この春、中学一年生になる方で、英語を上手にしゃべることに特に興味を持っている方がいたら、ちょっとお小遣いをためて、教科書の音声が載っているCDを書店で購入してみてください。
数年前私が買ったときは2000円くらいでした。 授業で一つのレッスンを終了したら、そのレッスンの文章をCDで何回も聞いて同じように言う練習をしてください。 文を最初から最後まで、丸ごと、聞こえた通りに言うように練習するのがポイントです。
日本人は「文章を丸ごと言う」これがなかなか出来ません。 中学一年の最初から「文章を丸ごと言うのが当たり前」と言う感覚で発音練習されていくとかなり発音習得が有利に進みます。
自分の発音を録音して比べるのが、手間がかかるようでしたら、最初のうちは文を真似して言うだけでも結構です。 そして少し慣れてきたころ、週に一度でも二週間に一度でも結構ですから自分の発音を一度は聞いてみてください。
大事なのは文章を丸ごと最初から最後まで流れるように言うことです。
「単語だけの発音練習」や「演説の練習」は、日本人にとって非常にやりやすい練習です。 なぜなら日本人が最も苦手とする「強弱のリズムに乗せて文の最初から最後まで滑らかにしゃべる」ということをやらなくてよい練習方法だからです。
強弱強弱のリズムでスピードに乗って滑らかにスピーキングするのは日本人にはとても大変です。 「単語だけ言って休めばいい」、「一つ一つの単語をはっきり言って、文の途中で切っても違和感が発生しない」こういう題材は日本人にとって、非常にやりやすい題材です。 だから昔から、よく、おこなわれてきたのでしょう。
でもこういうやり方ばかりしていると、ナチュラルスピードで英語のリズムで流れるように話すことを練習することにはならないんですね。
今、中学の教科書は会話の文が多いですね。 英語のリズムを修得するには会話文が一番適しています。 これを文の最初から最後まで、流れるように英語のリズムに乗って言えるように練習してください。 一年生が終わるころには「すごく上手に英語がしゃべれるんだね。」と周りの人達が驚くような滑らかな英語が話せるようになります。
日本人が最も苦手としていること、すなわち「英語のリズムで文を滑らかに言うこと」を中学一年生のうちに身につけてしまいましょう。 自分の発音習得の能力が上がります。
なお「演説ではナチュラルスピードの発音練習は出来ない」理由については3月15日のブログもお読みください。 http://d.hatena.ne.jp/creato-k/20130315
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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。
高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)
高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。 しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています) これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。 学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。
これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)
皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。 (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。
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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。 日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)
高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。
現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。
文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。 導入されれば教育現場は大変迷惑します。 中止する必要があります。 なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。
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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。
「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。 他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。
私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。
「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。 他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。 ベストセラーの著者という名声ですか。 それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。 この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか? もう英語教育とは関係ないことですか。 私はとても困っています。
私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。 日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。 ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。 私の仕事の妨害をしないでください。
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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。