川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

大学教育を英語で行うこと(6)最終回

息子がアメリカの高校にいた時、夏にサマーコースというのがありました。
アメリカの夏休みは6月20日くらいから9月の初めまであります。

その期間、午前中4時間毎日授業を受けて、一年授業を受けたのと同じ単位がもらえます。
息子は一年生を終了した夏休みに「生物」の授業をサマーコースでとりました。  生物は難しい単語がたくさん出てきて、それを暗記しなければなりません。  英語が母国語でない高校生は、それを通年科目でやっていると、テストの時、生物の勉強に時間をとられてしまうので、サマーコースで生物を学習するようアドバイスされます。

これは相当きつかったようで、終わって12時過ぎに車で迎えに行くと毎日ぐったりして、校舎から出てきました。  毎日4時間、日常生活では全くなじみのない生物の用語を山のように勉強しなければならなかったので、本当に死にそうだったようです。

けれども夏休みに2か月間、集中して勉強すると、一年分くらいのその科目の学習ができるということです。

先に私は、息子が化学の授業をどう勉強して行ったかを説明した時に

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授業内容を考え、理解することは全部日本語でしました。 そして、それを英語でどうあらわすかを最初は勉強していきました。    これは、娘も同じでした。  「考えること」「理解すること」は、日本語でする。  つまり、学習は日本語(母国語)でするのです。  それを、英語でどうあらわすかを最初は勉強して行った。ということです。  
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と書きました。


であれば、大学生がその年に勉強した専門分野の内容を今度は2か月くらいのサマーコースで、英語でどう表現するかを訓練して行けばいいと思います。

先に、皆さんに

  言語  事柄  理解
1.O   ×   O
2.×   O   O
3.×   ×   ×

という表を見ていただきました。

学期中は(1.)で母国語で授業を行います。  その分野の学習内容を学生が母国語で十分理解した後、サマーコースで、理解した内容を英語で表現できるようにしていきます。これは(2.)のタイプの学習になります。

サマーコースでは新しい内容は教えないで、習ったことをどう英語で表現するかを学ぶことに目標を絞って行います。  つまりこれは学生たちの専門分野の英語集中コース、英語のトレーニングです。  目的は専門分野の英語の習得です。

英語で、「自分が今年日本語で受講した専門分野の授業と同じ専門分野のレクチャー」を「聞き」、英語で「話し」合う。  英語の本を「読み」英語で話し合ったり、英語でレポートを「書いたり」する。  こうやってその分野で、日本語で学んだことを英語で理解、表現できるようにしていきます。  

たぶん息子のサマーコースのように午前中だけでは足りないので、午前と午後、一日を使っていくようになると思います。  また学生は、土曜日も予習、復習に追われるとは思います。  学生は2か月くらい、専門分野の英語だけの環境で勉強します。

すべての学生が参加する必要はありません。  英語で表現することが必要な学生に行えばよいものです。  ですから一つの大学で実施するのに、教える人材の確保や費用の点で問題があれば、いくつかの大学が合同でおこなう、とか県や国の補助を得るとかすれば、出来ることだと思います。  

その場合、行う施設については、2015年4月20日の日本経済新聞で、東京都が英語村を建設しているという記事を読みました。  これは小、中、高校生のためのものだそうですが、もし、そういう施設を、その期間だけ大学生に利用させてもらうことが可能であれば、施設については、それも一つの方法だと思います。

大学は英語に慣れるために行くところではありません。  学問をしに行くところです。  学問と英語、この二つは分けて考えた方が、私たちの子供たちの能力を伸ばせると思います。

ただこの場合も中学生で、ほぼ完ぺきな発音を習得し、(やり方は2015年4月17日のブログをご覧ください)高校生で、語順の通り英語を処理する訓練(やり方は2015年8月2日のブログ9月28日のブログをご覧ください)をしていることが前提となります。

発音が通じなければサマーコースで何をやっても無駄です。  語順の通り考えられなければ、講義を聞いても(リスニング)すぐに理解するのは難しく、本を読む(リーディング)スピードも上がりません。

