川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読者の方からの質問(3)

質問を下さったA子さんから、下のような私の回答に対するお返事をいただきました。* * * * * 川合先生 温かいお返事ありがとうございます。頂いたメールを何度も読み返しました。日本語を介さないで、その状況を感じながら発音練習をするうちに 自然に…

発音練習はスピーキングを上達させる形でおこないましょう。

今回ご質問を下さったA子さんは、子ども英会話講師の面接試験で、担当の試験官から、「張りのある声で、すごく流暢に話されますね。」と言われましたと書いていらっしゃいました。A子さんが、流暢に英語を話せるのは、文章で発音練習をしているからです。 私…

読者の方からの質問(2)

昨日掲載いたしました読者の方からのご質問に対する私の回答は下のような内容でした。 メールをそのまま、転載いたします。* * * * * 1年2ヶ月も地道に練習を続けてくださって私もとてもうれしいです。それではご質問にお答えいたしますね。最終的にど…

読者の方からの質問(1)

読者の方から、勉強の仕方についてのご質問をいただきました。 川合メソッドで勉強しているほかの方々にも参考になることでしたので、ご本人の了解をいただいて、こちらにメールを転載させていただきました。 お名前は「A子さん」と記させていただいています…

川合メソッドは「音を似せていく能力」を向上させるメソッドです。

発音練習と言うのは聞いた音と同じ音で発音できるようにする練習です。 つまり「音を似せていく練習」です。 音を似せていく練習とは、どういうプロセスを取るのか、3月6日のブログで皆さんにお話いたしました。 (1) まず、音を似せていくのですから、自…

リズムの練習

強弱のリズムを強く反映している教材を使って、発音練習を10日くらい続けると、リスニングの力が少し変わります。 練習するときも、かなり大げさに強弱のリズムをつけて練習していきます。 「母音を引っ張って強く発音、次は軽く。 母音を引っ張って強く発…

教育心理学の授業

津田塾大学に在籍していたとき、教師になる学生は教育原理と教育心理が必修でした。 私が大学生だったころはまだ戦前、戦中の教育の反省が色濃く残り、教育の現場で体罰がいけないということも重要事項として、教えられました。 戦後、現場の先生方がどれほ…

音を似せていく練習

発音練習と言うのは「音を似せていく練習」です。 「音を似せていく練習」とは、どういう練習でしょうか。1.まず、音を似せていくのですから目指す音がどういう音なのかを知らなくてはなりません。 ですから、お手本の発音を聞きます。 (耳)2.自分は同…

口の形を身につける工夫

ネイティブの音質は日本人より軟口蓋が上がっている音質です。 聞いた音と同じ音を出そうと自分の発音を録音してモデルと比べる練習をしていると、聞いた声からそういうことも分かってきます。 (私はシカゴの病院の受付で、口の中の形が勝手に変わっていっ…

記録の整理

受験シーズンなので、帰国子女をお持ちの親御さんにお話したいと思います。海外の赴任先から帰るときは、いろいろなことを短期間にやらなければならないので、忙しいですが、子供の学校の記録を整理されて、持ち帰られるといいと思います。 すぐに受験ではな…