川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏休みだからできる英語学習

夏休みを利用して学生さんがやってみたらいいのではないかと思うものに英語の本の多読があります。私は英語の本をたくさん読みたいとずっと思っていましたが、眼科医の毎年のチェックアップで「来年は老眼鏡を作りましょう。」といわれるまで、それを一番大…

ミルとカルのお話

7月5日のブログ、「まったく本を読まない息子に困りました。」を読んだ方から、ミルとカルのお話について聞かれました。ずいぶん前のことなので、細かいことはほとんど忘れてしまったのですが、ただ、最後はきれいに終わりたいと思っていたのでこんな演出…

正しい発音とは

アメリカに行って、一年たって、PTAの役員から、電話がありました。クラスペアレントをしてくれる保護者を探しているようでした。娘は一年たってもまだ、片言しか英語はしゃべれなかったし、先生の言っていることも全部はわかりませんでした。けれども、…

まったく本を読まない息子に困りました。(完結編)

7月13日の続きです。学校から帰って来た息子に「モモ」を渡しました。 またいやいや、部屋で、読書を始めました。ところが今回は、水を飲みにも、トイレにもでてきませんでした。 その日から、「モモ」を読んでいる間中、20分間は部屋から出てきません…

まったく本を読まない息子に困りました。(第2回)

7月5日のブログにも書いたように、子供たちはお話にはとても興味を持ったようでした。 自分がいつも遊んでいる友達が実名で登場して、一緒に宇宙に行って友達を救ったり、地球を守ったりしたのですから、いつかきっと自分の日常にも、そういうことが起こる…

機械に発音の判定をさせるということ

機械というのは声の中に含まれるすべての要素を取り入れて判定しているわけではありません。今の技術で、機械で捕らえられる要素しか判定しません。もし、私が、機械に発音のよしあしを判定してもらって、練習していたら、私は、鼻腔への共鳴とか舌の付け根…

まったく本を読まない息子に困りました。

もうすぐ夏休みですね。夏休みは子供と過ごす時間がたくさんありますね。古いバインダーを整理していたら、私が、ニュージャージーのコミュニティーにある教会でエッセイのクラスを取っていたころに書いた原稿が出てきました。 1歳半で渡米して、小学校1年…

映画の教材

娘の由紀子(仮名)は5年生でアメリカに行き、中学3年生の夏に帰国しました。進学した高校のクラスにも、何人か帰国子女の友人がいて、その子たちとは今も英語で話しているようです。ただ、帰国子女というのは自分がよほど自覚して勉強しない限り、自分が…

担任の先生に聞いてみましょう。

息子が1歳半のとき、シカゴに赴任し、小学校1年の7月に日本に戻りました。それから一年たった2年生の7月、個人面談で担任の先生から、「太郎くん(仮名)は接続詞の言い方がよくわからないようです。」と、お話がありました。夏休みになってすぐ、「国…