中学、高校での英語学習をきちんとしていることが、前提となります。

また、現在では、大学はいろいろな学期の取り方をしているようですので、長期休暇が必ずしも、夏期にならない大学もあるようですので、その点は各大学が柔軟に対応されたらよいと思います。

ただ、日本語で、その講座が終わってすぐに、その科目の英語集中コースを行うというタイミングは変えられません。

私たちがニュージャージーから帰国した後、アメリカの高校生が受けるSAT(日本の統一テストのようなもの)の内容が変更になりましたので、私は今の制度についてはよく知りませんが、あのころはSATにはサブジェクトテストというのがありました。  その名の通り、各科目ごとのテストです。

高校生の間では、サブジェクトテストは、その科目の授業が全部終了した時に、間をおかず受けるのがよいとされていました。  終わってすぐなら、内容もよく覚えているからです。  それと同じで、その講座の英語集中コースは学生たちがその講座の内容をよく覚えている間にするのが、最も効果があります。  忘れた頃に英語でやっても、効果は期待できません。



私がこの原稿を書き上げたのは2月でした(書き始めたのは昨年12月です)。  2月17日の日本経済新聞29面の「英語で授業へ 教員鍛錬」という記事を見て私は、驚きました。

その部分だけを引用させていただきます。

早稲田大は、1月29日、英会話学校のベルリッツ・ジャパン(東京・港)の講師を学内に招き、教員が英語で授業を進めるための研修を開いた。  一方的な講義形式ではなく、学生同士で議論などをさせるアクティブラーニング(能動的学習)型の授業を想定。  名前を知らない学生を指名する場合に、例えば、「赤い服を着たあなたの意見は?」との英語表現などを12人が学んだという。

レッスンの参加者は2月末からは約2週間、米国の大学に出向き、研修を通じて指導力をさらに高める。  これまでも海外の大学での研修を実施してきたが、現場の授業についていけない教員も多いため今年初めて事前レッスンを開いたという。



私はこれを読んで、驚きました。

「赤い服を着たあなたの意見は?」も英語で言えない人が、2週間アメリカの大学で、研修を受けても、大学の授業を英語で行えるようにはなりません。  仮に授業をおこなったとしても、そういう英語で授業を受けても大学生の英語コミュニケーション能力は上がりません。  (ましてや発音は全然だめでしょう。)

はっきり申し上げて、これから英語や英会話を習うような人が、大学の授業を英語でやっても、まったく学生の英語力向上には役に立ちません。  (こういう英語を聞かされる大学生が気の毒です)

学問の世界ではある現象を言うときに、研究者が決まって使う表現方法があるのです。  決まって使われる単語や文があるのです。  それは、専門用語というほどのことでは無くても、同じ研究をしている人々はそれを聞くと「ああ、あのことだ」とすぐにわかる表現の仕方があるのです。  同じ現象でも、日本語から直訳したような英語では何のことを言っているのかわからないことがあります。  研究者同士誰でも「ああ、あのことだ」と分かるような英語の使い方は、その学問を英語で学んできた人たちはみんな知っていて、当たり前に使っています。  「顔を洗う」「歯を磨く」という表現と同じように、研究者は当たり前にそういう英語で、話しているのです。  それも知らないで、先生が英語の研修を受けたところで、その学問を英語で講義できるようにはなりません。  そして、そういう英語で講義を受けた学生は、ますます、その分野の英語が通じなくなります。  

大学教育関係者が、「大学教育を英語で教えることが、英語の講習会や2週間の研修を受けたぐらいで出来ると思っていること」に私は、非常に驚きました。  

このシリーズ第一回目から何度も申し上げていますが、昨日まで使っていなかった言語で、大学の学問をするのは無理です。  それは教師も生徒も同じです。  特に大学の英語の講義はその分野を英語で学び研究してきた人でないと適切な英語での講義はできません。

こういう英語で授業を行うよりは、私が述べた、講座終了後の英語集中講座でその専門分野のネイティブの先生から集中して学ぶ方が、大学生の英語コミュニケーション能力ははるかに上がります。  学生たちの耳に入る英文にも発音にも問題はまったくありませんし、学問の水準も保てます。

