑います。きっと読者の皆さんも、笑っていらっしゃるんだろうな、と思います。 こちらのブログも皆さんは笑っていらっしゃるかもしれませんね。 いつだったか、海外旅行から帰ってきた人から手のひらに乗るくらいの大きなきれいな石の置物を2ついただきました。 私は娘に「こっちの石のそばに行くと刺すような気が来て痛いけれど、こっちの石のそばに行くと、とても柔らかい、やさしい気が伝わって来て心地いいわ。」と言いました。ちょうどその時、夫がキッチンに入ってきました。 娘は「ママったら、石から何か出てるっていうんだよ」といって笑い出しました。 それを聞いて夫も一緒に笑い出しました。  二人で、「ママって変なことばっかり言う」と大笑いしていました。 いつもこうですね。(でも、最初に娘と夫に笑われた時、私はびっくりしてしまいました。 私にはこんなにはっきり感じられるものなのに、これを全く感じない人がいるのだ。ということが驚きでした。) でも、見かけのきっかけが、星であれ、何であれ、あのブログを書けてよかったと思います。 あの日、あんなに大きなヴィーナスとシリウスを見なかったら、私は怖くて「民間試験導入のシナリオはすでに出来上がっている」と2月1日にブログに書くことは出来なかったと思います。  そうしたらきっと、今も、下村博文国会議員や鈴木寛氏が英語民間試験導入を水面下で進めていたでしょう。 笑われても、子供たちが間違った教育を受けなくて済めば、それが一番いいことだと思っています。

ポートフォリオのブログを書いたときは、夫にまで「一体どうしたんだ。心ここにあらずという感じだ」としかられるほど毎日緊張していました。(夫は私のしていることはあまり知りません。知れば、心配するでしょうから) あのブログは最初からとんなに怖くても書かなければいけないと思っていました。 子供たちが本当に英語が上手になるような英語教育をしてもらいたいだけなのに、なんで、こんなことをするのかなあ、と妨害されるたびに思います。



文部科学省はやがてこの子たちが「発音が通じない」という問題に直面することを知っています。  その時に、この子たちが英会話学校に行けば、英会話学校は倒産することはない。  彼らはそれも知っています。

私のブログに対する為政者からの妨害がやまなかった場合、やはり、「文部科学省が生徒に発音指導もしないし、音声モデル(CD)も与えないのは英会話学校の経営を守るため」ということが分かります。

日本人にとっては、

英語学習(スピーキング学習)に音声の教材(CD)がいるということは今や常識です。