今日は、2016年8月10日のブログの再掲載です。
日本人が70年、日本語の短い子音で英語を話してきたとしたら、どんなに英語力の高い方でも日本語化した子音で英語を話している人はたくさんいるということです。
英語を職業として使っている人でもほとんどの人が日本語化した子音で話しています。 ですから、私は、英語のプロとして、職業で英語を使っている人にも、私のDVDを見ていただきたいと思っています。
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Rの練習はいかがですか? 「長く言う練習は、やりにくくてうまくできない」という方もいらっしゃるかと思います。 ただでさえやりにくいRの発音を長く言う練習をしていただくわけですから、考案者としては、もう少しやさしい練習をご提案できればよかった、と少し申し訳なく思っています。
でも、こういうRを練習していると、2,3か月たった時、普通のRはとても楽に発音できるようになります。 いつまでも、このやりにくい状態が続くわけではありませんので、ちょっと我慢して、練習を続けてください。
Rが終わりますと、この後、Mの練習で、子音の日本語化を直す練習はすべて終了いたします。 もう少しですので、頑張って練習を続けてください。
日本語だけ話してきた人には子音に長さがあるなど、思いもよらないことです。 アカサタナ・ハマヤラワ どれを言っても、長さのある子音など一つもありません。 ですから日本語を母国語とする人が長さのある子音で話そうと思ったら、やらなければならないことが2つあります。
一つ目は、
長さのある子音とはどういうものかまず、知ることです。 LNWRMF(摩擦音をFで代表しています)を長さを持って、言ってみることです。 長さのある子音というのはこういうものなのだと、言ってみて知ることです。
二つ目は、
長さのある子音を言える口の筋肉をつけることです。 これがないと、英語は、長さのある子音で話すと理解できても、実際に言えません。 今、長さを持ったRが言いにくいというのは子音の口の形を保持する力がまだないからですね。
「でも何もここまで長く言わなくてもいいのではないですか」と思うかもしれませんが、長く言う分、それだけ筋肉が鍛えられていると思ってください。 Fも同じです。
3の力で済むところを10の力を使って練習しておくと、3の力で言うことは楽にできるようになります。 私たちは一日中英語をしゃべっているわけではありませんので、練習で、筋肉を作って行く必要があります。
Rの発音は、単独で発音すれば、それほど難しくはありませんが、文章の中にあるRを口の形を保持して言うのはとても大変です。
それをするためにはしゃべっている途中で、Rが出てきたら素早くRの口の形を作って保持できるようにする力が要ります。 今より相当強い、口や舌の筋肉が要ります。
そのためにも、少し大げさな長いRを練習して力をつけておくと、何をしゃべっていてもRが出てきたらすんなり発音することが出来るようになります。
川合メソッド2は、基本編ではなく、実践編です。 テニスで言うと、素振りの練習から、実際にコートに出てボールを打つ練習をするようなものです。
どんな体勢で打っても、ボールがラケットのスイートスポットにあたるように練習していきます 文章中のどこにRが出てきても、すんなりRの発音が出来る筋肉をつけていきます。
大人で発音を習いに行く人たちで、RやFの発音の仕方を知らない人は、少ないと思います。 知っていても、実際にしゃべると通じないから習いにいらっしゃるのではないですか? 知っていても、しゃべると、その口の形で、音が出ていないから通じないのだろうと私は思っています。
長いRの練習は、文中にRが出てきた時、Rの口の形で、音を出せるようにしていく練習です。
やりにくいでしょうが、もう少し頑張ってみてください。 6月5日に初めて長いLを発音した時、やりにくかったと思いますが、今はもう普通にできるようになっていらっしゃると思います。 Rも続けていけば、だんだんそうなって行きます。 もう少し、我慢して練習してくださいね。
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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。
高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)
高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。 しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています) これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。 学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。
これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)
皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。 (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。
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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。 日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)
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先回DVDを撮影した時のことを少しかきました。 発音のDVDというのは、普通は、これから英語を学ぶ人が、使うものです。
