今日は9月2日のブログ「文部科学省の方針(小学校から英語の授業)を実施したので、小学生がカタカナ発音で話しています。(4)補足」でお話しした、日本人の英語がわかりにくくなる原因、「子音の日本語化」について、音声ファイルを使ってご説明いたします。
2015年2月1日のブログで、私は生徒さんのWhere’s my bag? がどのように聞こえたかをWの発音の部分を拡大して再現し、皆さんに聞いていただきました。
拡大して、大げさに再現すると、生徒さんのWの音と私のWの音の違いが皆さんによくわかっていただけたようでした。
それで今回、「日本語化した子音」の部分と「英語本来の長さを持った子音」の部分を、長さを拡大して、大げさに再現して皆さんに聞いていただくことにしました。
こうすると英語の子音と日本語化した子音の違いがよく分かると思います。
実際には、文章の中でここまで子音を長く言うことはありませんが、あくまでも比較のために、大げさに長さを再現してみました。
最初に英語の子音で Like と発音し、次に日本語化した子音で Like と発音し、3回繰り返します。
聞くときに注意していただきたいのは、英語の子音は、最初「L」の口の形を保持して、口を動かさずに止める時間があること。 一方、日本語化した「L」は、「L」の発音がスタートすると同時に口は次の母音「アイ」に向かって、動き始める、ということです。
つまり日本語化した子音は「L」の発音で口の形を、止めて保持することはありません。 スタートからずっと動いています。 その違いを聞いてください。
音声はこちらです。
いかがですか? よくわからなかったら繰り返し聞いてください。
この前者の「L」の言い方の例が2015年5月6日のブログ「東京の地下鉄の車内アナウンス」でお話ししました
the Marunouchi Line
the Ginza Line
と、発音するときの「L」の発音です。 (9月15日、書き加えました。)
実際には英語の子音が文中でここまで長く言われることはありませんが、練習の時にはこのくらいやっておくと、実際に話す時によく聞こえる「L」の子音で話せます。
文学作品の朗読などを聞いていると、文の最初で、かなり長く強調した子音を聞いたことはあります。
私は著書「英語発音、日本人でもここまでできます。」についているDVDのチャプター9(53分18秒のところ)で「L」の発音について説明し、Life と Leg という単語を使って実演しています。 その時、最初の「L」の発音のところで、「L」の口の形を私が一瞬、保持して、止めているのが、聞いていただくとわかります。 お持ちの方はどうぞ参考になさってください。
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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。
高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)
高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。 しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています) これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。 学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。
これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)
皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。 (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。
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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。 日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)
高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。
現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。
文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。 導入されれば教育現場は大変迷惑します。 中止する必要があります。 なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。
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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。
「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。 他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。
私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。
「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。 他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。 ベストセラーの著者という名声ですか。 それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。 この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか? もう英語教育とは関係ないことですか。
私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。 日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。 ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。 私の仕事の妨害をしないでください。
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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。