川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

新刊が9月13日に発売されます(Amazonでご予約受付中)

新しい本の表紙ができましたので、ご紹介いたします。


表紙の帯には

通じる子音はこうやって発音する!
40年の発音練習、
10年のアメリカ滞在。
そこから生まれた
テクニックを初公開!
本書67ページ

と書いてあります。
これは何を書いてあるのかと言いますと、

私は去年の8月以来、「子音の日本語化」という問題を取り上げてきました。
これによって、日本人の英語が通じなくなっていると説明してきました。


そこで、日本語化しない子音で発音するテクニックをこの本の中で紹介いたしました。
一つの例として、Lで具体的に説明しましょう。

Lを発音するときは、L で始まる単語の前にもう一つ L がついているつもりで発音すると日本語化しない L が発音できます。

live(住む)という言葉を例に説明いたしますと live ではなく Llive と言うつもりで発音すると日本語化しない子音で話せます。

具体的にどのようにするかと言いますと、まず、舌の先を上の歯茎に付けて L の発音をして、そのまま音を切らないで、続けて、いつも皆さんが発音しているように live と発音してください。
こうすると子音は日本語化せずに、英語本来の長さを持った L が発音できます。

日本語化しないように発音するテクニックは子音によって、それぞれ違いますが、それらのテクニックを本の中で公開いたしました。
すぐに皆さんの発音に取り入れていただけるテクニックばかりです。  どうぞ、日本語化しない子音で話せるようになってください。
日本語化していない子音は、通じやすいばかりでなく、非常に英語らしく聞こえます。

書店に並ぶのは9月13日ですが、本日からアマゾンで、予約の受け付けが開始されました。
こちらも合わせてご利用ください。

なお、本やブログに書きましたことを無断で転載することはご遠慮ください。



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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)



高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  私はとても困っています。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。