けれども私は、今、実際に英語で仕事をしている人たちにも、見ていただきたいと思っています。 通訳の仕事をなさっていたり、留学経験があって、外資系企業などで働いている方々にも見てほしいと思っています。
なぜかと言うと私にはこういう経験があるからです。
私は過去に発音レッスンで、通訳の方にも、留学経験のある方にも発音をお教えしました。 どの方も、大変まじめで、私が何も言わなくても、自分から進んでたくさん練習を行うほど、熱心な方でした。それだけ真面目に努力をされるので、英語力も相当高い方達でした。
けれども発音すると、子音が、日本語化していました。 英語の子音でなく短い日本語の子音で、英語を話していました。 ですからレッスンでは、お手本との違いを聞いていただき、私のアドバイスに従って、直していただきました。
その時、私が思ったのは、「これほど熱心に勉強する方たちでさえ、日本語の子音の言い方で英語を話しているのだから、ほかの通訳の方々、留学経験者の方たちも、日本語化した子音で話している人は、たくさんいるのではないだろうか」ということでした。
私は、通訳など実際に英語を使って仕事をしている方々にも、DVDのLやWの発音を見ていただきたいと思っています。
子音の日本語化は非常に小さな音の違いですが、このことを知っているのと知らないのでは、自分の発音のわかりやすさがまるで違ってきます。
相手の聞きやすい、発音で話すのと、短い子音で、聞きづらい発音で話すのでは、自分の仕事の評価も違ってきます。
現在英語を使って、仕事をしている方々にもDVDのLやWの発音をぜひご覧になっていただきたいと思います。
「子音の日本語化」この小さな音の違いを知っているといないでは、自分の発音のレベルが、全然違ってきます。
私も中学生の時には、子音の長さは聞けませんでした。 でも、皆さんは、40年も発音練習しなくても川合メソッド2のやり方で練習すれば聞こえるようになります。 是非長さを持った子音で話せるようになっていただきたいと思います。
Rはやりにくい練習で、本当に申し訳ないですが、様々な生徒さんを教えて来て今、私が思うのは、日本人は英語の発音に関しては、「口の形を保持する」という練習が苦手です。 (だから母音もブツブツ短いですね) 日本人がやりやすい練習ばかりしていると、日本人が苦手なことは、いつまでも克服できませんので、少し我慢して、長いFやRの練習をつづけてください。
====子音を長く言う「川合メソッド2」=========
8月7日から9月3日までの練習内容
簡略腹式呼吸(水道管呼吸法) 4秒 x 5回
「オーイー」を5回、唇に力を入れてつなげて言う練習
Lの練習(2) 長いLで例文を言う 3回
Wの練習(2) 長いWで例文を言う 3回
Nの練習(2) 長いNで例文を言う 3回
Rの練習(1) 普通のRで例文を言う 5回
Rの練習(2) 長いRで例文を言う 5回
Fの練習(1) 普通のFで例文を言う 5回
Fの練習(2) 長いFで例文を言う 5回
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なお、この練習「川合メソッド2」を営利目的で使用することはご遠慮ください。(皆様にそのようなお願いをする理由はこちらでご覧いただけます)
(例) 出版、発音セミナー、発音レッスン、発音講座、発音訓練 等々。
学習者どうしの情報交換は歓迎します。 どんどん行ってください。
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私の2冊目の本「続・英語発音、日本人でもここまでできます。」(緑色の本)を購入された方で、CDトラック6,13,18,19にある生徒さんと私の子音の長さの比較がよくわからない方は下のブログを参考にしてください。
2016年7月3日のブログ 子音を長く言う「川合メソッド2」「L」の練習 4週間後 (長いSの例)
2016年9月1日のブログ RとFの練習 1か月後 マライア・キャリー (長いLの例)
2015年2月1日のブログ 「続・英語発音、日本人でもここまでできます。」付属CDトラック6 例文 Where's my bag? 川合典子には生徒のWの発音はどう聞こえたか。
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ここから先は、毎回掲載していることです。「なぜ毎回同じことを掲載するのか」その理由については、こちらのブログをご覧ください。
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英語教育について
文部科学省の英語教育の方針は、効果がありません。
1)現在、高校生が行っている「英語で授業」は効果がありません。 (理由はこちら)
2)「CAN-DOリスト形式」は効果がありません。 (理由はこちら)
3)「4技能」は効果がありません。 (理由はこちらとこちら)
4)現在、小学校の英語教育で子供たちが話しているのは、英語の発音ではありません。 (理由はこちら)
5)大学教育を英語で行うと日本の学問は壊滅的な打撃を受けます。 (理由はこちら)
以上の理由により、文部科学省の方針は効果がありません。
「発音」、「語順」、「英語で考える」、それぞれを習得する方法は2015年10月19日のブログ「川合式英語学習法」をご覧ください。
これは全部私自身がやってきたことです。 こうすれば、生徒たちは必ず通じる英語で話すようになります。
英語で考える指導法を提唱する人たちのように、「自分は日本語訳を使ったけれど、生徒たちは使うな」というような、誰も実際にはやっていないような指導方法ではありません。 私は全部自分でやっています。
「英語で考える」を提唱した松本亨氏の主張について
