川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

聞いたとおりに発音する

新年、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は「発音は自分の耳で聞いて習得するもの」という、新しい常識が浸透していく年になったら、いいなあと思っています。

今年最初のブログは音声で聞いてください。

まず、前半をお聞きください。 聞いたとおりに発音することの大切さを説明しています。

はてなダイアリーからはてなブログに移行したときに、音声ファイルを入れるのを忘れてしまいました。 この番号の音声ファイルを探して聞きましたところ内容は、私のホームページにあります「皆様にお願い」という音声ファイルと同じものでした。  どうぞそちらをお聞きください。

[file:creato-k:LS104063.mp3:sound]

後半はこちらです。

[file:creato-k:LS104068.mp3:sound]

最後に皆さんへのお願いがありました。  どうぞご協力をよろしくお願いいたします。


私の最初の本はDVD付きですが、図書館の館外貸し出しを許可していますので、それを利用すれば、購入前に全部内容を見ることができます。  内容を確認して、納得されたうえでご購入をご検討ください。  「発声から変える川合メソッド」という副題がついておりますので、声さえ変えれば、ネイティブ発音だ、というようなメソッドだと誤解される場合がありますが、そうではありません。  母音の特徴も子音の特徴も文章の形できちんといえることを8か月くらいかけて練習していきます。

なお、今日音声ブログの前半で説明いたしましたNoのような、「子音の日本語化」の問題につきましては、ホームページの「通じない日本人の発音」のページhttp://creato-k.com/advice-summary-010.html にまとめてありますので、参考になさってください。  

これは、戦後60余年、多くの日本人が英語を学ぶようになってからずっと、日本人が聞き分けることのできなかった子音の違いですので、ぜひ、ご自分で違いを聞き分けて、通じる発音で話せるようになっていただきたいと思います。



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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)





高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。