川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

図書館

最初の本を出版したとき、ある図書館から、「本のDVDを館外貸出ししても良いですか?」と言うお問い合わせが出版社に寄せられました。出版社から聞かれた私は、「どうぞ館外貸出しをしてください」とお返事しました。

私も子供たちが小さいころは、地域の図書館をとてもよく利用しました。(こちらのブログに書きました。http://d.hatena.ne.jp/creato-k/20110713) 自分や子供の読みたい本を全部買っていたら、とてもお金がかかってしまいますが、図書館を利用すれば、手軽にいろいろな本が読めました。 また今は図書館がネットワークでつながっていますので、地域の図書館にない本を、隣町の大きな図書館から取り寄せてもらったこともありました。

私の一番の願いは、「日本人の英語が通じるようになってほしい」ということですので、私の本のDVDを図書館で借りて練習していただいてもかまいません。 それで、川合メソッドのやり方を学んで、あとはNHKラジオ講座のテキストを使って、川合メソッドのやり方で練習していけば、正しい発音は身につけられます。 録音機器を持っていらっしゃれば、せいぜい数百円のテキスト代で、正しい発音は身につけられます。

英語学習はお金がなくても出来ます。 特に発音学習に大事なのは自分の耳で音をよく聞くことです。 自分で音と向かい合うことです。 お金はかかりません。(録音機器だけはテープレコーダーでもICレコーダーでもいいですからご用意ください。)

今週の水曜日、知り合いの方から品川区の図書館で調べたら、私の最初の本は貸し出し中で、予約が2名、新しい本はやはり貸し出し中で予約が5名でした。とお聞きしました。

皆さんに読んでいただいて、とてもうれしいと思います。 もし地域の図書館にない場合はリクエストを受け付けてくれる場合もあると思いますので、お問い合わせになってみてください。 子育て中の方も、図書館の本でしたら、手軽に利用できますね。

お金をかけなくても発音は身につけられます。私は津田塾大学で英語の教師になる勉強をしましたので、音声学も学びましたが、発音の実技については川合メソッドのやり方で中学時代音声の教材で練習しました。当時教科書のテープは売っていませんでしたので、初級から始まるテープの教材で勉強し、それで発音を練習しながら、教科書で習ったレッスンの音読をして、正しい発音を身につけました。 大学で音声学の授業が始まったとき、自分の発音の仕方がほとんど教科書に書いてある通りだったので驚いたことを今でも覚えています。聞こえた通りに言う練習をすると、こういう発音になります。



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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)




高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  私はとても困っています。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。