発音練習
練習開始より一週間たちました。 長くLを言うことに少し慣れていただけましたでしょうか? あるいは、まだ、慣れないという方もいらっしゃると思います。 単語の最初のLを長く言うことによって、リズムが少しとりにくいですね。 でも、だんだん慣れて来ま…
練習を始めて3日目ですが、いかがですか? Lの練習(2)は、Lが長くなることによって、リズムがとりにくくなりますので、まだ、言いにくいと感じていらっしゃる方は多いと思います。日本語にない音で、今まで耳に聞こえて来ても、無意識にはじいてしまっ…
今日から「子音の日本語化を聞き取り、自分も日本語化しない子音で話せるようになる練習」を始めますが、最初に大体の予定をお知らせいたします。このセミナーでは、著書「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」第3章にあげました日本語化する子音…
昨日、ブログで公開しました被験者、沢さんの「練習前」「練習後」の発音の比較はいかがでしたでしょうか。 この比較をお聞きになった方の中には「全く別人のような発音ですね」とおっしゃった方もいました。 日本語化しない子音で話す舌の力、口角・唇の力…
前回、連載いたしましたブログ「大学教育を英語で行うこと」(1)〜(7)は皆さんのお役にたちましたでしょうか?私は18年間にわたり、日本とアメリカを往復して育つ子供たちの言語習得をそばでずっと見てきました。 その間、体験した事実に基づき、英語…
現在連載中の「大学教育を英語で行うこと」は皆さんが、大学教育と英語を考える際にお役にたてばよいと思っています。 連載回数は6回で、最後に補足が1回入ります。 終了は5月を予定しております。その後、6月より、「子音、L,N,W,R,F,Mの長…
9月4日のブログで英語のLの発音と日本語化したLの発音を、子音の部分を拡大して聞いていただきました。今日はF、M、N、の子音について拡大して聞いていただきます。まず、Fの発音です。 Fight という単語を使い、最初に英語の子音の長さを拡大して発…
前回のブログ「わが子の英語力を上げたかったら、文部科学省がどのような方針を打ち出そうと、中学、高校の英語は日本語で学習させる」(4回シリーズ)は、皆さんのお役に立ちましたでしょうか。「中学、高校の英語の授業を英語で行う」方針は、実施、2,3…
発音練習をしてもなかなかうまく発音できないと、人は、「自分はもっと発音するときの口の形を詳しく学ばなければならない」と思って、どんどん細かい口の形に関する情報を求めていきます。けれどもこれは、発音習得を行う上では、かえって逆効果となります…
私は2冊目の本「続・英語発音、日本人でもここまで出来ます。」で、生徒さんと私の発音の違いを説明しました。 いずれも音の微妙な違いなので、読者の皆さんは「こんな微妙な違いを直すことに何の意味があるのか」と最初は思われたことと思います。けれども…
今年の年末年始のお休みは長いですから、この時期を利用して、発音の練習をしよう、という方もいらっしゃると思います。 そこで、年末のご挨拶よりも、発音練習のコツについてお話ししたほうが、皆さんにとっては役に立つのではないかと思いました。 それで…
英語の早期教育に対する誤解については3回で完結させる予定でしたが、最後が少し長くなってしまいましたので、今日と明日の2回に分けてお話ししようと思います。11月13日のブログで私は、「英語を習っている小学生の文章の発音を聞くとネイティブの子…
私の3冊目の本「帰国子女に見る世界に通用する英語力の育て方」という本が売れるにしたがって、一冊目の本「英語発音、日本人でもここまで出来ます。」を買う方が増えてきています。 と、出版社の方からお聞きしました。私はとてもよかったと思っています。…
皆さんにとって、「子音の日本語化」というのは聞きなれない言葉だと思います。 どのような現象をいうのかは私のホームページで「通じない日本人の発音」という題でご紹介しています。子音の日本語化が日本人の英語を聞きづらくしていることはもうずいぶん前…
太平洋側は晴天が続いて空気が乾燥しています。 気温も低いので、発声練習を行う時、のどに負担がかかる気がします。 ここ数日、私は熱いお茶を横に置いて時々飲みながら発声練習をしています。発声に使うのど、鼻などはデリケートな部分ですので、痛めない…