松本亨氏の「英語で考えるためには日本語訳を使ってはいけない」という主張は2006年、私の子供たちが全文和訳でバイリンガルになった事実によって否定されました。
「英語で考える指導法」は詐欺である可能性が高いです。
松本亨さんの書いた「英語で考える本」「英語で考えるには そのヒケツと練習」という本に書いてある練習をしても英語で考えるようにはなりません。(2月4日のブログ「英語の思考活動」、3月1日のブログ「先生の宿題のプリント「英語で考える」ってどういうこと?」を参照してください)
英語で考える指導法を掲げる英語学校FORWARDの指導者、石渡誠さんは、松本亨さんの「英語で考える本」「英語で考えるには −そのヒケツと練習−」という本で勉強すれば英語で考えるようになると2017年1月19日のブログで言っていますが、この2つの本で勉強しても、英語で考えるようにはなりません。 26年、この方法を教えてきたと書いていますが、26年も効果のない方法を教えてきたというのは驚きですね。
私は、この件について、松本亨さん(著作を含めて)以外の固有名詞を入れることをずっと避けてきました。 けれども、石渡誠さんの2017年7月30日ブログの冒頭の
日本の英語教育界もようやく変革の時が!英語を英語で教えるということが、中高でも広まってきています。良いことですが、
という部分を読んで、明記することにしました。 日本中の高校生を犠牲にしておいて、まだこういうことを言っていることに怒りを覚えました。 文部科学省でさえ、もう、中学校の英語の授業を英語で行うとは、言わなくなったのに、と思いました。
石渡誠さんは、アラビア語をアラビア語で教えられたら、アラビア語が堪能になるのでしょうか? それを自分で証明してから、「英語を英語で教えること」を提唱してください。
石渡誠さんは、26年間も授業料を取って、「効果のない方法」を「効果がある」と偽って教えてきて、謝罪も損害賠償もしないのですか? そうやって、「何を言っても何の責任も取らなくていい」と思っているから、いまだに「英語を英語で教えるのが良い」などとおっしゃるのでしょう。
でしたら、ご自身がアラビア語をアラビア語で学んで、アラビア語が堪能になるかどうか示してください。 それが出来ないのであれば、「英語を英語で理解する指導法」が間違っていたと認めてください。 そういうけじめをつけないからいつまでも「英語を英語で理解する」などという指導法を主張し続けるのでしょう。
日本中の高校生が迷惑していますので、自分もできない指導法を提唱するのはやめてください。
自分の商売のために子供たちを犠牲にするのは、もうやめてください。
Je suis Charlie. と母国語で言うフランス人が I am Charlie.という言語を学ぶとき、母国語の意味を参考にしていないはずはないでしょう。 日本人は誤った指導法を50年も信じて、大きく後れを取りました。
私は、英語で考える指導法の提唱者が、「Freedomを日本語に訳すとニュアンスが分からなくなるから英語のまま言わせる」とブログに書いているのを読みました。 でもそれでは何も教えていないのと同じです。
生徒から、アメリカ人にとって自由というのはそんなに大事なものなのですか?と質問されたら、アメリカ史がご専門の先生なら、「建国の歴史を勉強してみるとその理由が分かってきますよ」とお答えになるでしょうし、時事英語がご専門の先生なら、ニュースの中から、アメリカが個人の自由を制限する国に対して、非常に厳しい外交政策をとり、しかも大多数の国民がそれを支持しているというニュースを選んで、生徒と一緒に勉強していくでしょう。
Freedomを日本語に訳さずFreedom. Freedom と生徒に言わせる、などというのは何も教えていないのと同じことです。
それは、次のような例を想像してみるとよくにわかります。
もし、アメリカで、日本語を学んでいる生徒が「日本の武士道とはなんですか?」と教師に質問した時、「日本人にとって武士道が、どういうものなのか知りたかったら、武士道を英語に訳さず、日本語のままブシドウ、ブシドウといいなさい」 などと指導する教師は一人もいないでしょう。
仮に先生が「これが、日本語を日本語で理解する指導法だ」「日本語で考える指導法だ」などと言っても、生徒はばかばかしくてする気にもならないでしょう。 保護者からは「まじめに教えろ」と言われるでしょう。
これが英語で考える指導法の正体です。
教える方は何も教えていない。
学ぶ方は何も学んでいない。
これが英語で考える指導法の正体です。
だから私はこの方法は詐欺だと言ったのです。(こちらのブログ)
以前、この「英語のままFreedomと言わせる」と言っていた学校のブログで、車を売って受講料を払って学んでいるという生徒の例が紹介されていました。 それほどの高額の授業料をとって、「だますつもりはなかった」「知らなかった」では済まないです。
詐欺は犯罪です。
詐欺は、刑法で刑罰が定められている犯罪です。
また、そのブログで、英語で考える指導法をする人々が、生徒の英和辞典を取り上げたり、生徒に英和辞典を窓から捨てさせたりする、ということも読みました。 中には最後まで生徒に英和辞典を返さなかったこともあったそうです。
「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」を読んでいただくとわかりますが、英語のわからない生徒にとって、英和辞典は命綱です。 英和辞典があるから、英語の意味が分かるようになります。 これを取り上げるなど、間違った指導法を盲信する指導者の誤りです。 英和辞典を取り上げれば生徒の英語力が上がるなどということは絶対にありません。
この詐欺商法を、中学や高校に持ち込んだのが文部科学省の「中学、高校の英語の授業を英語で行う方針」です。
だから、私は、「学校で詐欺を行わないでください」と申し上げたのです。
税金を詐欺に使わないでください、と申し上げたのです。
高校英語教育はいまだに詐欺ですね。