この方式を行う場合、人材の確保が難しいとは思いますが、通年でなく夏期の8週間くらいでしたら、英語圏から来てくださるその分野の専門家の先生はいると思います。  またレクチャーは先生方でないと無理でしょうが、ライティングなどは、違うやり方も可能だと思います。  

基本的な英語の論文の書き方を先生からきちんと習う必要があるとは思いますが、最初から英語で論文を書くことは出来ないと思います。  日本の学校では、アメリカ人が小学校の時から習うエッセイ(小論文)の書き方も、習っていませんので、最初は、まず、ファイブパラグラフエッセイの形式や、Persuasive Essay(説得するための小論文)やExpository Essay(解説をするための小論文)の書き方について、アメリカの高校の先生に来ていただいて習った方がいいと思います。  これは、先ほどの図(言語、事柄、理解の関係)で言うと、事柄を初めて習うタイプ、つまり事柄が(x)のタイプですので、言語がわからなければ理解できませんので、日本語通訳をつけて学生が直接、エッセイの書き方を教える先生から学ぶ方がいいと思います。

英文エッセイ(小論文)の書き方についてよく知っている日本人の先生が、教えた方がいいのではないか、という意見もあるかもしれませんが、日本語で「英文エッセイの書き方」について書いてある本を読んだ知人から、「難しくて、よくわからない」という感想を聞きました。(日本語の本です)  

それで、私も、いくつか読んでみましたが、とてもわかりやすく書いてある本もありましたが、中には、大学の、かなり名前が知られた先生が書いているのに、「著者であるご本人は本当にPersuasive essay の組み立て方を、知っているのかしら?」と思うような本もありました。  まるで、「エッセイの書き方について、原書を読んだけれど、よく理解できないまま日本語で、英文エッセイの解説本を書いたのではないかしら」と思うような本でした。  見本となるエッセイを載せて、解説していらっしゃるのですが、もう一人の知人にも読んでもらったところ、「Persuasive essay の書き方(つまり、パラグラフの構成の仕方)については何にもわかりませんでした」とのことでした。(アマゾンのレビューで評価が高かったので、2度びっくりでした。)

英文エッセイは、パラグラフの組み立て方の原理さえきちんと教われば、そんなに難しいわけではありません。  そういう意味では、アメリカの高校で毎日、生徒にエッセイ指導をしている先生に来ていただいて、直接説明してもらう方が、大学生はエッセイの書き方を、よく理解できると思います。

基本を学んだあと、実際に何回も書いていくときに、文章を直してもらうのは、まだ初歩のレベル(下の*注*を参考にしてください)の英語になりますので、そういうことに優れている、ネイティブの優秀な大学生に、グループに入ってもらって、指導してもらうのもよいと思います。  アメリカの高校でカウンセラーが推薦してくれたピア・チューターのようなものですね。  

(*注*)書くこと、というのは、いきなり書かせても、複雑なことは書けません。  そういう分野の本をたくさん読んで行くことによって、複雑な表現を使って、正確に書けるようになります。  いくら日本語から訳す練習をしても、実際にそういう事象がどういう英語表現で表されるかを、たくさんその分野の本を読んで知って行かないと、書けません。

あくまでも、学問のレベルでのライティング指導ですから、その力を持っている同じ分野を専攻する大学生に、来てもらう必要があると思います。  アメリカの高校で教えた帰国生から、「日本人の私が、ライティングを指導した高校生もいた」という話も聞きましたので、指導は、きちんと教えられる大学生を選ぶことが必要だと思います。

さらに、そういう大学生にディスカッションなどにも入ってもらえば、日本の大学生が刺激を受けることもあるでしょう。

ただ、アメリカでは、大学によっては、優秀な学生は夏休みも講座をとったり、インターンをしたりして、学校に残っている場合が多いとも聞きましたので、指導できる優秀な学生が確保できなかったら、やはり先生に指導していただいた方がいいと思います。

そういう夏休みのアメリカの大学生の様子については娘から聞きました。  娘は大学生の夏休み、スタンフォード大学で夏期講習を受けてきましたが、夏休みも、サマーコースをとっている学生たちの勉強量の多さに驚いていました。(夏期講習だけならTOEFLがその大学の定めた点数を満たしていれば、ハーバードでも、スタンフォードでも、どこの大学でも受けられます)  