昨日は、発音練習は100%注意を集中して音を聞いてください、と申し上げました。 まず、自分が音が聞けるようにならないと正しい発音でしゃべれないからですね。 発音を習得する場合、音が聞けるようになるのはとても大事なことです。100%の注意で聞…
もともとシャドウイングは発音を習得した人が聞きながらしゃべるという「2つのことを同時に行うこと」を訓練するために使われる方法だったのではないでしょうか。 これから発音を身に付ける人のための練習方法ではなかったのではないでしょうか。 シャドウ…
昨日は「リズムやイントネーションは文全体を聞いて初めて把握できるものだ」と説明いたしました。音の強弱、緩急(リズム)、高低(イントネーション)は、すべて比較の問題なので、全体を聞いて初めて決まるものだとお話ししました。これをわかりやすく説…
最初にシカゴに赴任した時、息子は1歳半から小学校1年生終了まで6年間、滞在しました。 2回目にニュージャージーに赴任した時、娘は小学校5年生から中学3年生まで滞在しました。 子供たちの英語習得の様子を見ていて思うのは、子供はリズムを身に付け…
新年、明けましておめでとうございます。 本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。今年は「発音は自分の耳で聞いて習得するもの」という、新しい常識が浸透していく年になったら、いいなあと思っています。今年最初のブログは音声で聞いてください。まず…
今年も一年間、ブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。戦後、新しい教育制度のもとで、みんなが英語を学ぶようになって60余年、日本人は英語の子音を日本語の子音にすり替えて発音していることに、気づかずに来ました。 自分は正しい発音…
8月から私は、「日本人の発音が通じないのは、正しい発音の仕方を知らないからではなく、習ったはずの発音が会話になると日本語の子音の言い方にすり替わるからだ」と解説してきました。 これについてはホームページの「通じない日本人の発音」http://creat…
私は昨日のブログの最後で、「細かい音の違いは重要ではない」と思っているとそれを聞きわける努力をしないので、どんどん細かい音を聞きわける力はなくなって行きます、と書きました。私が発音練習を始めたころ、中学生が読めるような詳細な発音の解説書は…
私は11月14日のブログで、練習の初期になかなかお手本のように発音できない時期の練習の仕方について次のように書きました。口が思うように動かなくて、お手本とそっくりに言えない期間中もお手本を良く聞いて「最終的にはこういう音が出るようにするん…
スピードを上げたり、滑らかに言おうとして落ちる音は、たいてい日本人が苦手な発音です。 そういう音は意識して毎回きちんと発音しないと、上級になった時に、聞きにくい発音のまま残ります。 ですから、生徒さんには「お手本で聞こえる音はいつでも、必ず…
私はニュースや映画、ドラマ、ラジオ番組などたくさんの英語を聞くようにしています。 いろいろな場合に言われる英語をたくさん聞いていると、分かってくることがあります。 それは、どんなに細かい音でも落としてはいけない音があるということです。 どんな…
練習を開始して3年くらいたった生徒さんに、レッスンでいろいろな日本人の方々がしゃべった英語の発音を聞いてもらうことがあります。 そして、「この発音のどこを直したらいいと思いますか?」とお聞きすることがあります。そうすると、よく練習してきた生…
ものは単独で、存在しているとその特徴がつかみにくいですが、比較する対象が出来た時、特徴が把握出来ます。 私のところに初めて発音を習いにいらした方は「日本語に癖(くせ)なんかあるんですか?」と不思議そうな顔をします。 日本語だけしか知らなかっ…
「何でも先生が教えてくれる」と思っている生徒にアドバイスするのと、「発音は自分で似せていくもの」と思っている生徒にアドバイスするのでは効果がぜんぜん違います。 これは、「自分で発音を直してください」といわれた生徒を教えた事のある教師でないと…
私も生徒さんを教えていますからアドバイスをすることは役にたつことだと思っています。でも私の考え方は生徒には音は聞けないから私が聞いて直す、ということではありません。 学習する人が、自分で自分の発音を直さなければいけない、誰も教えてくれない、…