母音の区別は、発音練習の一番最初に練習してください。母音の区別ができていない英語は、日本人にどんなにネイティブっぽく聞こえても、アメリカに行って、日本人の英語を聞いたことがない人の中に入ると通じません。
そういうことを知らないで、母音の区別のない英語でしゃべり始めてしまうとそのあと10年も20年も発音で苦労しますので、私は最初にそのことを皆さんにお伝えしたいと思います。
日本に来るネイティブが理解してくれても、herd も hard も同じ発音では、日本の外に出ると通じません。
母音の区別は一度習得してしまえば、2度と学びなおす必要はありませんので、ぜひ、最初に練習してください。
母音の区別は、慣れてくると、そんなに大変なことはありません。 会話の場合はよく出てくる言葉がありますので、だんだん口のほうでもその形を自動的に作るようになっていきます。
そのとき、耳でも、母音の特徴が出ていることをよく聞いて確認してください。 川合メソッドでは口の練習だけでなく、耳で聞く練習もしていきます。自分の発音に、その音の特徴が出ているかどうか聞くのも耳の力をつける練習なのです。
お手本に使う英文はなるべく標準的な発音を使ってください。 教材として吹き込まれた音声を使うと、よいと思います。 上級になると普通に話しているものも使いますが、初心者の場合は教材として吹き込まれた英語をお薦めします。その方が音の特徴が掴みやすいです。また、きれいな英語が身につきます。
勉強会などに行くと、みんなきれいな発音をしたいと思っているのがわかります。耳に心地よく聞こえるということは大事だと思います。
標準的な発音で練習しておくと、練習した文章だけでなく、次に違う文章の練習を始めたときも、前に練習した発音がそのまま役に立ちます。つまり、一つの英文で練習した発音が、たくさんの英文に使えるということです。癖のある英語で発音練習してしまうと、それができなくなります。
また、基本の発音は自分で身につけられますが、もし、教えてもらう場合には、自分の発音を公開している先生に習いましょう。 たとえ発音についての解説がきちんとしていても、自分が発音できないのでは生徒に正しく教えられません。 また、生徒の発音の良し悪しも聞き分けられません。 基本の音の発音、文章の発音、共に、公開できる先生に習いましょう。 生徒は高いお金を払って習いに行きますので、先生が発音を公開するのは消費者保護の立場から、当然です。
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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。
高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)
高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。 しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています) これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。 学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。
これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)
皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。 (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。
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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。 日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)
高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。
現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。
文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。 導入されれば教育現場は大変迷惑します。 中止する必要があります。 なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。
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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。
「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。 他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。
私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。
「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。 他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。 ベストセラーの著者という名声ですか。 それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。 この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか? もう英語教育とは関係ないことですか。 私は、とても困っています。
私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。 日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。 ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。 私の仕事の妨害をしないでください。
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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。