学校で詐欺教育をするために、車一台売るどころではない、莫大な税金が使われています。
早くやめてください。
高校時代は、高校時代にやらなければならない訓練があるのです。
複雑な英語を読み始めるときにどうしてもやらなければならない訓練があるのです。
この時を逸すると、取り返しがつかないのです。 高校生がかわいそうですから、「学校で詐欺」はやめてください。
発音練習について
私がフォニックスやチャンツで「発音を学ぶこと」に賛成できない理由は、2つあります。
一つは、アメリカ人の子供が行っている方法では、日本人の短い子音は直せない、ということです。
もともと長い子音で話している(あるいは、移民してアメリカに行った子供はこれから大量にネイティブの長い子音を聞いていく)子供たちが行っている方法では、日本人の短い子音を直す練習にはならない、ということです。 日本人の発音の問題は、日本語を母国語とするからこそ起こってくる問題ですから、英語を母国語とする人たちが行っている方法では、解決できません。
もう一つの理由は、チャンツやフォニックスでは、音だけに100%の注意を集中できないということです。
チャンツは音楽に合わせて発音します。
フォニックスはつづり字と発音の関係を勉強するものです。
私の友人の子供達もアメリカでフォニックスをやっていましたけれど、発音の仕方を学ぶというより、(彼らはもう発音はできてましたから)単語のつづり字を見てどう読むのか練習していました。 そうすると、これらの方法は発音だけに集中して、音を聞く練習ではないのです。
音楽を聞きながら、あるいは、発音とつづり字の関係を学びながら発音練習するわけです。
これですと、100%音に注意して発音を聞いているわけではありません。 その程度の注意で発音を聞いても日本人の子音が短いことには、気づけません。 何といっても子音の日本語化は日本人が70年聞けなかった音の違いです。 初期の学習者は、英語を読めるようにすることより、正しく発音できるようにすることのほうが大事です。
私の生徒さんは100%の注意で発音だけを聞いて練習してきますが、それでも自分の子音が短いことに気づけない場合があるので、私がレッスンで、アドバイスします。
100%の注意をもってしても聞けない音を、音楽やつづり字など、ほかのことに注意を分散していてはとても聞けるようにはならないのです。
ですから、日本人が発音を学ぶときは、自分の注意を100%音に集中して学ぶ必要があります。 ゆえに、発音を習得するためには、チャンツやフォニックスは勧められないと私は思っています。
どちらも文部科学省ご推薦の教材だそうですけれど、私は、「発音習得の方法」としてはお勧めできません。
日本語は英語とは、音の体系が違います。 日本語は子音と母音が常にセットになって一つの音を構成します。 ですから、日本語を母国語とする人は、子音を単独で発音する練習をしなければなりません。 それも、日本語の子音のように短く発音してすぐ次の音に移ってしまう発音の仕方でなく、長さを持った子音を発音できるようにしなければなりません。 ですから、まず最初は、100%の注意を音に集中して、今まで聞いたことのない言語(英語)の発音を聞いて下さい。 慣れ親しんだ日本語の音の世界から出て、今まで知らなかった音の世界に入ってください。 100%の注意を集中して、日本語にはなかった音を聞けるようにしてください。 聞けるようになれば、発音できるようになります。
どこを聞くかは、「続・英語発音、日本人でもここまでできます。」(緑の本)に書いてあります。
どう発音するかは、「英語発音、日本人でもここまでできます。」(赤い本)付属DVDで説明しています。
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何度もお願いしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。
「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。 他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。
私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ(2017年7月16日)、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて(2017年7月19日)、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 特に赤い本「英語発音、日本人でもここまでできます。」(DVD付き)に対する妨害がひどいです。
「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。 他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。 ベストセラーの著者という名声ですか。 それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。 この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか? もう英語教育とは関係ないことですか。 私は大変困っています。
私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。 日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。 ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。 私の仕事の妨害をしないでください。
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