「赤い服を着たあなたの意見は?」も英語で言えない人が英語で講義をするより、その分野のネイティブの先生による専門分野の英語集中トレーニングの方が学生にとって、ずっと効果があります。

私は中学、高校の英語の授業では、音声の教材を上手に使えば、ネイティブの先生がいなくても子供たちに高い英語能力を身に付けさせることは十分可能だと思っています。  けれども「大学の授業を英語でする」場合は、ネイティブ、あるいはネイティブレベルの日本人の先生(その学問を英語で学んだ先生)でなければ無理だと思います。    

会話学校に行って、英会話を習っているような先生に大学の授業を英語でしてもらっても、ほとんど学生の英語力は上がりません。  実際に私は、友人から「OO大学の先生が、英語で授業をするために、私が行っている英会話学校に習いに来ているの」と聞いて、驚いたことがあります。

英会話を習わなければ英語が話せないような先生が大学の学問を英語で教えるのは無理です。  日本語で考えてみてください。  外国から来た大学教授が、日本人に、「赤い服を着た学生に意見を聞きたい時は“AKAI FUKUWO KITA ANATANO IKENWA ?”と言えばいいんですよ」と教えてもらっているのを見て、皆さんはその外国人の大学教授が、日本語で法学の授業ができると思いますか?  そんな片言の日本語で、大学の授業などできない、と思うのが普通でしょう。

大学教育において「赤い服を着たあなたの意見は?」も英語で言えない先生が英語で講義をするということは、学生にとっては、片言の英語しか話せない先生に英語で講義を受けるのと同じです。(2週間アメリカで研修をしても、英語のレベルは変わりません)

皆さんのお子さんは、高い授業料を払って、片言の英語で、大学の授業を受けていることと同じです。  こういうことが現実に大学で行われているということ自体、恐ろしいことだと私は思います。

英語教育の専門家からもなぜ、これについて、危惧や疑問の声が上がらないのだろうと思いました。  英語教育の専門家なら、「赤い服を着たあなたの意見は?」も英語で言えない人が2週間研修を受けても、「英語はしゃべれない」と即座にわかります。

そういう英語を現在、大学生が授業で聞かされているということ自体、信じられないことです。

文部科学省が奨励しているグローバル化に対応した大学教育というのはこういう教育なのでしょうか?

大学教育を英語で行えば、

学問の内容は半分も学生に伝わらないでしょう。

学生の英語コミュニケーション能力については、

新しく学ぶことをネイティブの先生に流暢な英語でしゃべられても理解できませんし、英会話を習っているような日本人の先生に英語で授業をされても、おかしな英語ですから、英語コミュニケーション能力は身に着きません。 

その結果、学問も、英語もどちらもつぶれます。


6回にわたって「大学教育を英語で行うこと」について書いてきましたが、
結論は、

大学教育において

(1)学問については

日本語で学びます。

(2)英語については

その専門分野のネイティブの先生の英語集中講座で学びます。

(1)は学生が100%理解できますし、(2)はわかっていることを英語で学ぶわけですから、学生たちの理解のスピードは速いですし、ネイティブの先生ですから、英語としても、100%問題はありません。  おかしな英語を聞かされる心配もありません。

難点は、学生が、夏休みも勉強しなければならないことですが、娘の話を聞くと、そういう学生は、アメリカにもたくさんいるようですので、問題はないと思います。  全員が参加しなければならないわけではありませんので。

以上です。

大学教育については、明日、短く補足をします。

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「言語と思考」の関係についてはいろいろな説がありますが、私はこちらのブログに書きましたような考え方に基づいて、「大学教育を英語で行うこと」のブログを書きました。 「思考が先で、言語はその思考にまとわされるだけ」という考え方では、「言語で思考の伝達」はできません。  言葉を聞いて、思考を構築できるからこそ、「伝える」「伝えられる」という双方向の伝達が可能になります。

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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)



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何度もお願いしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 


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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。