私は日本人が、「演説の練習や単語だけの発音練習を好んでおこなってきたこと」が日本人の英語が通じなくなった大きな原因の一つだと思っています。 これらの練習は日本人が最も苦手とすることをしなくてよい練習だったのです。
つまり、「強弱の英語のリズムに乗せて文の最初から最後まで滑らかに言う」、これをしなくてよい練習だったのです。 これが出来ないと英語は通じません。
これから英語を学ぶ方は「強弱の英語のリズムにのせて文の最初から最後まで滑らかに言う」これを練習してください。
この練習は先生より上手に出来る若い方がたくさんいらっしゃると私は思っています。 それを「生徒に音は聞けない」と言って、自分でやらないで、この能力を衰退させてしまうのはとてももったいないことだと思っています。 大げさな言い方かもしれませんが、日本の国際化にとっても大きな損失だと思っています。
皆さんは音を聞く力を持っています。 自分でチャレンジしてください。 練習を続ければ、自分にも発音習得に十分な音が聞けると分かってきます。
私は皆さんにCNN を聞く耳を最初から持ってくださいと言っているわけではありません。 「発音習得に必要な音」を聞いてくださいと言っているのです。 川合メソッドの最初の文章は、I like music. です。 こういう少ないやさしい音から聞いて同じように言う練習なら誰でも出来ます。 その日から完璧にいえなくても大丈夫です。 数ヵ月後にはちゃんと正しい発音で英語がしゃべれるようになります。
皆さんは発音習得に必要な音を聞く力を持っています。 ぜひ自分の能力を伸ばしてください。
母音も子音も単語の発音も、文を言う練習をしながら自分に定着させましょう。 なぜならしゃべるときはいつも文章だからです。 それが、本当に使える発音の学び方です。
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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。
高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)
高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。 しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています) これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。 学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。
これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)
皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。 (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。
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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。 日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)
高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。
現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。
文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。 導入されれば教育現場は大変迷惑します。 中止する必要があります。 なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。
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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。
「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。 他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。
私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。
「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。 他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。 ベストセラーの著者という名声ですか。 それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。 この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか? もう英語教育とは関係ないことですか。 私はとても困っています。
私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。 日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。 ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。 私の仕事の妨害をしないでください。
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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。