川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

クリスマスの歌(1)

12月10日にクリスマスの歌「All I Want For Christmas Is You (恋人たちのクリスマス)」を上手に歌うちょっとしたコツをお話しします。  興味のある方は、それまでに下の曲を何回かお聞きになってみてください。  特に始まって50秒経過したところから始まる軽快なリズムを感じながら聞いてみてください。

[https://www.youtube.com/watch?v=yXQViqx6GMY:title=https://www.youtube.com/watch?v=yXQViqx6GMY
]
歌詞はネットで検索すると出てきます。  楽しい歌ですからプリントアウトして一緒に歌ってみるのもいいと思います。 

歌詞を見ながら何回か聞いたら、今度はイヤフォンをつけてお手本と一緒に小さな声で歌ってみます。  イヤフォンをつけると、自分の声で、お手本の声が聞こえなくなることがありませんので、便利です。

一か所歌うのが難しいところがあると思います。  2分49秒プリーズから始まるフレーズです。

歌い方を書いておきます。

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*小節の1拍目  プリーズ
*小節の2拍目  次の2語
*小節の3拍目  次の1語
*小節の4拍目  次の2語

*その後は4拍めの最後の言葉(ミー)をずっと伸ばす
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後は難しいところはないと思います。
たのしい歌ですから、どうぞ一緒に歌ってみてください。



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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)



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川合メソッド2を第一部で終了された方は10月1日のブログに書いてあります練習を今月も続けてください。

川合メソッド2第二部まで進まれた方は11月13日のブログに書いてあります練習を今月も続けてください。  鼻腔への通り道を開ける練習は、違和感があった場合は直ちに練習を中止してください。  発声器官を傷めないよう細心の注意を払って練習してください。  

*今日初めてこのブログを読んでくださった方へ*

「短い日本語の子音」で代用した子音を使って、英語をしゃべると非常に通じにくい英語になります。  長さのある「英語本来の子音」で話せばよく通じます。

日本人はこの「子音の長さ」を70年間、聞き取ることができませんでした。  
日本語の子音だけを聞き取るようにセットされた耳では、この子音の長さは、「必要ない音」として、はじかれて、日本人の耳に取り込まれることがなかったからです。

たとえ、No や Not を「ンノウ」「ンナット」と聞きとっても「そんなに大げさにいう事はない」「小さな音の違いは重要ではない」とはじかれてきたのです。  けれどもその時私たちが「基準」にしたのは、日本語の子音の言い方でした。  日本語に比べて「大げさだから」「やりすぎだから」私たちは、この子音の長さを切り捨ててきました。

けれども、日本語の子音の言い方は、「子音と母音」が常にセットになって一つの音を構成する日本語独特の言い方であって、英語の子音の言い方とは違います。

この英語の子音の長さを聞き取れるようになるための練習プログラムは2016年6月5日から10月1日までのブログをご覧ください。

また、子音の長さの具体例は「S」についてはこちらのブログを、「L」についてはこちらのブログをご覧ください。



なお、川合メソッド2の説明、練習方法を営利目的に使用するのはご遠慮ください。


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高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。